息子は、ゴマアレルギーです。
学校給食では、ごま油が使われている「韓国のり」が登場しました。
その頻度、半年に3回くらい!
味海苔でいいのに!「韓国のり」が出る給食とは(献立メニュー)
・牛乳
・白飯
・韓国のり
・肉じゃが
・大根と油揚げの味噌汁
・ミルメーク
※マーカーを引いたメニューは、該当アレルゲンを含むため、代替え食(弁当)です。
※「牛乳」は、年間を通して”停止”です。
※対象アレルゲンは、「小麦・乳・ゴマ・クルミ・カシューナッツ」です。
一般的な「味海苔」ではなく「韓国のり」が出るのだから、韓国ふうな献立なのかと思ったら、そうでもありません。
主食は「白いご飯」、主菜は「肉じゃが」、副菜は「味噌汁」という、典型的な日本の家庭料理メニューではありませんか。
ご飯のお供には、普通の「味海苔」にして欲しかった!
肉じゃがは、和食調味料(しょうゆ、酒、みりん)がベースです。肉じゃがとお味噌汁は、マルチアレルギーの息子でも食べられました。
※息子はゴマの他、小麦・乳・ナッツ類のマルチアレルギーです。
※「ミルメーク」の詳細は、別記事でまとめています。
給食の「韓国のり」は輸入じゃない!日本で「乾のり+ごま油+塩」の味付け
国産のりを原料に、圧搾法で搾ったごま油と天日海水塩を原料として「伯方の塩」で、韓国風の味付けに仕上げました。
(「商品規格書」より抜粋)
給食で出る「韓国のり」は、輸入した食品ではありません。
日本でわざわざ製造したものです。
商品名は、「韓国風味付けサラダ海苔」です。
原材料は、「乾のり」「ごま油」「塩」だけ。
息子はゴマアレルギーなので、この「韓国のり」が代替対応になってしまいました。
韓国のり代替1.個包装の「味海苔」

給食の「韓国のり」は、普通の「味海苔」で代替えしました。
一番最初に思い付く代替え案です。
数枚ずつ小分けになっているタイプが、便利です。
韓国のり代替2.大量タイプの「味海苔」を自分で小分け
食品スーパーに行けば必ず買える、手軽な食品「味海苔」ですが、小麦アレルギーがあると注意が必要です。
「味海苔」は、「小麦不使用」を見極めるのが難しいのです。
「味海苔」は、主な味付けに、醤油や醤油調味料が使われますが、アレルゲンとして含まれる「小麦」が、どこに使われているのか分かりにくいです。
アレルゲンが「一括表示」ではなく「個別表示」されている商品の中から選ぶようにしていますが、「個別表示」であっても正確には分かりません。
原材料で先頭表示されている「醤油」だけなのか、その次の「昆布エキス」にも小麦が含まれているのか?
食品表示法で省略可と言われてしまうと、消費者には判断できません。
というわけで、我が家では、アレルギー情報が個別表示されている味海苔、かつ息子が1枚だけ食べてお口が痒くならなかった「味海苔」をリピート買いしています。
それが、個包装タイプではなく、大容量の容器タイプ。
給食で「韓国のり」が出る日の朝、容器から5枚を抜き出し、食品用の小分け袋に入れてラッピングしました。
※ラップで包んでもOK!
韓国のり代替3.「味海苔」がない!板のり切って塩をふる

自宅の「味海苔」在庫がちょうど切れたタイミングで、給食に「韓国のり」が登場する日がありました。
どうしよう!
前日の夕飯で、旦那が”酒のつまみ”で食べてしまった!
そこで、「板のり(普通の乾のり)」を使うことにしました。
「板のり」は、「味海苔」と違って、おにぎり・手巻き寿司・千切って料理に…と色々使うため、我が家では絶対に常備してあります。
これを味海苔サイズにカットし、粗塩を振りかけ、5枚ほど重ねてラッピングしました。
海苔に米油を塗ってから、粗塩を振りかけようか?とも考えましたが、ベタベタになるので止めました。
乾燥剤(シリカゲル)の使用は年齢を考慮して

私が「韓国のり」を代替え対応する時、少しでもパリパリの食感を保てるように、乾燥剤(シリカゲル)を一緒に入れたことがあります。
だけど、乾燥剤に対する説明が必要になり、給食の時間に関する説明が煩雑になります。
小学一年生の息子に、「これは食べちゃダメ」「開けたらダメ」「最初に取り出して、お弁当袋に入れておく」等々、朝から説明を浴びせると、肝心な別の事が抜けかねない。
最近は、「韓国のり」の代替に、乾燥剤を入れるのはやめました。
優先すべきは湿気取りか安全か?の二択ではありませんが、子供の年齢や理解度を考慮した上で、乾燥剤の使用を考慮するのが良いと思います。
食品用乾燥剤は、100円ショップにも売っていますが、入り数が少ないです。
※原材料は、必ずご自身でご確認下さい。
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