小麦アレルギー経口負荷試験・うどん0.6gで挑戦!経口免疫療法へ(5歳前半)

PVアクセスランキング にほんブログ村

警戒心が強い小麦アレルギーの息子は、私の心配とは裏腹に早い段階で、
「うどん0.3g」を スムーズに食べられるようになっていました。

前回の小麦アレルギー経口負荷試験(うどん0.3g)から、1ヶ月半ほど経過していました。

うどん0.3gの挑戦!小麦アレルギー経口負荷試験。増量の不安と向き合う(4歳後半)

2018/09/26

経口負荷試験の予約はお早めに。

経口免疫療法で食べていた「うどん0.3g」

そろそろ次の負荷試験の予約を…と電話した時には、ザ・失敗!
病院の混雑レベル、年末に向けて混雑シーズン、という予約の取りにくさを失念していました。

予約できたのは2ケ月先。その間、うどん0.3gで経口免疫療法を続けました。

年が明けて2019年。2か月が経ちました。摂取量(経口免疫療法)の増量を目指し、約3か月半ぶりの経口負荷試験に臨みます。

全国的に混み合う、アレルギー経口負荷試験。ご予約はお早めに!

負荷試験直前の診察まで分からない!「摂取量」に備えて

「0.4g」でも「0.5g」でも「0.6g」でも対応できるように、色々な長さを混ぜたうどん

経口負荷試験実施前の診察で、食べる「うどん」の量が決まります。これは前回の負荷試験で学習しましたよ~。

うどん0.3gの挑戦!小麦アレルギー経口負荷試験。増量の不安と向き合う(4歳後半)

2018/09/26

今回は、準備万端です!

ポイントは、自閉症スペクトラム傾向の子を病院に連れて行くために、事前説明する際、食べるグラム数を曖昧にすること!

自閉症スペクトラム傾向の子を医療機関に連れて行く工夫とは?不安を和らげる説明と練習

2018/12/20
「小麦の練習」をしに行くよ。
息子(5歳)
レイてん、なんグラム?
0.5gか0.6gか0.7gか、もうちょっとだよ。
息子(5歳)
なんで、レイてん4グラムじゃないの?
もうお兄ちゃんになったから強くなって、0.4gよりいっぱい食べられるからだよ。

この会話を、何日も前から繰り返しました。

「小麦〇〇グラムの練習をしに行くよ。」は、私と息子との間では決まり文句ですが、今まではグラムを明確に言っていました。しかし、これが仇となったのは前回の負荷試験ブログの通り。

今回は、負荷試験直前の診察まで摂取量が分からない事に備えて、息子への事前説明でも「分からない」状態にしました。

経口負荷試験うどん摂取量が決定!

今回の小麦アレルギー経口負荷試験の実施量(=経口免疫療法で目指す閾値)は、「0.6g」に決まりました。

  • 前回の経口負荷試験から3か月以上経っている
  • 毎日うどん0.3gを食べる時に、嫌がっていない

という理由は前回も同様。今回は、更に私の意思も入りました。

「1.0gで挑戦してみる?」
ベテラン先生は、息子の年齢的にも「1.0g」でいけるのではないか、挑戦する余地はある、という判断でした。

私は「負荷試験0.3gの挑戦」ブログで既述の通り、増量を急いではいません。毎日、食べる様子を見ている母として、「0.3gは余裕がある感覚、1.0gは急激すぎる感がある印象」を伝えました。

ベテラン先生
じゃあ、0.6gでやってみましょうか。

ということで、小麦摂取量は「うどん0.6g」に決まりました。

※経口負荷試験前の診察に至るまでの流れは、「小麦アレルギー負荷試験:うどん0.1g」ブログ記事をご参照

小麦0.1g経口負荷試験をクリア!うどん0.1gで経口免疫療法を開始します。

2018/07/26

「うどん0.6g」の経口負荷試験プラン

持参した「いろいろな長さうどん」を提出!
  • 1度に、うどん0.6gを食べる(全1回。2回目・3回目は実施不要)
  • 20分後、1時間後、1時間半後に、経過観察

食べるのは、なぜ1回だけで良いのか?
またしても聞きそびれました!

誤食などに備えて、余計な負荷をかけるための2回目の摂取は、なぜ不要なのか?経口免疫療法の増量負荷試験の場合は、不要なのかもしれません。
★先生の回答が分かり次第、アップ予定

「うどん0.6g」の経口負荷試験(経緯)

始まる前から、なぜか「お口かゆい」とか言っている…。熱もなし、体調よし、口内炎もないのになぜか?

