小麦・乳・ナッツ・ごまアレルギーの息子を連れて、モスバーガーに行きました。
モスバーガーには、低アレルゲンメニューがあるからです。ファーストフード・チェーン店では極めて珍しい、低アレルゲンメニューをイートインで実食しました。
モスバーガーの「取り組むモス」~低アレルゲンメニューもリニューアルを経て~
私には、産地や無添加にこだわる食品(を製造・管理・販売する企業)に対して、共感してしまう傾向があります。
モスバーガーもその1つ。モスの生野菜は国産にこだわり、農家の顔が見える野菜を使っています。あの分厚いトマトや千切りキャベツがどこから来たのか、産地情報が黒板に書かれていました。
そしてなんと言っても、モスバーガーには、ファーストフード店には珍しい「低アレルゲンメニュー」があります。
2009年12月から低アレルゲンメニューが全店舗に導入され、2017年11月21日からはメニューを一新、現在の低アレルゲンメニューとなりました。
低アレルゲンメニューは2種類!
お子様向けセットである「モスワイワイセット」は、低アレルゲンメニューではありません。お間違いなく!
低アレルゲンメニューには、低アレルゲンバーガー<ポーク>と低アレルゲンドッグ<ポーク>の2種類があります。
豚さんマークがある通り、アレルギー特定原材料等27品目のうち「豚肉」だけが使われています。7大アレルゲン不使用のメニューです。
低アレルゲンメニューのバンズに千切りキャベツがない理由
「千切りキャベツ」を入れてほしい!
…というのが本音ですが、これには理由がありそうです。
アルバイト店員で成り立つ現場店舗で、アレルギー事故が起こらぬよう徹底管理するため、中身を触らずに提供できるメニューにしていることが伝わってきます。千切りキャベツを入れる場合、小麦パンくず満載のキッチンで調理工程が入ってしまうからです。
店内でのアレルゲン混入を防ぐ個包装です。袋のまま加熱し、スタッフが商品に直接手を触れずにご提供します。
引用:モスバーガー公式ページ - 「低アレルゲンメニュー」より
スタッフが直接触れずに、提供される個包装。調理は、個包装のまま電子レンジで温める方法です。千切りキャベツがない理由ですね。
※ 既に千切りしたキャベツを仕入れ、キャベツ別出しで提供、コンタミ注意・自己責任で”自分で挟む”パターンがあれば嬉しい。
低アレルゲンメニューにも「おもちゃ付きセット」がある!
嬉しさ倍増なのは、「ドリンクとおもちゃ付きセット」があるということ。
アレルギーっ子の保護者であれば、オモチャ付きや新幹線プレートに乗ったお子様ランチを横目に、子供の目に触れぬよう頑張ったことが多々あるのでは?
モスバーガーでは、そんな苦労は不要です。
堂々と「ここから好きなの選んでいいよ!」と言ってあげましょう。
息子が選んだのは、こちら↑。
「ふうせんテニス」です。
モスバーガーのオモチャは、子供の「できた!」「なんで?」を感じられるものにこだわっているそう。このキャラクター、モッさんと言うんですね!知りませんでした。
モスバーガー「おもちゃにこめた想い」
https://www.mos.jp/moswaiwai/toy/concept/
低アレルゲンメニューのセット内容と価格
セット内容は、「低アレルゲンドッグ」or「低アレルゲンバーガー」に、オモチャ、ドリンクが付きます。
低アレルゲンドッグ・低アレルゲンバーガー単品だと330円。セットは540円です。
2種類の低アレルゲンメニューのうち、今回は「低アレルゲンドッグ」を選びました。
ドリンクは「くだものと野菜」も選べる
セットドリンクは、コールドドリンク(Sサイズ)の他に、パックドリンク「くだものと野菜」も選べます。
「くだものと野菜」ジュースには「りんご」、100%オレンジジュースには「オレンジ」が含まれています。
※ドリンクのアレルギー情報も必ず確認しましょう。
