今回の目的は、プラネタリウム。
息子(当時5歳)と二人で、つくばエキスポセンターに行ってきました。
聴覚過敏にはつらい!?大音量・突発音
自閉症スペクトラム傾向にある息子には、聴覚過敏の特徴があり、大音量が苦手です。だんだん大きくなる音より、突然響く突発音の方が苦手です。さらに、突然グワっとくるような映像は、音の恐怖に拍車をかけます。
実は、ちょうど1年前の2018年1月。つくばエキスポセンターのプラネタリウムでは「ハロー、ジュピター」という番組が放映されていました。この時「木星」にハマっていた息子を連れて、見に行ったものの・・・
始まって、5分程で退場!!
たった5分です…。苦い思い出。
迫るような映像、大音量、迫りくる惑星と共にブオン!という突発音・・・まさに、プラネタリウム番組「ハロー、ジュピター」(の前半)。息子にとっては、恐怖でした。
選んだのは「こども番組・はなかっぱ」
そして1年後。映像や音響の刺激が少なく、聴覚過敏な息子でも大丈夫だろう…。息子も心身ともに成長しました。
選んだ番組は、プラネタリウム「はなかっぱ」です。
つくばエキスポセンターのプラネタリウム番組には、子供向けの「こども番組」があります。この時期「名探偵コナン」もありますが、年齢的に「はなかっぱ」を選択しました。
息子も、「はなかっぱ」はよく知っていて、大好きです。
プラネタリウム・リベンジに備えて~症状を和らげるのは「安心感」~
それから、事前準備が必須!
聴覚過敏の症状を和らげるため、事前の説明を心がけました。
プラネタリウムが見たい!行きたい!と言い出して聞かなかったのは、息子自身。「ハロー、ジュピター」の時に、耳を塞ぎながら途中で退場したこと。見たいなら、最後まで静かに席に座って観ること(が基本)。
-説明しました。
その言い方に、今回は大丈夫だろう、という感じがしました。
基本は最後まで見る、好き勝手に出たり入ったりできる場所ではない。
これを言い聞かせた後は、安心させることに専念しました。
何度も、声掛けしました。
世界初上映!? 「花さけ!パッカ~ん宇宙旅行」
大人気のはなかっぱが、プラネタリウムに登場!
「世界初上映」らしいです。
プラネタリウムこども番組(はなかっぱ)のタイトルは、『花さけ!パッカ~ん宇宙旅行』-。
はなかっぱと一緒に宇宙旅行?楽しそうですね!
入場券は「プラネタリウム券」を購入
入り口は1つです。展示場もプラネタリウムも、同じ入り口です。
ただし、購入するチケットの種類を間違えないようにしましょう。
プラネタリムを鑑賞する場合は、「プラネタリウム券」が必要です。
入館券(展示場のみ)
こども(4歳以上): 210円
おとな :410円
プラネタリウム券(展示場+プラネタリウム)
こども(4歳以上): 410円
おとな :820円
プラネタリウム券は、プラネタリウムが満席になり次第、発売終了です。
プラネタリウムホール入り口へ
プラネタリウム(シアター)は、プラネタリウムホールの先にあります。
プラネタリウムホール入り口から入ると、通路には様々な展示品があります。
今を築いた、1980年代の技術製品が並んでいました。
なぜ1980年代?-1985年のつくば万博ですね!
科学万博-つくば’85メモリアル!
1985年「人間・居住・環境と科学技術」をテーマに、筑波研究学園都市で「科学万博―つくば’85」が開催されました。 当時小学生だった私は、 コスモ星丸が描かれたハガキに、未来の自分への手紙を書きました。
そして、つくばエキスポセンターが、科学万博を記念する恒久施設として建設され、今に至ります。自分の息子と一緒に、コスモ星丸くんの前にいるのだから、感慨深いです。
つくば万博の記念品や関連グッズが、たくさん展示されていました。
プラネタリウムは撮影禁止!
ここから先は、「プラネタリウム券」を持つ人だけが通れます。
プラネタリウム内では、撮影禁止。ここからはカメラもスマホも電源を切り、静かに「はなかっぱ」を待ちます。
(ネタバレ注意)はなかっぱと宇宙旅行を最後まで楽しんだ!
お祭りの屋台のくじ引きで、当選!「宇宙旅行」が当たりました。
はなかっぱと友達は、不思議な宇宙船に乗って、宇宙へ出発!
宇宙船は、花が咲かない惑星ナハナハ星から来た、宇宙人のものでした。
はなかっぱは、ナハナハ星に花を咲かせることができるのか!?
「花さけ!パッカ~ん!」「ん~!」
息子も、はなかっぱ達と一緒に、花咲く呪文を唱えました。
つくばエキスポセンター(公式ページ)
茨城県つくば市吾妻2丁目9番地
つくばエクスプレス「つくば駅」A2出口から徒歩5分
≪開館時間≫9:50~17:00(入館は16:30まで)