つくば植物園(筑波実験植物園)の遊び方・楽しみ方<温室/室内編>食育もできるボタニカル観賞

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広大な敷地に植物いっぱいの筑波実験植物園(つくば植物園)(以下「つくば植物園」)をご存知ですか?

自然好き・植物好き・きのこ好きの子連れファミリーにお勧めです。

今回は、つくば植物園の「温室」や「室内」の楽しみ方をご紹介します。

つくば植物園とは?

「筑波実験植物園(つくば植物園)」 は、茨城県つくば市にあります。

多様な植物が植栽されていて、観賞することができる植物園です。国立科学博物館が、植物の研究を推進するために設置されました。

植物図鑑がパークになったような感じで、季節ごとの植物の様子を実際に見たり学んだりできます。

敷地が広く、植物の特性に応じてエリア分けされているので、散策するだけでも楽しいです。

筑波実験植物園(つくば植物園)
https://tbg.kahaku.go.jp/

入園料はリーズナブル

入園料は、実にリーズナブル。未就学児どころか、高校生以下が無料です。

この日は、大人一人310円、息子は無料、家族トータルで620円を支払い、入館しました。

受付は正面玄関から入館してすぐ右手にあります。

受付がある「教育棟」がスタート地点

この受付がある建物が「教育棟」です。

教育棟には、売店・トイレ・休憩所などが揃っていました。

この教育棟を通り抜けると、屋外や他の建物への道が続いています。

「教育棟」の売店は、思わず欲しくなる一品あって必見

教育棟には、小さな売店があります。

規模は小さいのですが、植物や宇宙に関連するグッズが集結しているんです。

息子は宇宙や植物(特にきのこ)が好きなので、興味があるものが商品になっているのを見てテンションアップ。

わざわざ私がネット上で探して購入した「きのこシール」が、ここでは普通に売っていました。(写真ご参照)

部分日食を観察!発達凸凹宇宙好きの観測日誌(2019年1月6日)

2019/01/07

そして、部分日食に備えて買った「日食グラス」も、実はこの売店で購入しました!

「サバンナ温室」はサボテンなどが生育

植物の種類に限らず、観賞ルートも多種多様。この日は温室の植物観賞からスタートすることにしました。

残念ながらこの日、「サバンナ温室」は改修工事に伴う通行止め。

本来であれば、アメリカ・アフリカ・オーストラリアなど雨が少ない地域で生育している植物が観賞できます。

アメリカのサボテン、アフリカのアロエ、オーストラリアのユーカリが見たかった!

「熱帯資源植物温室」はまさにボタニカル空間

「熱帯資源植物温室」は、絶対危惧植物なども管理されており、必見どころが満載です。

温室の外観は渋くて一見近寄りがたいのですが、室内はまさにボタニカル空間です。

エアプランツがこれでもか!というくらいにぶら下がり、意外とお洒落な植物で溢れていました。

インテリアショップにぶら下がっていたら、見違えるほどオシャレに見えると思います。

食育もできる学べる植物たち

つくば植物園の植物たちには、プレートが付いています。基本情報だけのプレート以外に、生態などが説明されている植物もありました。

有名・ユニーク・人気がある植物には大体説明プレートがあり、実物を見ながら学べるので興味深かったです。

とりわけ子供達が食べ物として知っている植物は、実物を目の前にして「これがどうやって知ってる姿になるのか?」を説明することができました。

チョコレートになれなかった「カカオ」の実

熟して?黒いカカオの実

私と息子が釘付けだったのは、黄色いカカオの実。

息子はこの植物(カカオ)がチョコレートに変身すると知って、興味を持った様子でした。

私が感動したのは、原産地ではなくても、この温室内でもカカオが成長・成熟していることです。

徐々に熟して色が変わって行く過程が、実物で実際に見ることができました。

まだ若い?白っぽいカカオの実

カカオの成長段階を見たのは、初めてでした。

捨てるとこない!?「ココヤシの実」

こちらも実物観賞会。

ココヤシの実が置いてありました。

硬いカラの部分は、器などに加工して利用されている商品を見たことがありますが、中のゴワゴワしている部分はタワシの材料になるそうです。

見どころ上位にランクイン!「バナナ」

「みどころ3位」のプレートと共に 、バナナがありました。

みどころ上位にランクインする理由が分かります。

この、バナナが逆さまにぶら下がっている姿は、圧巻です。

木にぶら下がっている状態のバナナの実物は、初めて見ました。

息子も、いつも食べている黄色いバナナが、緑からだんだん黄色になることを(実物で)学びました。

多目的温室で知ってる植物&知らない植物

「水生植物温室」「熱帯雨林温室」では、花屋さんで見かける植物から見たこともない植物まで、多様な植物を鑑賞しました。

温室内を区切る「暖簾」のようなこの植物も展示物です。

不思議な暖簾ふう植物の向こうは、休憩スペースでした。

「研修展示館」1階で学ぶ植物と暮らし

研修展示館の1階では、世界一大きな花の模型、巨大な木の大きさなどを実感しながら、植物の多様性を学ぶことができます。

植物がいかに暮らしに利用されているか、改めて実感できるエリアです。

息子がキッチン(を想定した展示エリア)で冷蔵庫を開けると、日本酒・ビール・わさびなど植物からできている食品が入っていました。

木製テーブル、お箸、フローリング、座布団。みんな元々は植物です。

「細胞進化」と共に階段を上がる

研修展示館の2階へ向かう途中、踊り場には進化図がありました。

ミドリムシやアメーバなど、子供も興味を持ちそうな見た目のイラストも。

進化に興味がある方は、踊り場で見上げてみましょう。

進化を続けて現在は、『植物園を訪れた』ところです。

「研修展示館」2Fに植物ラボ

研修展示館の2階には、植物ラボがありました。

映画に出てくる実験室のよう。

何を研究しているのか、何の実験なのか、気になりました。

「研修展示館」3F・美しいフラワーに癒され休憩

研修展示館の3階には、こんなに美しいテーブルが。休憩スペースになっています。

難しいカタカナが並ぶ、花の名前は分かりませんが、その姿に魅了されました。最近は、保存技術がすごいです。

「バナナ」は、こんなに美しい花を咲かせるらしい。

教育棟では「読書」や「今月の植物のぬり絵」ができる

入口が教育棟だったように、出口も教育棟です。園内の鑑賞を終えた帰りは、教育棟に戻ります。

教育棟には、植物図鑑が並ぶ図書コーナーがあり、テーブルで読書することができました。

テーブルの上には、塗り絵と色鉛筆が用意されていました。

季節の植物のぬり絵は、毎月変わる月替わり。1月は『カンツバキ』と『レモン』でした。

息子は閉園時間ギリギリまで「今月のぬり絵」に集中。

実際に、園内で本物を見てばかりの状態なので、新鮮な「ぬり絵」が仕上がりました。

■野外の様子は別記事でご参照しています。

つくば植物園(筑波実験植物園)を満喫!絶滅危惧種も見れる充実度<野外編>

2019/03/08

筑波実験植物園(つくば植物園)
http://www.tbg.kahaku.go.jp/index.php
茨城県つくば市天久保4-1-1
(代表)029-851-5159
9:00~16:30(入園は16:00まで)
毎週月曜日(祝日・休日の場合は開園し、翌日が休園)

【入園料】一般310円、高校生以下は無料
※20名以上で団体割引あり
※国立科学博物館の会員(共通パス持参者)は無料


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