低アレルゲンドッグ(低アレルゲンバーガー)には、野菜がない!と思ったけど、ドリンクで「くだものと野菜」を選択すれば、にんじん・セロリ・パセリ・クレソン・キャベツ・ラディッシュ・ほうれん草・三つ葉を(ほんの少しずつ)摂取できます。
低アレルゲンドッグ(低アレルゲンバーガー)は「未開封」で登場
低アレルゲンドッグ(低アレルゲンバーガー)は、未開封のまま提供されます。
パッケージには、アレルギー特定原材料等27品目のうち「豚肉」を使っていることが明記されています。アレルギーっ子の親としては、原材料が分からないと不安だから、アレルギー情報が書かれたパッケージ姿は安心感がありました。
電子レンジ調理直後は、できたてはアツアツなので気を付けましょう。
パッケージ内は、湯気が水滴に変わってきました。
バーガー袋に自分で入れる
バーガー袋は、バンズとは別に付いてきます。
熱いから気を付けながら、自分でバーガー袋に入れましょう。こんな感じです。
別添えケチャップは「りんご」含む
別添えのケチャップをかけて食べます。
ケチャップには、27大アレルゲン中「りんご」を含みます。
モスバーガーのアレルギー情報(pdfファイル)で、「低アレルゲンバーガー」と「低アレルゲンドッグ」のアレルゲンを見ると、「りんご」に●が付いています。
バンズやソーセージ(ハンバーグ)に含まれているアレルゲンは「豚肉」だけ。「りんご」はケチャップに含まれるアレルゲンです。紛らわしいけど、よーく確認して、不明点は解決してから食に挑みましょう。
もっちりおいしい!国産米粉のパンを使用
低アレルゲンメニューに使用されているパン(バンズ)は、山形県産の米粉を100%使用したパンです。
米粉パンに食べ慣れた方なら想像つくでしょう?もっちり柔らかい感触のパンでした。
息子は5歳児、アレルギーでもモリモリ食べる育ち盛り。低アレルゲンドッグ1つじゃ足りなそうでした・・・。
モスバーガーのアレルギー情報を調べる
モスバーガーのアレルギー情報を調べるには、大きく2種類あります。
1.アレルギー情報をダウンロードして一覧で確認する方法、
2.該当アレルゲンを指定して食べられる/食べられないメニューを検索する方法
の2つです。
「メニュー」ページの下方に、緑のボタンが2つあります。
左の「アレルギー情報を調べる」ボタンは、アレルゲンを指定してメニューを検索する場合。
右の「栄養成分情報を調べる」ボタンは、アレルギー情報をダウンロードして確認する場合です。
アレルギー情報を一覧で確認する
モスバーガー商品 アレルギー情報
https://www.mos.jp/menu/pdf/allergy.pdf
「栄養成分情報を調べる」ボタンで画面遷移すると、上記pdfファイルがダウンロードできます。
※ブラウザ上で新規タブが開くので、画面で内容が確認できます。
アレルゲンを指定して該当メニューを検索する
「アレルギー情報を調べる」ボタンで画面遷移すると、上記のような画面になります。
ステップ1で、該当アレルゲンを指定しましょう。
息子の該当アレルゲンである、乳・小麦・ナッツ(落花生・くるみ)・ごまを選択しました。クリックしたアレルゲンに、緑枠とチェックが付きました。
ステップ2とステップ3で、調べたいメニューの検索条件を指定します。
「アレルゲンを含まないメニュー」を検索したい場合は、ステップ2で『含まれない』を指定します。
ステップ3で、検索対象となるメニューのカテゴリを指定します。分からなければ初期値『すべてのメニュー』のままで大丈夫です。
「アレルギー情報を調べる」ボタンを押下します。
すると、アレルギー情報検索結果が表示されます。
下にスクロールすると・・・
見つかりました!
低アレルゲンバーガー<ポーク>と低アレルゲンドッグ<ポーク>が表示されました。低アレルゲンメニューである2種類のパンが食べられます。
※上記は2019年2月現在の情報です。常に、最新情報をご自身でご確認下さい。
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