売り切れ買えない「不織布マスク」を使い回す!消毒→洗浄→乾燥して再利用してみた

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新型肺炎コロナウイルス感染拡大を受けて、マスク不足が続く日本。

私も、新しい「使い捨てマスク」を購入できない一人です。

【新型コロナ対策】使い捨てマスク手作りで失敗!材料と感想がお役に立てば幸いです

2020/02/28

いよいよ使い捨てマスクを再利用するフェーズに入りました。

結論から言うと・・・使用感は意外とイケます。

※マスクの使い回しは推奨しない、という専門家もいます。
※ご自身の責任おいて、必要な場合は抜粋して真似して下さい。

使い捨てマスクの再利用はよくない、それは分かった上での実験です

自宅にある「使い捨てマスク」の在庫は、残り数枚。ここからは、使ったマスクを使い回しする決意をしました。

「使い捨てマスク」の再利用はやめたほうがいい。すべきではない。良くない。推奨しない。

そんなことは承知の上!

マスクをしたいのに、新しいマスクが手に入らないから、やむを得ず「再利用」をすることにしました。

「マスク表面にウイルス付着」が前提!消毒&洗浄は”専用”洗面器で

ツイッターやニュースサイトのコメント欄で、「鍋で煮沸消毒」という情報を見ました。

しかし・・・少なくとも我が家の鍋は調理用。

調理鍋を使って、新型コロナウイルスが付着しているかもしれないマスクを、キッチンでグツグツやるのは気が引けました。

なので、マスクの消毒・洗浄に使う洗面器を用意しました。100円ショップで売っています。

これを洗面所に置き、使った「使い捨てマスク」を消毒&洗浄する習慣をつけていきたいと思います。

※短期間で済むことを願いながら

マスク使い回し手順1.アルコール消毒

使った「使い捨てマスク」にアルコールスプレー

マスク表面に、アルコール消毒液をスプレーします。

症状がない以上、自分が感染しているかは分からないワケですが、万が一に備えて、マスク裏面(自分の鼻口に触れる部分)にもアルコール消毒液を少し吹きかけました。

これで5分以上、放置します。

◆根拠にした情報

  • 新型コロナウイルスのような「エンベロープウイルス」は、アルコール消毒剤がその幕を壊し、ウイルスにダメージを与える。つまりアルコール消毒が効果的
  • アルコール消毒によって、ウイルスの感染力がなくなる

◆気になる情報・注意すべきこと

  • マスクに付いたアルコール成分が、人体に及ぼす影響は分かっていない

マスク使い回し手順2.熱湯消毒

使った「使い捨てマスク」を熱湯消毒

次に、熱湯消毒します。

沸騰した熱湯をかけて、10分間放置します。

10分後に800℃以下になってしまう場合、80℃以上のタイミングでもう一度、沸騰した熱湯をかけた方が良いと思います。

私は80℃かどうか計らず、10分間放置しました。

◆根拠にした情報

(衣類や寝具について)
80℃・10分以上の熱湯消毒をしてから、通常 の洗濯を行います

「新型コロナウイルス感染症 市⺠向け感染予防ハンドブック」第1版より

マスク使い回し手順3.中性洗剤・洗濯用洗剤・ハンドソープで洗浄

使った「使い捨てマスク」を洗浄

消毒作業が終わったら、洗浄(洗濯)します。

中性洗剤でジャブジャブと洗いました。

この時、使ったのは食器用洗剤です。

翌日は衣類用洗剤も使ってみました。

その翌日は、除菌を謳っている「泡ハンドソープ」も使ってみました。

※衣類用漂白剤入り洗剤「ワイドハイター」で洗った時が、一番”無臭”でスッキリするかな?という印象です。

マスク使い回し手順4.乾燥(日光消毒)

使った「使い捨てマスク」を乾燥

消毒&洗浄が終わった「使い捨てマスク」を乾かします。

衣類については「太陽にあててよく乾かす」という表現を使って紹介されていました。

これに倣い、太陽光があたる場所に部屋干ししました。

※花粉症のため、この時期は「部屋干し」です。

マスク使い回し結果1.ヨレ感あるが白さが蘇る

上の写真は、乾いた「使い捨てマスク」の内側です。

プリーツ部分にヨレ感は残りつつも、マスクの生地自体は真っ白に蘇りました。ファンデーションやチークの汚れは、綺麗さっぱり落ちています。

マスク表面は、シワが残っていますが、プリーツは健在。着用してしまえば、シワは目立たちませんでした。

マスク使い回し結果2.(続いて)洗濯機で洗ってみたら…

1日使った「使い回しマスク」を更に、もう一度、使い回し。

今度は、”洗浄”のステップを手洗いではなく、洗濯機で洗濯してみました。

それが上の写真です。

かなりヨレ感アップ!
ヨレヨレです。

マスク使い回し結果3.手洗いなら5日も可能!けっこう丈夫

消毒を経て洗浄する時、洗濯機を使った日は、「マスク使い回し」の最終日となりそうです。

言い換えれば、”手洗い”をすれば、何日も使えます。

当然、マスク機能としては劣り、ウイルスも花粉も通過する可能性があります。

ガーゼや不織布などシート類を重ねて使用することが、必要になります。

それでも、品薄のマスク用ゴム紐の代用を探したり、手間暇かけて作ったり・・・を考えると、この「最初からマスクの形をしているモノ」は重宝しました。

使い捨てマスクは、月曜日から金曜日までの5日間、手洗いで持ちこたえるほど丈夫でした。

1枚の使い回しマスク+重ねシートで、数日間を乗り切ることができる!と分かりました。

※マスク効果を保証するものではありません。

【マスク使い回し注意】不織布マスクにアイロンをかけると溶けます!

ここで1つ、注意情報です。

何度も洗濯や消毒をした「使い捨てマスク」は、ヨレヨレ。アイロンをかけて、プリーツのシワをビシっと蘇らせたい、と思うのが普通ですよね。

しかし、ここで何も考えず、不織布のマスクにアイロンをかけると・・・

溶けます!

当て布をして、低い温度で優しくアイロンした時は、大丈夫でした。

【マスク使い回し対策】内側にガーゼ(不織布)を充てて機能強化!

減菌済ガーゼ
[写真] 医療現場で使われている減菌ソフトガーゼ 不織布タイプ

さすがにヨレヨレ感のあるマスクに、効果的なフィルター機能は残っていないでしょう。

使い回しマスクの内側に、ガーゼや不織布などの別布を充てることにしました。

写真のガーゼは、再利用する「使い回しマスク」のために購入した、減菌済ガーゼ(不織布)です。

「医療現場で使われている減菌ソフトガーゼ・不織布タイプ」です。

個包装になっていて、1つ開封すると、折り畳んだガーゼが入っていました。

このガーゼの大きさが、マスクにぴったり!

ですが、ドラッグストアでは医療用ガーゼも品薄状態なので、ここは資源を節約することしました。

ガーゼは、カットして使います。

これが、なかなか良い感じ。

内側に入れたガーゼが、すぐに外れそうならサージカルテープで留めようと思いましたが、何もしなくて大丈夫でした。

使い捨てマスクとガーゼ(不織布)の摩擦具合が丁度良いのか、マスクの内側に入れるだけで全く落ちず、快適に使えました。



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本当は、”使い回し”たくなんかない!

早く必要な人が必要な分だけ、使い捨てマスクが買える世の中になりますように!

※減菌ソフトガーゼ(不織布タイプ)は、各種メーカー数種類あります。

※今は店舗でも品薄なので、メーカーにこだわらず、必要な時に入手可能な商品を買うのが”吉”です。

※ネット通販にもありますが、医療従事者じゃないと買えないサイトもあります。

※私のようにカットして使うなら、広げた時のガーゼの大きさはそんなに気にせず、コスパの良いものを選ぶが正解かも。

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