息子は、小麦・乳・ゴマ・ナッツ類のマルチアレルギー。学校給食は、代替弁当によるアレルギー対応です。
給食の献立のうち「食べられないメニュー」については、そのメニューを早朝に作り、お弁当として持って行きます。
和食・中華・イタリアン…と、たいていの給食メニューの再現にも慣れてきました。食費はちょっと増えたかな?
今回は、比較的「代替え」が容易なパスタです。
代替弁当にも常備食品を活かす!グルテンフリーパスタ
パスタの代替対応が、なぜ簡単なのかと言うと…市販の米粉パスタさえあれば、他の材料や作り方の工夫について、特に意識しなくて良いからです。
我が家では、息子が小麦アレルギーなので、一般的なパスタ(デュラムセモリナ粉、小麦粉のパスタ類)は置いてありません。
スパゲティの場合は、アルチェネロの「有機グルテンフリーパスタ」を常に3袋くらい、常備しています。
これを使っては買い足し、1袋になっては3袋に増やす、という「ローリングストック法」を取り入れています。
自宅でパスタを食べる時は、これで作り、みんなで同じパスタを食べています。
我が家で使っている「有機グルテンフリーパスタ」は、小麦粉不使用・グルテンフリーはもちろんですが、その名の通りオーガニック製品。
余計な添加物を含まず、「有機とうもろこし」と「有機米」でできています。
これがリピート率No.1パスタの理由です。
学校給食で「スパゲティ」が登場する時は、このパスタのストックが大活躍します。
今回も、このグルテンフリーパスタを使って、作りました。
給食はチーズ入り!「なすのミートソーススパゲティ」
この日の給食は、なすのミートソーススパゲティです。
ひき肉・玉ねぎ・ニンジン・ピーマン・ナス・マッシュルーム…という定番材料をトマトソースベースで作るパスタ料理。
小麦アレルギーなので「パスタ」の時点で代替弁当ですが、小麦アレルギーではなく乳アレルギーだけだったら食べられたか?というと、そうでもない。
これに「チーズ」を入れられてしまうんですよね…。
「ごま」と「粉チーズ」は”後がけ”にして、かけたい子供だけかければ良いのに!という気持ちが本音です。
とことん代替え!アレルギー児のミートソーススパゲティ
食物アレルギーで代替弁当だからと言って、栄養面で大きな差がないように、私は出来るだけ、給食の献立メニューで使用される「材料」を揃えて使うようにしています。
だけど、あると思った野菜が冷蔵庫になかったり、買い忘れたり、わざわざ買うと高い食品だったり、うちではあまり使わない食材だったり…、ちょっとした理由で材料が揃わない時もあります。
マッシュルームは、その代表格ですね。
今回も、給食のミートソーススパゲティには、マッシュルームが使われます。
私は「しめじ」で代替えです。
しまじをほぐし、1つずつスライスして、マッシュルームのスライスに見せかけました。
色の濃いトマトソースに絡んでしまえば、まるでマッシュルームでした。
その他、給食では「クラッシュ大豆」という、大豆を八割にしてクラッシュ状にした商品が使われます。
私は、「蒸し大豆」を自分でみじん切りしました。
大豆は一粒が小さいですが、まな板の上で、全粒まとめてザクザクザクザク。柔らかいので、玉ねぎをみじん切りするより全然簡単です!
本日の「なすのミートソーススパゲティ」材料とポイントまとめ
それでは最後に、マルチアレルギー児の「なすのミートソーススパゲティ」をご紹介します。
◆材料◆
有機グルテンフリーパスタ
ひき肉
蒸し大豆(細かくカット)
炒めたまねぎ(パウチが便利)
にんじん
ピーマン(シェア畑で収穫)
ナス(シェア畑で収穫)
しめじ(スライスする)
◆炒める時に使う◆
米油
チューブにんにく
チューブしょうが
◆ミートソース◆
トマト缶
ケチャップ(大さじ1~)
ソース(大さじ1~)
コンソメ粉末(1本分)
材料を炒めて、ミートソースを入れて、煮込んで、出来上がり!
茹でたパスタは、息子がお弁当で持って行く分だけ、フライパンに入れて、ミートソースに絡めます。
それをフードジャーに入れます。
白いマスキングテープに「ミートソース こめこ☆パスタ」と書き、フードジャーの蓋に貼ります。
これで、小学一年生の息子が、フードジャーを給食トレイに乗せた時、フードジャーに何が入っているのか分かります。
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