保育園に通いながら療育施設に通う【併用通園の通い方】所属意識・支給量・送迎パターンを考えて

保育園で遊ぶ男の子
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息子は保育園に通いながら療育施設に通いました。

その通い方は、朝は保育園に通園→9時半頃に送迎→午前中は療育→午後は保育園で過ごす…というものでした。

この「通い方」が決まるまでに知ったこと悩んだこと、等をまとめました。

保育園に通いながら療育施設に通う

「療育に通いたい」と思った時、私は「今まで通り保育園に在籍しながら、週に1~2回だけ療育施設に通う」ことをイメージしました。

保育園日と療育日をはっきり分けて別の日にするのか、保育園を早退して習い事のように療育に通うのか。通い方については、保育園・療育施設とも相談が必要です。

最初から決めていたのは、(今の)保育園に通いながら(新しく)療育施設に通うということでした。

保育園と療育施設の併用通園はできるのか?

そもそも今までの保育園に通ったまま療育施設にも通う、「併用通園」ができるのか不安でした。

ですが、通所受給者の申請をするために、市役所の窓口に出向いて不明点を聞いた時に、
「保育園に通いながら、療育施設に週1~2回とかで通う方が普通ですよ。」
と教えてくれました。

どうやら両方通う「併用通園」はできる、というか”普通”らしい。

通所受給者証の支給量(上限日数)も考慮

市役所の担当者に、自作成したセルフプランを提出する時に「支給量(上限日数)」について問われました。

支給量・・・1ヶ月に福祉サービスを利用できる上限日数

厚生労働省によると、支給量の上限は「月の日数マイナス8日(基本は23日)」のため、特別な事情がない限り23日が最大。

毎日療育に通う子はこの23日枠を使うことになりますが、保育園と併用するならもっと少ない日数が「支給量」となり…

・療育→通所受給者証の支給量(例:10日)
・保育園→月の営業日 - 上記の支給量(例:10日)

という感じで併用通園することになりますね。

所属意識が芽生えて…転園は考えられなかった

息子が通う療育施設を探している頃、息子は5歳になりました。

この時(毎日行き渋るくせに)急に芽生えた、保育園への所属意識。

週に1~2回ほど療育施設に通うことを見越して、その話題に触れると、
「他の所は行かない、僕のガッコウは〇〇(=保育園の実名)だけ!」と言うようになりました。

「今まで通ってきた」という気持ちもあるし、息子自身にも所属意識が芽生えている。

やはり転園は考えられず、保育園に通いながら療育施設を利用する形にしようと思えました。

療育園より放課後等デイサービスのイメージで

併用通園にするとして。保育園以外で「丸1日」を過ごさせることにも抵抗がありました。

週に1,2回とはいえ、丸1日を保育園以外の他の施設で過ごすことは、正直イメージできなかったのです。

保育園以外の場所で「丸1日」を過ごす?

もともと集団生活が苦手で、保育園生活でも苦戦しているお昼寝、皆と違う食物アレルギー対応給食、既に4年間一緒に過ごして慣れた友達…

…など考えると、これを新たに乗り越えて別の場所/別の集団で丸1日?

違和感を覚えてしまうのは、私の我がままなのだろうか…と悩みました。

所属意識ある所から「引き離す」のではなく…

児童発達支援センターのスクールカウンセラーの元へ再び出向き、息子の「所属意識」と私の「違和感」について話すと…

●保育園に所属意識があるなら、そこから「引き離す」印象を与えるのはマイナスでしかない。
●丸1日を別の場所で過ごす療育ではなく、平日夕方や土日を利用した「放課後等デイサービス」のような使い方が適しているのでは。

というアドバイスを受けました。

所属意識のある保育園にベースを置きながら、夕方や一部の時間帯を利用した療育に通う。この「通い方」だ!

イメージが固まりました。

保育園と療育施設の移動【送迎パターン】を工夫

保育園に通いながら療育施設に通う「併用通園」になると決まった後、とても悩んだのが「送迎パターン」でした。

息子が通う療育プログラムは「午前中のみ」で、午後は保育園に戻ります。

この「通い方」が、送迎パターンを決めるには難しくて…。

送迎パターンは「いつも同じ」にする

臨機応変が大の苦手で「いつも同じ」「ルーチン」「こだわりの手順」を好む子供なので当たり前ですが、療育に通うなら『いつも同じ』送迎方法を確立する、この一択でした。

母子分離不安の子…療育送迎後にバイバイできるか?

しかし、行き渋ってやっと登園する保育園。そこから療育施設の送迎車に乗って療育に向かうなんて(不安が強い)息子にできるのか?

朝は自宅から私が療育施設まで直接送迎した方が良いのか?しかしこれだと母子分離不安の息子は、送迎後に私と「バイバイできない」可能性が高い。

朝の送迎パターンがいつまでも決断できませんでした。

母子分離不安の子…保育園日と療育日で〇〇を「いつもと同じ」に

結局、母子分離不安の息子にとって、母親と関わる部分を「いつもと同じ」にした方が行動しやすいはずだ、と判断しました。

療育に行く日であっても、朝は私が保育園まで送迎し、慣れた保育園で「私とバイバイ」した後に、療育施設の送迎車で療育に向かってもらうことになりました。

そうすれば、保育園日でも療育でも、私と息子が関わる「朝の送迎」「夕方のお迎え」については、「いつもと同じ」だから…

 

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