素人が型紙なしスピード重視でマスク手作り!…初心者はアイロンとミシン必至かも

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新型コロナウイルス感染拡大の影響で、小学校は休校中。新1年生になった息子と「おうち時間」を過ごしています。

5月も休校が決まり、GW明けからは自宅学習をこなし始めました。4月時点では「5月から学校が始まるのでは?」という半信半疑な気持ちもあり、4月中は息子と一緒に「マスク作り」にチャレンジし続けました。

そこで、久々の投稿となる当ブログでは、4月1ヶ月の近況報告(の縮図)とも言える「手作りマスク」の上達ぶり兼感想をレポートします。

毎日の手洗いが面倒!「使い捨てマスク」の再利用

売り切れ買えない「不織布マスク」を使い回す!消毒→洗浄→乾燥して再利用してみた

2020/03/02

4月半ばまで基本的には、自宅にある数少ない「使い捨てマスク」を再利用していました。あの消毒して洗浄して乾燥させて、という方法です。

でも、不織布でできた「使い捨てマスク」は、洗濯機で洗うと一気にヨレヨレになり、手洗いするしかありません。

これが自分と旦那のマスクで2枚。それぞれ異なるタイミングで2回の再利用ステップを踏むのに疲れました。

それならば、二人分が揃う夜にまとめて洗おうと考え、暫くは実践しました。が・・・これが、タイミングを逃すと翌朝になることが多発しました。

もう面倒臭い!!

これなら「布マスク」を洗濯機で洗った方が断然、楽で便利じゃないか!

ということで、我が家でメインとなるマスクは、「使い捨てマスク」から「布マスク」へとシフトすることになりました。

”巣ごもり”なら「簡易マスク」で充分!雑な手縫いからスタート

【新型コロナ対策】使い捨てマスク手作りで失敗!材料と感想がお役に立てば幸いです

2020/02/28

私は自称「不器用ではない」(はず)ですが、自信を持って「面倒臭がり」だと言えます。

アイロンやミシンはもちろん、針も糸も使わずに「使い捨てマスク」を作ろうと考えた時のように、とにかく「楽に作りたい」という気持ちが先行するクセがありました。

だから最初は、使っていないナフキン(お弁当包み)の生地を切って折りたたんだだけの布マスクです。

アイロンもミシンも使わない。ただ手縫いで生地を四角く縫うだけ。サイドは紐が通るように余裕を持って折り返し、手縫いで留める。
※まるで全てが仮縫い状態

品薄のゴム紐を探すのすら、もう諦めた頃です。紐の部分は、同じ布を細く切っただけでいいや!

そんな気持ちで作りました。

外出自粛中は”巣ごもり生活”だから、マスクをする場面は主に、宅配の受け取り、ゴミ出し、家族同士互いに咳が気になる時の就寝時。自宅で「おやすみマスク」として使えるイメージで良いや、と思いました。

時々、食品スーパーに食料品と生活用品の買い出しに行く時は、「使い捨てマスク(再利用)」を使うからです。

即席かんたん!「ハンカチマスク」も活用しつつ

ハンカチマスクもお勧めです。

マスクのゴム紐になる「輪っか状のゴム」があれば、糸で縫わずに口と鼻を覆うことができます。

ハンカチなら洗濯も簡単だし、ハンカチマスクは、ゴミ出しついでにすぐに作れます。

私は、ハンカチマスク用に、「輪っか状のゴム紐」をフックにかけて、いつでも出動できるようにしてあります。

※この「輪っか状のゴム紐」については、色々な種類を試して試作した時のレポートとして、別記事でご紹介予定です。

ただ、Youtubeで「ハンカチマスクの作り方」の動画を見ると、とても素敵な感じに見えるのですが、実際に自分の顔にはめてみると、かなり分厚いです。

ハンカチの種類にもよります。タオルハンカチが流行る前の”薄地のレディースハンカチ”なら大丈夫です。

でも、我が家に余っているハンカチふうの生地といえば、「お弁当包み」として使っていたナフキン。この綿100%の生地を三つ折りにして、ゴムをかけて顔にはめて…とやると、口元が分厚くて、なんか息苦しいです。

40年前のミシン復活!「プリーツマスク」を作ろうと決意

世の中では、徐々に「布マスク」の存在が大きくなっていました。

「プリーツマスク」を手縫いで作ろう!と頑張るも失敗。
※その時の写真が見つかれば、失敗談とその理由を別記事でご紹介します。

これは意を決して、クローゼットの奥に眠っているマイ・ミシンを引っ張り出すべきかもしれない。

という訳で、40年程前に買った(買ってもらった)家庭用ミシンが、30年ぶりくらいに日の目を見ました。

ミシンの箱を開けると、生地が入っていました。それが上の写真、緑地に一部ストライプが入っているコットン生地です。

この生地を使って、ミシンの練習を兼ねて「プリーツマスク」を作りました。

苦戦しました!

ミシンの使い方を思い出すのももちろん、ボビンケースの糸の巻き方が分からず、手で撒きました。

そして、何が出来ないって、マスクの”ゴム紐を入れるところ”です。

※「素人として苦労したこと」は別記事で紹介する予定です。

苦戦しながらも完成した2作品が、写真(↑)にある2つのマスク。2個目は、生地の裏を「表」として使った方が、白に近くてマスクらしいのでは?と考える余裕が生まれました。

同じ生地なのに、白っぽく見えるのは、生地の表裏を逆に作ったためです。

ハンカチの柄を利用、裏地はガーゼ生地で!買い物に行ける「プリーツマスク」

「型紙なし・採寸なし」でも、生地の縦幅は「プリーツマスク」を一度作ることで、だいたい分かりました。

必要だと思うプリーツを中央から折っていき、縫いしろも折って、手元の「使い捨てマスク」と同じ幅になればOK。

もう使わないハンカチの柄を利用して、「布マスク」にするところまで上達しました。

内側はガーゼ生地にする、という技も身に着きました。

#赤ちゃんのものを奪わないで
品薄のガーゼ生地。絶対に、ベビー用品を「本来必要とする赤ちゃんに行き渡らなくなるような買い方」で買わないで下さい。

私は、息子が産まれる前、安産祈願をした時にもらった「腹帯」を使いました。今は便利な世の中で、さっと巻いてマジックテープで留めるだけの腹帯が売っています。神社でくれる”さらしガーゼ”でできた腹帯は使わずに保管していました。

そして、ノーズ部分にワイヤーを入れる、”ワイヤーなし”だけど細く厚めに縫うことで”固い筋”にする、というオプションまで取り入れました。

結果、「ちょっとそこまで」の食料品の買い物など、自分の「手作りマスク」で外出するようになりました。

白い生地だけで作れば「それなり布マスク」が完成!

ミシンでは苦戦が続いています。

裏側が縫いたいラインからはみ出ては「ギャー」、返し縫いタイミングで上手くボタンを押せず「ギャー!」、途中で糸がなくなっていることに気が付かず「ギャー!」、ミシン針が折れて絶句。

縫い目は汚いし、手作り感が表に出て素人丸出しです。

でも、使った後、ネットに入れて、洗濯機でザブザブ洗えるので、お手入れも手間なしです。

白い生地だけで作ったマスクは、「一見は普通のプリーツマスク」と言える素人レベルに成長しました。

使用時は、内側にレンジフィルター(不織布)を挟んでいます。

「手作りマスク」は、初心者こそアイロンとミシンを使った方が良さそう!

因みに、私は「手作りマスク」に挑戦する前に、イメージを固めるためにYoutubeで「初診でも簡単!布マスクの作り方」的な動画を何本か見ました。

一緒に見ていた息子が、自分も作りたいと言うので、「おうち時間」を利用して一緒に作って来ました。

一緒に不織布を使って「使い捨てマスク」を作った時は、テープをベタベタ貼って”呼吸困難”なマスクでしたが、”手縫い”はどうでしょう。

「保育園で雑巾を作ったから、針も自分でできる」と言い張る息子に、針に通した糸と材料を与えたら、縫い目の揃った可愛いマスクが出来上がりました。

ミシンを使うようになってからの息子は、スタートボタンとストップボタンを押す役割を担っています。

私の「マスク作り」過程(上達中)

まだまだ世の中のレベル的には「ド素人」の類ですが、かなり苦戦した自分の中では「よくここまで来た」という上達ぶりです。

その中で、実感としては、初心者こそ面倒くさがらずに、アイロンとミシンを使った方が結果的に良さそうです。

プリーツの跡が思うように付かず、ずっと押さえたりクリップで止めたり、縫う時にクリップが外れてプリーツが開いて「ギャー!」となったりするよりも、始めから初心者でもできるアイロンを当てた方が楽でした。

手縫いでプリーツ部分を縫う時、粗い波縫いでは留まりません。できない、できないとイライラして時間が経つよりも、どうにか使えるようにしたミシンをガーっと走らせた方が、先に進みます。

沢山の苦労の体験談は、別記事でご紹介していきたいと思います。

「手作りマスク」が世界を救う!
…になれば良いですね。


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