小麦・乳アレルギーでもバレンタインを楽しむ!乳成分不使用の手作りチョコレート編

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華やかに並ぶバレンタインギフトは、小麦・乳製品・ナッツ類を含むものばかり。中でもチョコレートは、乳成分を含むものが一般的です。

息子は小麦・乳・ゴマ・ナッツ類の食物アレルギーがあるので、幼児時代はアレルゲン不使用の素材を使って手作りしていました。

好評だった「チョコクランチ」を中心に、お勧め素材などをご紹介します!

アレルギー対応チョコレート作りの基本材料

食物アレルギー対応のチョコレートを作る場合、まずは該当アレルゲン不使用の材料を集める必要があります。

・乳アレルギー:乳成分不使用のチョコレート
・小麦アレルギー:グルテンフリークッキー、麦類不使用の雑穀類、フレーク類
・卵アレルギー:卵不使用のクッキー、焼き菓子
・ナッツ類アレルギー:ナッツ以外でチョコレートのトッピングに使える素材

などなど、作りたいアレンジチョコの見た目にするには何が必要か考えて、揃えます。

例えば今回は小麦・乳・ナッツ類が不使用のチョコクランチを作りたいので、

・乳成分不使用のチョコレート
・小麦不使用のクランチ的なサクサクした食感の食品

を使用しました。

乳成分不使用のチョコレート

乳アレルギー対応チョコとしては、乳成分不使用のチョコレートが必至です。

湯煎して溶かすなら断然お勧めなのは、固めた後もカカオ感が残る辻安全食品の「元祖板チョコ」

1袋が100gなので計量しやすく、使いやすいです。

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元祖板チョコに関する詳細は、別記事で紹介しています。

カサ増し用のクランチ1.「キヌア」

キヌアは、南米アンデス地方で栽培されているアカザ科の一年草。近年はスーパーフードの1つとされています。

買ってきたそのままの状態が、既にサクサクしたクリスピータイプなので、チョコレートに混ぜると相性抜群。

私が時々買っている「有機クリスピーキヌア」もまた、(バレンタイン関係なく)チョコレートに混ぜてかさ増し、クリスピーチョコレートにする目的で購入したものです。

乳成分不使用のチョコレートは価格が高め。乳アレルギーっ子が普段チョコレートを食べる場合、サクサク系の食品でかさ増ししてクランチふうにしておくのが(私の中で)流行っています。

写真は1袋70g入りですが、クランチチョコレートを作るのに一度で約50g~70gを使うので調度良いですよ。

カサ増し用のクランチ2.「米ポン菓子」などのパフ

キヌア等のスーパーフード系食材は、厳選された産地からの輸入・オーガニック栽培・何かの認証マークが付いた製品などなど、値段が高い傾向があります。

そこで、チョコレートに混ぜるために手軽なクランチ代替品としてお勧めなのが、米ポン菓子などのパフ類です。

昭和からお馴染み、にんじんの形をしたお米のポン菓子は、今でもスーパーのお菓子売り場で見かけます。

お醤油が大丈夫な方なら、家田製菓のぽんこめバーも使えます。

ただし課題は、商品によっては砂糖や水飴などが使われて結構甘いので、チョコと混ぜるなら甘さ控えめのポン菓子をどこまで追求するか?ですね。

カサ増し用のクランチ3.「ボーロ」

卵が大丈夫なら、クランチの代替として「ボーロ」が意外と活躍します。

実際の出来映えは後で登場しますが、ボーロだけに仕上がりが可愛いんです。

この時使用したのは「卵黄かぼちゃボーロ」。原材料に小麦・乳成分は不使用ですが、卵を含みます。

*食べる方のアレルギー事情に合った「ボーロ」を選びましょう。

小分けの食べ切りサイズのボーロの方が使い勝手は良いです。

写真のかぼちゃボーロは1袋75gなので、だいたい1/3袋くらいを使う感じでした。

カサ増し用のクランチ4.コーンフレーク

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該当アレルゲン不使用のコーンフレークは、市販のチョコクランチに一番近い仕上がりに。

チョコレートを流し込む容器

食品だけでなく、チョコレートを流し込む容器も必要!

最近では、カワイイアルミカップが100円ショップで手に入るので有難いです。

それから、フィナシェやドーナツ作りに使っている、シリコン製の型が大活躍しました。

バレンタインデー・シーズンであれば、手作りチョコレート用のグッズがたくさん店頭に並ぶので、毎年新調するのも楽しいですね。

「元祖板チョコ」を小さく折って湯煎

それでは、さっそく作ります。

まずは「元祖板チョコ」をポキポキ折って小さくします。
※溶けやすくするため

ボールに入れて、湯煎の準備をしましょう。

お湯の上でチョコレートを動かしていると、だんだん溶けてきました。

5分くらいで、この通り♪ドロドロのいい具合になりました。

カサマシ大作戦!クリスピー類を混ぜる

「有機クリスピーキヌア」を入れて、混ぜます。

「ボーロ」を入れて…

混ぜます。

”アレルギー対応クリスピーチョコ”を型に流し込む

よく混ぜ合わせた、「アレルギー対応クリスピーチョコ」をアルミカップに流し込みます。

左側3個は、クリスピー(キヌア)のみ入れたチョコレートです。

ボーロが入っている方が、マフィンのような山型になって良い感じ。ポコポコ丸くて凸凹した感じがいいでしょう?

私は大雑把だから手早く流し込んだだけですが、もっとお菓子作りが上手なら、バランスを考えて盛ったり、トップに裸のボーロや他のお菓子をトッピングしたり。工夫すれば、もっとカワイイかも。

冷蔵庫で冷やし固めて、できあがり!

最後に、冷蔵庫で冷やし固めます。

ボーロがうまい具合に、カサマシ度をアップしてくれました。山盛り感があって、子供向けには良い感じ。

冷やし固めている間に、チョコレートでベタベタになったキッチンを片付けます。

残った「アレルギー対応(カサ増し)チョコレート」は、別の型に入れて、冷やし固めました。

Happy Valentine’s Day!
大切な誰かに、想いが伝わりますように-。


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乳成分不使用!のバンホーテンのチョコレートシロップ630gは、580円~700円前後で販売されています。

砂糖やミルクを含まない純ココア(ピュアココア)も便利です。

バレンタインなどのプレゼントに活用する場合

☆食物アレルギーがある人にとって「何が入っているか分からない食べ物」は、もらうことができても食べることはできません。

☆メッセージカードに原材料を添えてあげると、食物アレルギーがある本人も家族も安心できる可能性が高いです。

☆全ての原材料や作った環境が完全に把握できないと、その食品を口にできない重度アレルギーの方もいます。

☆製造過程や環境を説明できない場合は、手作りよりもメーカーに保証された個包装の方が、もらう側は安心できます。

★アレルギーがあっても、素敵なバレンタインデーになりますように★

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