そうか、0.6gの長~い「うどん」の姿を見たからに違いない。いつも食べているうどんの「倍」ですから。0.3gまでは「棒状の食べ物」という感じでしたが、0.6gになると麺のニョロニョロ感があります。

おお~、すごい!長くなったね~嬉しいなあ~。

おだてて、空気を明るく、大丈夫感を醸し出し。

14:14頃、うどん0.6gを食べる。

20分経過、異常なし。

1時間経過、異常なし。

1時間半が経過、異常なし。

負荷試験より難関「血液検査」

アレルギーっ子の外出用おやつ(これ+バナナ)

長丁場のアレルギー経口負荷試験に備えて、おやつをたくさん持参しました。午後のおやつ時間帯に、何も食べられない時間が続きます。お腹をすかせてしまうので、終わったらモリモリ食べるためです。

しかーし。今回は、血液検査が待っていました。

事前説明を若干工夫

実は、前回の負荷試験(うどん0.3g)の時に、「次回は血液検査をする」旨を聞いていたので、私は予め知っていました。でも、血液検査だけはイヤがるレベルが違うので、あえて”何日も前からの事前説明”では言わないようにしました。

自閉症スペクトラム傾向の子を医療機関に連れて行く工夫とは?不安を和らげる説明と練習

2018/12/20

それでも直前に言うわけにはいかない。絶対パニックになるから。

そこで、負荷試験の当日の朝になってから、事前説明を始めました。案の定、「けつえきけんさ、やだ」の連呼。保育園に向かう途中で「けつえきけんさ、いやなの」忘れた頃に「けつえきけんさ、しない?」病院に向かう途中でも「けつえきけんさ、しない」。

いざ採血!5歳児の血液検査は大泣き

うどん0.6gの経口負荷試験の間は、血液検査のことを忘れていたのか、イヤイヤパニックになることもありませんでした。

うどん0.6gの経口負荷試験が、1時間半経過後の様子見も終わり、無事に終了した時、「最後に、血液検査となります。処置室へ行ってきてください。」と声がかかりました。

それを聞いた息子は、・・・動かない!

血液検査、やっぱりやるんだね~。お母さん、血液検査が大好きなんだ~。ホラ!

自分の腕の血液検査の跡を見せながら、なんとか手を引いて処置室まで来たものの、処置室から名前を呼ばれて、いざ入室!となってからは、大泣き!

かなり苦労しましたが、
・あっち(=小児科)で、お母さんと離れて、グルグル巻きにされてやる
・こっち(=処置室)で、お母さんと一緒に、抱っこされてやる

の二択を迫られ、泣きながらも「お母さんと一緒」の方がマシという意識があるのか、なんとか抱っこすることができました。

そして、腕を押さえつけられ、なんとか採血!・・・疲れました。

大泣きでアレルギー症状が若干出現

血液検査が終わると、ケロっと泣き止みました。

しかし、泣きながら暴れたり、服に擦れたりした影響で、アゴ下・首回り・耳の裏側に、皮膚の赤みと少しの蕁麻疹が現れました。

本人は、少し気にして掻いている程度で、しばらくすると気にしていない様子です。この後、主治医の診察で診てもらいました。

「うどん0.6g」経口負荷試験の結果

ベテラン先生
泣いたり暴れたりして、赤くなるのはよくあること。すぐに赤みが引いてくるようなら、問題ないですよ。

うどん0.6gの経口負荷試験は、クリアという結果になりました。

この日は、負荷試験で「うどん0.6g」を食べたので、自宅で食べる経口免疫療法は、翌日からです。

既に冷凍保存してある「0.3g」を2個食べれば「0.6g」

血液検査の結果は、1週間以上経ってから、再診で聞きます。血液検査の結果を受けて、今後のアレルギー対応の進め方を検討する予定です。

今までの「倍」です。500mlペットボトルの直径くらい。

今夜から自宅で、小麦アレルギー経口免疫療法「うどん0.6g」が始まります。「うどん0.6g」も、すぐにスムーズに、そして無事に食べ続けられますように…。


ブログランキングにも参加しています。


にほんブログ村 子育てブログ アレルギー児育児へ
にほんブログ村
応援クリック頂けると順位が上がります。
体験談やアレルギー対応食品を探している方に見つけてもらう機会に繋がります。

お気軽に感想・質問・記事リクエストなどをどうぞ。コメントは内容確認後、お返事と一緒に表示されます。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください