ASD児のオウム返し(エコラリア)どんな時?質問や語尾を反復する、思い出して真似する…

舞う落ち葉の中の男の子
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息子は保育園で「質問を反復する」と指摘されたことがありました。

いわゆる、オウム返し(エコラリア)。

息子が相手の語尾を繰り返して言うことに、私は指摘されるまで気が付かなかったので、その時の体験をまとめました!

保育園から「質問を反復する」と言われ…

専門機関で診てもらえ?保育園で行動が遅い、できない事が多い子が保護者面談で指摘されたこと

2025/01/29
担任
質問を反復するんですよ…。

保護者面談で「専門機関で診てもらった方がいい」と指摘された時、具体的に息子のどんな様子が気になるのか、担任の先生から教えてもらいました。

その1つが、「質問を反復する」でした。

「質問を反復」ってつまり、オウム返しですよね。

息子は自宅で、質問した事を理解して正しく回答できていたので、この時はまず「そんなバカな!」と思いました。

怒鳴られて怖くて、委縮して思考停止したのでは?

息子は、担任の先生がずっと怖くて、前々から「怖いからイヤだ」と言っていました。

だから、怒鳴りながら質問されると、萎縮して思考停止して何も考えられなくなり、質問が耳に入っていないのでは?

あなたが怖いから、怒鳴っている内容はよく分からなくても、とりあえず『言われたこと』をそのまま返しているのでは?

と思いました。

家ではやらない?オウム返し(エコラリア)

「絵を描いて」と言われて『え』を書いたり、言葉をオウム返し(≒エコラリア)したりする特徴は、いわゆる発達障害の事例として、私も既に知っていました。

だから遠回しに「発達障害の特徴があるんです」と言われている事が分かったし、実質「オウム返しをします」と言われて、心の中では反発していました。

だって、家では「オウム返し」なんてしないから!

オウム返し
相手の言葉をそのまま繰り返す行為
エコラリア
自閉症スペクトラム(ASD)などの発達障害がある子どもが、他者の言葉をそのまま繰り返す行動

※いずれもAIによる概要

例えば、どういう時ですか?

どんな時にどんなオウム返しをするのか。

疑問で仕方なかったので質問しました。

もはや自分の口調は覚えていませんが、かなり攻撃的な態度だったかもしれません。

語尾を反復?保育園で言うオウム返し(エコラリア)

担任
お昼寝でおねしょした時、着替えるから「すぐ教えて」と言ってあるのに、すぐ教えてくれないんです。その時に「なんで、すぐ教えてくれないの!?おねしょしたら、どうするんだっけ!?」と聞くと、「どうするんだっけ。」って答えるんです。

担任の先生が「おねしょしたら、どうするんだっけ!?」と聞くと、息子は「どうするんだっけ」と答えるらしい。

お昼寝でおねしょをした時に、すぐに先生に知らせることができないのは、「先生が怖いから」「言うと怒られるから」「着替える時に言おうと思っていた」など、息子なりに理由があるはず。

それはさておき、その怖い先生が怒りながらどうするのか聞いているのに、なぜ語尾をリピートするんだろう?

黙っていると怒られるから「分からない」と答えればいいのに。

「分からない」と答えても怒られるだろうから、息子なりに何か考えがあって語尾をリピートしているのか?

これが、保育園で言う「オウム返し」らしい。

言われて気が付いた「質問の繰り返し」

保育園でこの「オウム返し」を指摘されてから、どうしてそんな「語尾のリピート」をするのか、どんな時にそんなことをするのか、よく考えました。

自宅でも、息子の言動を今まで以上に、注意深く観察しました。

そこで判明したのが、息子が私の言葉の語尻をオウム返し(反復)するシチュエーション。

今までもあったのかもしれない、でも気が付きませんでした。

言われてみて意識してみて、初めて「質問の繰り返し」をしていることに気が付いたのです。

叱って怒鳴りつけた時に、語尾をオウム返しする!

私がすごく強く怒って、怒鳴った時。

叱って、まくし立てて、言葉のシャワーを浴びさせた時。

私が最後に言い放つ言葉を、息子はオウム返ししたのです。

例えば、決めた時間にお風呂に入らず愚図った時。
今は何をする時間だ!
それなのに何をしてた!
お母さんは何て言った!?
ガミガミガミ

と散々まくし立て、最後に叱った内容を理解しているか試すために、「じゃあ、どうすんの!?」と投げかけた時。

本当は「19時になったらお風呂に入る」とか答えて欲しいのに、「じゃぁどうすんの」と答えたのです。

息子は、私が散々まくし立てて教えた内容ではなく、私が放った最後の一言だけを繰り返しました。

小さなか細い声で「じゃぁどうすんの…」と呟いたのです。

感情的に叱ってる最中は、気が付かなかった

私自身が激しく怒った最中のことなので、今まで気が付けませんでした。

しかし、息子のオウム返し(質問の繰り返し)は、私が威圧的に怒鳴って怒涛した時に、 自宅でも起こっていました。

それは、保育園で指摘された「質問の反復」をする時と、酷似すぎる状況でした。

エコラリア?思い出して「言い方」を真似する…

「ダメ」は禁句?2文字のパワーを緩和して発達障害の子の”癇癪”に立ち向かう

2019/09/18

ここで思い出したのが、息子がセリフを練習するような感じで「ダメでしょ」と言ったり、「ダメ!」と独り言を言った後に泣き出したりしたこと。

これも後から、私が強い口調で「ダメ!」と怒ったことがトラウマ的になっているのかも?と思い始めて。

きっと息子は、自分が言われた強い言葉「ダメ!」を思い出しながら、その言葉を繰り返す「エコラリア」だったと思えてきました。

怒鳴られを回避できる成功体験で誤学習?

一方で、息子は感覚過敏の傾向があり、聴覚も敏感。

聴覚過敏の傾向があると、騒音とも言える言葉のシャワーを浴びせると、肝心な話し手の言葉自体が耳に入りません。(精神状態が安定していれば、早口を聞き取る才能も発揮する)

そうすると、怒鳴られている時の内容は聞こえておらず、怒鳴り声が終わった頃に、最後に聞こえた言葉だけが記憶に残っている。

その時に、怒られた最後は大抵「分かった!?」と言われ、「分かった」と返したら、これ以上の怒鳴られは回避できた成功体験からの誤学習かも。

語尾の「分かった」を繰り返しておけば怒られ終わるから、この”オウム返し”を成功体験として学んでいた可能性はあります。

オウム返し(エコラリア)か成功体験か?真相は分からない

現に息子は、怒りながら「ガミガミガミガミガミ…分かった!?」と言われる場面で、「…分かった」と答えていました。

この場合、上述の「どうすんの…」とリピートしてしまったオウム返しと同じことをしているのに、これは誰も「オウム返し」だとは気が付かない。

だって、分かった?と聞いて「分かった」と答えているのですから。

オウム返し(エコラリア)は本当に起こっていたのかもしれないし、オウム返しに見える単なる繰り返しかもしれないし、成功体験から誤学習した言葉遣いだったのかもしれない。

今となっても、オウム返し(エコラリア)に見える言葉1つ1つが、本当にそれかどうか分かりませんが、言葉に纏わる特性について真剣に考えるきっかけになりました。


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