学校給食の「味のり」が…ゴマアレルギーなのに「韓国のり」!献立と同じお弁当(代替食)どうする?

給食の代替弁当(味のり)
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皆さま、ご自宅に「味付け海苔」(以下「味のり」)は必ずありますか?

息子はゴマアレルギーなのに、学校給食で出る「味のり」はいつも決まって「韓国のり」。

今回は「味のり」に纏わる代替食の話です。

「韓国のり」が出る給食の献立(メニュー実例)

・牛乳
・白飯
韓国のり
・肉じゃが
・大根と油揚げの味噌汁
・ミルメーク

息子が通う小学校では、給食でよく「韓国のり」が出ます。

日本で一般的な「味のり」ではなく、わざわざ「韓国のり」が出るのだから、さぞかし韓国風の献立メニューなのかと思うでしょう?

それが、そうでもありません。

上のメニューは、実際に学校給食で出た1日の献立です。主食は「白いご飯」、主菜は「肉じゃが」、副菜は「味噌汁」という、典型的な和食メニューであることが分かります。

普通の「味のり」でいいのに!

学校給食で白米と一緒に出される「韓国のり」は、ひと月に一度くらいの頻度で登場します。

普通の「味のり」にして欲しい!と毎月願うも、なぜか「韓国のり」。

私がそう願うのは、「韓国のり」が嫌いだからではなく、息子がゴマアレルギーだからです。

「韓国のり」にはごま油が使われているため、息子は代替食を持って行くことになり…。

※息子はゴマの他、小麦・乳・ナッツ類のマルチアレルギーなので、普通の「味のり」でも代替食になる場合もあります。

給食の「韓国のり」は輸入じゃなくて国産!

しかも、息子の学校給食の「韓国のり」は、日本でわざわざ製造したもの。

輸入食品ではなくて、国産なのです!

ゴマアレルギー児の親としては、なおさら「わざわざゴマ油を塗らなくて良いのに~」と心で叫びたくなります。

商品名は『韓国風味付けサラダ海苔』で、献立表では『韓国のり』と表示されていました。

国産のりを原料に、圧搾法で搾ったごま油と天日海水塩を原料として「伯方の塩」で、韓国風の味付けに仕上げました。

(「商品規格書」より抜粋)

原材料は、乾のり・ごま油・塩だけの優れもの。素材を生かして仕上げられています。

ゴマアレルギーゆえに、これが食べられないことが超残念!

「味のり」は小麦不使用の判断が難しい!

「韓国のり」の代替内容を考える前に、すぐに思い付いてしまうのが「味のり」ですよね。

「味のり」はスーパーで必ず買える身近な食品ですが、食物アレルギーがあるとちょっと注意が必要です。

1つは「えび」「かに」がコンタミネーション情報としてあること、もう1つは「小麦不使用」を見極めるのが難しいということです。

息子は小麦アレルギーなので2つ目の注意点に着目すると…

【食物アレルギー問題】省略OKを知ってた?食品表示法の個別表示もう少し改定して欲しい!

2020/07/20

「味のり」の主な味付けは、醤油・醤油調味料・鰹 or 昆布エキスであることが多く、アレルゲンとして含まれる「小麦」がどれに使われているのか判断しにくいです。

アレルゲンが「一括表示」ではなく「個別表示」されている商品を選んでも、食品表示法では一度表示したカッコ内のアレルゲンを2つ目以降の素材からは省略できるので、正確に判断できません。

アレルゲン表示にある『小麦』が、「醤油」だけに含まれているのか、その次に書かれている「昆布エキス」にも含まれているのか、あるいは保存料や香料などの添加物に含まれているのか?

食品表示法で省略可と言われているので、消費者は(正確に)判断できません。

【韓国のり代替食1】個包装の「味のり」

というわけで話しを戻すと、給食の「韓国のり」を代替弁当で持参する場合は、自宅にある「味のり」で代替えするのが一番早いです。

上述の都合があるので、私が購入する「味のり」の条件は、
・アレルギー情報が「個別表示」されている
・アレルゲン『小麦』のメイン素材が、醤油由来だと推測できる
・息子が1枚だけ試し食べして、口が痒くならない

です。

息子が食べられる「味のり」をリピート買いしています。

給食の代替弁当として持参するには、始めから個包装の「味のり」が便利です。

【韓国のり代替食2】味のり大量タイプを自分で小分け

給食の代替弁当(味のり)

私が購入&ローリングストックしている(=息子が食べられる)味のりは、個包装タイプでは滅多になくて、大容量のプラスチック容器に入ったタイプが多いです。

給食の「韓国のり」の代替として、容器から5~7枚を抜き出し、食品用の小分け袋に入れるか、ラップで包んで持参することもあります。

【韓国のり代替食3】「板のり」を切って塩をふる

過去に1日だけ、自宅の「味のり」在庫が切れた翌日に、給食で「韓国のり」が出る日がありました。

私が給食の代替食にしようと思っていた「味のり」なのに、前日の夕飯で旦那が”酒のつまみ”で食べてしまったのです!

その時は、「板のり」(=普通の乾のり)を使いました。

「板のり」は、「味のり」以上に、おにぎり・手巻き寿司・千切って料理に…と何かと使うので常備してあります。

これを味のりサイズにカットし、粗塩を振りかけ、5枚ほど重ねてラッピングしました。

海苔に米油を塗ってから、粗塩を振りかけようか?とも考えましたが、ベタベタになるので止めました。

乾燥剤(シリカゲル)の使用は?

私が「韓国のり」を代替え対応する時、少しでもパリパリの食感を保てるように、乾燥剤(シリカゲル)を一緒に入れています。

だけど、乾燥剤を入れるようになったのは、小2の3学期くらいから。

小学1年生の息子に、「これは食べちゃダメ」「開けたらダメ」「最初に取り出してお弁当袋に入れておく」等々、朝から説明を浴びせると、肝心な他の事がおろそかになりました。

2年生になると、給食時間の行動(配膳列はトップバッター、給食カードを見せる、等)にも慣れ、その日の代替弁当に乾燥剤が入っていることを説明する余裕が生まれました。

食品用乾燥剤は、100円ショップにも売っていますが入り数が少ないので、短期にたくさん使う場合はネット通販でまとめ買いがお得です。

※原材料は、必ずご自身でご確認下さい。


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