食物アレルギー学校給食対応★代替弁当の容器は?お弁当箱/スープジャー/フードジャーをサイズ違いで

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食物アレルギーがある息子は、学校給食でもアレルギー対応が必要です。

私が給食の献立表と同じメニューのお弁当を作り、「給食代替弁当」として持参しています。

そこで今回は、息子が代替弁当を持参するために使っているお弁当箱(容器)や工夫についてまとめました。

皆と同じ「給食トレイ」に並べたい!

目指す所が違うと結果も変わってしまうため、最初に、私が目指した「代替弁当の姿」についてお話しします。

息子が通う学校の給食は、給食トレイの上に主食・主菜・副菜orデザート、そしてパック牛乳を乗せます。これが、他のみんなの「給食1食分」です。

たとえ1人だけお弁当だとしても、息子だけが「お弁当箱1つ」の状態ではなくて、みんなと同じように「給食トレイの上に容器を並べたい」と思いました。

給食トレイ上に、主食容器・主菜BOX・スープジャー・冷たいデザート…というように1品ずつ並べて、(少しでも)「みんなと同じ」を表現したかったのです。

息子は不安がとても強い子で、給食や代替弁当の何かがきっかけになり「学校がイヤだ」に繋がる恐れもあったので、それを避けたい気持ちもありました。

というわけで、給食トレイ上に容器を並べるイメージで、代替弁当の「入れ物」を揃えました。

たくさん食べる子なら【ステンレスランチジャー】

私は元々、サーモスの「ステンレス・ランチジャー」を持っていました。

ご飯・おかず・スープ類の3品をひとまとめに、温かいまま持ち歩ける保温機能があり、持ち手ベルトが付いているのでランチバッグ不要で持ち歩けて超便利。

これは、今より低アレルゲンメニューが充実していなかった頃、離乳食・おかゆ・茹で野菜などを入れて持ち歩き、外食や旅行先で大活躍しました。

しかし、小学校の給食代替弁当としては…大きくて重い!

重量感があるので、ランドセルを背負った身長120cmに満たない子供が持つには無謀で却下。

中学生~高校生以降は活躍しそうです。

3段(入れ子)、大中小サイズ【シールランチボックス】

まずは常温の容器。

大中小(S/M/L)サイズ3点セットが入れ子になっている「シールランチボックス」はスタメンです。

蓋はロック機能がないタッパータイプですが、お弁当箱としてとても優秀です。

大中小(S・M・L)サイズの3点セット

大サイズは主食、中サイズは主菜、小サイズはサラダorデザート類…のように3品を別々に入れることができ、日によって厳選したサイズだけを使用。

大(L)サイズは、米粉揚げパンを入れるのに調度良かったです。

絵柄がかわいい小学生向け

シールランチボックスは、ディズニー系・ミッフィー・マインクラフト・星のカービィなど、かわいいキャラクター柄が充実。小学生低学年に向いていると思います。

食物アレルギーっ子も自分で選んでシールランチボックスで、給食時のテンションがあがりますように。

帰りは重ねてコンパクト!

登校時は、大中小とピラミッド状態で重ねて持って行きますが…

下校時は、入れ子状態にして、大きいサイズ1個分に収まります。

コンパクトに1つにまとまる容器は、荷物でぐちゃぐちゃの帰りのランドセルにも突っ込みやすいです。

細長い「楕円形」は、ランドセルの上下の隙間に押し込める

楕円形のシールランチボックスは、横に細長いのでちょうどランドセルの隙間に収まりやすいです。

教科書・連絡帳・筆記用具などを突っ込んだランドセルに隙間はほとんどないのですが…

A4サイズ→B5サイズと綺麗に並べるとB5サイズ群の上に隙間ができ、そこに楕円形シールランチボックスをはめ込めます。

収納もコンパクト

学校に代替弁当を持って行く時だけでなく、容器自体を収納する時も場所をとらず優秀です。

シールランチボックスは、正方形もあります。
※上記写真は、私が使っているシールランチボックスです。

サイズ豊富なタッパー類

常温で持って行くお弁当が1品だけの日は、サイズ豊富なタッパー類が便利です。

ジップロックのスクリューロック保存容器は、密閉できるスクリューロックで、主食1食分に調度良い大きさなのでお勧めです。

例えば、食べる時は一緒だけど別々に持って行きたいメニューで、
「ミートソースパスタ」
  米粉パスタ →スクリューロック保存容器
  ミートソール →スープジャー

「けんちんうどん」
  米粉うどん →スクリューロック保存容器
  けんちん汁 →スープジャー

のように使いました。

【フードジャー】漏れない&保温保冷の機能が優秀

そして必須になるのが…密閉・保温保冷機能に優れたフードジャー&スープジャーです。

学校給食では、ランチボックスに入れにくい献立メニューが、頻繁に登場します。

カレー、シチュー、スープ類、フルーツポンチなど。汁漏れ注意、冷めたら美味しくない、温かいままor冷たいまま12:00を迎えたいメニュー。

息子だけ冷めたカレーとか可哀想ですから、フードジャーは必須でした。

大中小サイズが揃っていると超便利

フードジャー(スープジャー)は、大中小サイズが揃っていると超便利です。

大サイズ … 丼もの、調理ご飯もの。ご飯におかずを乗せて一品になっている類
中サイズ … ご飯もの(混ぜご飯、チャーハン類)、メインおかず
小サイズ … スープ類、カレールゥ、シチュー、汁を伴うデザート類

