【ASD息子の自己肯定感】何を優先すべき?早くしなさい!を我慢して「できた!」と言われる難しさ

今朝、大きく考えさせられることがありました。

うちの息子は、ASD(自閉症スペクトラム、いわゆる発達障害)。早く早くと煽って急ぐことはできません。煽っても怒っても怒鳴ってもパニックになるだけです。

でも朝は、急いでほしい。どこまで我慢すればよいのか?毎朝、私自身が葛藤しています。

「早くしなさい!」は言わない

息子に対して、一人でテキパキやるように指示しても、不貞腐れてグダグダになります。

手伝うから一緒にやろう、というスタンスで接すると、素直に言うことに従います。

就学を目前に控えて、「自立」とか「身支度は一人で」というキーワードが立ちはだかり、スモールステップの進め具合が悩ましいです。

それでも「早くしなさい!」という言い方は、絶対にしないように心がけています。命令口調で強く言うことが一番、事が悪化するのだと、何度も経験して分かっているからです。

「今何やる時間?」問うも玩具を広げだす

いつも息子が着替えをする時に座っているソファに、姿が見当たらない。

今朝の息子は、パジャマから洋服に着替える時間(タイミング)なのに、玩具箱の1つを引っ張り出して中身をチェック。なんだか気になる「スピナー」をいじっていました。

経緯も想像が付きます。

その「スピナー」がガチャポンで出た時は、その時欲しいモノではなかったから丸いケースに入れたまま放置。→ 今になって玩具箱(という名の100円のカゴ)の網目から、見覚えのないガチャポンケースが目に付いた。→ アレって何だっけ?と思い、カゴを引っ張り出した。→ 遊んだことのない「スピナー」が入っていた。→ 気になって、いじる(現在)

でも今は、着替える時間。

早く着替えて、朝食をとらないと、保育園に間に合いません。(私も仕事)

今、何やる時間?

お決まりの”問い”にも上の空で、「スピナー」が何者なのか、触っています。

私はイライラしてため息しか出なかった・・・というより、大きなため息で”息を抜く”ことで、今にも怒鳴りそうな気持ちを我慢していました。

”促し”の次「行動を進める」ステップへ

上述の通り、ここで怒鳴っても「良い方向」に進まないので、今は何をする時間なのかと促してもダメなら、次のステップに入ります。

時間が来ました。お母さんは、時間を守って、先に朝ごはんを食べるね。

それは、「もう待てない」「先にやる(行く)」という旨を告げて、私だけ実際に、次の行動に移るステップです。

今朝は、”着替えが遅い”だけではない。玩具で遊んでいるから、

  • まだ続けたい(やめたくない)遊びをやめる
  • ズボンを着替える前に、トイレに行く(息子のマイルール)
  • パジャマから洋服に着替える

という、息子にとっては、たくさんの「やること」が残っていました。

私が食卓で「いただきまーす」と叫んでも、たくさん残っている「やること」を終わらせることができませんでした。

「早くしなさい!」を我慢し続けたら…

コーヒーをすする音が聞こえるように、アピール。先に朝食を食べるフリをし続けました。

私は、「いつまで”スピナー”をいじってるんだ!」とイライラしていましたが、後ろ姿を睨んでいると、息子がトイレに走って行ったので、「お!?」と素で声をあげた後、

「もしかして、一人で遊びをやめて、一人でトイレに行けた!?」

と、トイレにいる息子に聞こえるように、わざと大きな声で言いました。

すると、トイレからスタスタと戻って来て、テキパキと着替えて、食卓にいる私の隣の椅子に座って、

息子
玩具をやめるの、できたよ!着替えるのもできたよ!テーブルに来るのも、できたよ!

と言ったのです。

できるまで待つ?肯定感か時間厳守か?優先度とバランスの難しさ

今までは、私が「〇〇できたね」と言ったことに対して、「うん、できた!」という、ワンステップで1つの”できた”を経験するパターンでした。

今回は、「〇〇も○○も○○もできた!」という、複数ステップで複数の”できた”を経験するパターンでした。

これは、初パターンかも。

息子がトイレに行く前、「早くしなさい!」と怒鳴らなくて良かった。「まだトイレに行ってないの?」「着替えは?」「早く来てよ」と、あれこれ言わず待っていて良かった・・・と思った瞬間でした。

でも、実は今朝は、保育園の「朝の会」に間に合いませんでした。息子は、保育園を遅刻したのです。

私が介入せず、待ち続ければ、「自分で身支度」とか「肯定感が高まる」とか実現もできて成功例も増えるかもしれない。

でも、待てば待つほど時間は過ぎて、「遅刻」という世間では許されない類の壁が見えてくる…。

(息子の)自己肯定感を高めることが先か、時間厳守が先か?

優先順を考えて、バランスをとりながらASD育児をすることは、本当に難しいです。

就学に向けた、大きな課題です。

因みに、あの引っ張り出した”玩具カゴ”、片付けずにそのまま朝食、そのまま保育園に行きました。

息子にとっては、「(遊ぶの)やめる」ができた!という自己肯定感が満載な状態。「片付けてないでしょ」とか「片付けは?」とか、あえて言いませんでした。

保育園から帰ってきた今も、散らかったままです。

さて、この後、自分で気が付いて、片付けられるかな?


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