上述のランチボックスと組み合わせながら、代替弁当が最も美味しく給食時間を迎えられるように「容器」を考えます。

【スープジャー】最小サイズ(160ml)は複数揃える

フードジャーの中でも「スープジャー」と呼ばれる小さめのサイズはエースです。

私は、ポケトルのスープボトル(160ml)を何本も買い足しました。

給食は、汁ものメニュー複数が同日に出る

学校給食では「カレー」「スープ」「フルーツポンチ」みたいな組み合わせが多いです。

例えばこの献立メニューだと、同日(一度)に3個のジャーを持参することに。

そんな時、3個ともスープジャー(フードジャーの最小サイズ)に入れるのが最軽量で、息子も扱いやすく最適でした。

フードジャー(大・中)は重い

スープ、カレールゥ、シチュー、フルーツポンチ等「液体が多い料理」を入れる時、フードジャーの中サイズ(300ml相当)以上だと1つが重たく、複数個だと大きめのランチバックも必要です。

フードジャーを実際に計量すると、大サイズで321g、中サイズで248gありました。

【お弁当箱】仕切り付き

常温系のおかず2品を持参する時は、普通のお弁当箱も便利でした。

容器を2個に分けるまでもないか?と思う時は、2区画に仕切られているお弁当箱が活躍しました。(上の写真)

2種類のメニューを完全に分けて入れることができるため、味が混ざるのを嫌う子でも大丈夫でした。

【デザートケース】ロック付き

100円ショップにも売っている、蓋にロックが付いている「デザートケース」も1つあると便利。

デザートというより、サラダを入れるのに役立ちました。

【サラダボックス】フタが保冷剤の保冷機能

小学校生活中盤で、昨今の6月・7月・9月の暑さ対策として、私が買い足したのがこちら(↑)

ポケトルの「キャリークール」は、フタ自体が保冷剤になっていて、サラダ類を保冷状態で持ち運べます。

【どんぶりジャー】ご飯にかける系&2品を保温できる

息子は小麦・乳成分・ゴマにアレルギーがあるため、給食のカレールゥや中華丼の具が食べられません。

そのため学校給食では「ライスのみ提供」してもらい、ルゥや具は代替弁当なのですが。

ライスも持参して給食費を払わない選択をした場合は、「どんぶりジャー」が必要かなぁ?と検討中です。

給食代替弁当の容器は、種類/大中小サイズを組み合わせる

アレルギー対応食の代替弁当は、料理の代替内容だけでなく、それを入れる「容器」をどうするか、前夜に考えるのが大事でした。

上述のように数種類のお弁当容器が揃った状態であれば、入れ物に悩んだり焦ったりが減り、調理そのものに集中することができました。

フードジャーの200ml/300ml/400ml…のサイズ感が最初は分からず、小学1年生のカレールゥを400mlジャーに入れて多過ぎた、など失敗も繰り返しましたが、今では最適な容器が分かるようになりました!

最後に、私が実際に揃えた容器をおさらいして、終わりたいと思います。

フードジャーの大サイズ「パール金属 キープス フードマグ」400ml

私が実際に使っているのは「パール金属 Keeps キープス フードマグ 400ml タイプ」です。

現在でも、楽天市場などで売っていました。

フードジャーの中サイズ「アイリスオーヤマ フードジャー」300ml

ブログで登場するのは「アイリスオーヤマ フードジャー 300ml」です。

長年使うと外側の塗装が剥げかかってきましたが、とても洗いやすいです。

フードジャーの小サイズ「ポケトル スープボトル」160ml

私が何個も持っているのが、「ポケトル POKETLE スープボトル 160ml タイプ」です。

学校給食で必ず出るスープ類(汁物)、カレーやシチュー等のルゥ系、冷たいデザート(フルーツポンチ等)に最適。

そしてこれらが同日に献立メニューにある日、複数個を持参するので大活躍です。

お弁当箱「仕切り付き」

息子が保育園児の時から愛用しているのは、「COLORFUL CANDY STYLE ランチボックス 太陽系惑星とコスモプラネタリウム」です。

仕切りだけあるタイプではなく、中が2つの区画に分かれていて、それぞれの区画を取り出して丸洗いできます。

大中小セット”入れ子”で便利「シールランチボックス」

息子が持っているのは、「星のカービィ シールランチボックス 入れ子(大中小3Pセット)」

正方形型が主流ですが、楕円型はフライ/春巻き/餃子/オムレツなど細長いおかずを入れやすいので気に入っています。

常温で単品なら「ジップロック スクリューロック保存容器」

常温でパスタやうどん等の米粉麺を入れるのに重宝したのが「ジップロック スクリューロック保存容器」です。

お弁当以外でも、普段の料理や食品の保存に使えるので、揃えて便利でした。

ランチバッグ、専用ケース付き「サーモス ステンレス ランチジャー」

うちの「サーモス ステンレス ランチジャー」は、給食代替弁当ではなく主に、離乳食~保育園時代に使っていたもの。

小学生低学年の1食分としてはちょっと大きめで、冷たいメニューを一緒に持つことができないデメリットあり。

たくさん量を食べられるようになった時に、ホカホカ弁当の持参としては良いと思います。

買い足したい「どんぶりジャー」

献立頻度が高いカレーや丼ぶり系メニューに備えて、買い足したいのが「どんぶりジャー」。

小学校高学年・中学生・高校生…と長く使うためには、かわいい&キャラクター柄よりシンプルなステンレスタイプがいいかな、と考えています。

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ゆきこ
関東在住、1児の母。 病気や出産を機に働き方改革。20年以上のITコンサル業界を経て独立。ライター業などこなしつつ、発達障害(ASD:自閉症スペクトラム)育児・アレルギー児育児に向き合っています。 アレルギーや特性を抱えながらも楽しく幸せに過ごしてほしい気持ちを乗せて、体験談や意見をブログ化&発信しています。