【保育園の遠足準備】力の入れ具合が苦手な子が練習しておくこと

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息子が通う保育園では、「ピクニック」という名の徒歩遠足がありました。

4歳児クラスと5歳児クラスを対象とした、年間行事です。

この時、力の入れ具合が苦手な息子が、実はできなかったこと・練習が必要だったことをまとめました。

早く気が付けば、時間をかけて事前に練習できるので、参考になれば幸いです。

お弁当箱を開けて閉める(4歳頃)

4歳児クラスになった時、保育園で初めての遠足(ピクニック)がありました。

息子は食物アレルギーがあるので、これまでも、お弁当を持って出掛けるシーンはたくさん経験があります。

お弁当を食べることには、慣れていました。

しかし、家族で出掛ける時は、お弁当を広げて準備するのは、いつも私です。

息子は自分で、「お弁当箱を開ける」作業をしたことがありませんでした。

ある休日、迫る遠足に備えて、空のお弁当箱を開けてみようと、練習を促すと…見事にできない!

この時のお弁当箱は、タッパー型でした。

タッパーの角をうまく持って、クイっと持ち上げるのが難しいのかも?と思いました。

まず実際に、遠足に持って行くお弁当箱を決め、それで何度も練習しなきゃダメだ!と気が付きました。

息子は当時、宇宙が大好き。ネット通販の画面を見せながら「何のお弁当箱がいい?」と聞くと、「宇宙のやつ!」と即答でした。

COLORFUL CANDY STYLE 宇宙のランチボックスを購入しました。

お弁当箱のサイド左右をパカッパカッと外して、開けるタイプです。

これなら4歳児でも開けられるだろう…。

最初は少し苦戦したものの、数回練習すると自分で開けられるようになりました。

遠足から帰ってくると、空になったお弁当箱の蓋はあけっぱなしでした。

自分で「閉める」のは、うまくできなかったようです。

閉めるのは、今後の練習課題です。

★確認ポイント
お弁当箱を自分で開けて、自分で閉められるか?

レジャーシートを広げて畳んでしまう(5歳頃)

4歳児クラスの遠足では、”レジャーシートを広げる”ところに重きをおいて練習しました。

とにかく広げなければ、お弁当タイムで出遅れるし、本人も困ると思ったからです。

バサっと風にあおらせて広げる仕草は、息子にとって難しい。

広げる練習で手一杯で、畳む&しまうレベルまで行き着けなかったのが4歳でした。

レジャーシートはぐしゃぐしゃにリュックに突っ込まれ、泥と草にまみれていました。

もう少し荷物が多かったら、丸まったレジャーシートのせいで、他の荷物が入りきらなかったことでしょう。

5歳児クラスになると、2度目の遠足を経験。

今度は、”レジャーシートを畳む”場面をベランダで事前に練習しました。

そして更に、ビニール袋に入れる練習!

ちょっと難関でしたが、1年間でだいぶ成長しました。

遠足から帰ってくると、なんとなく畳んだレジャーシートが、ビニール袋に突っ込まれた姿で、リュックに入っていました。

★確認ポイント
レジャーシートを自分で広げられるか?
上級編:自分で畳んでしまえるか?

※実際に購入した「宇宙のレジャーシート」

リュックと水筒を自分で持つ(5歳頃)

初めての遠足の時は、全員の水筒をキャスター付きのカゴに入れて、先生が運んでくれました。

だから、各自、自分のリュックを背負って歩くだけ。

しかし、2回目の遠足(5歳児クラス)では、自分のリュックを背負い、自分の水筒を斜め掛けして、長い距離を歩く・・・という試練がありました。

それは事前に分かっていたので、「ピクニックの練習しよう」と言って、息子にリュックと水筒を持たせる練習をしました。

ところが!

まだ歩き出してもいないのに、「重たいから、持てない」「紐が当たって気持ち悪い」「片方だけ重たいから斜めになっちゃう」・・・などなど、不平不満が続出。まったくスムーズにできませんでした。

確かに、満タンに入った水筒は、けっこう重いです。重たい背中に引っ張られる感じがあると、歩きにくいらしい。

でも…。

ピクニックでは自分の荷物を持つのを手伝ってくれる人はいないんだよ、と言い聞かせて、何度も練習しました。

ピクニック当日は、季節外れの猛暑日。

少し歩いたところで、子供たちの水筒だけを集めて、荷物持ち担当として出向いた男性の先生が、まとめて持ってくれました。

結果的に一安心ですが、荷物を詰めた「リュックと水筒」を自分で持つ練習は、練習を続けなければいけないと思いました。

小学校になったら、もっと重たいランドセルを背負い、水筒や体操着などの荷物を持って、30分近く歩くのですから!
※我が家は、学区の小学校までけっこう遠い。

力の入れ具合が苦手な子が”できなかったこと”まとめ

時間がないと、本当に必要なことの練習だけで時間を費やします。

一方で、あまり意識していなかったことや、できるだろうと勝手に思っていたことが、実はできなかったりするものです。

息子の場合は、お菓子のパッケージやパック飲料のストローなどを開封するのが、今でも苦手です。

力の入れるタイミングと場所が違うんですよね。

本当はたいして力を必要としない仕草は、息子にとって「大変」とか「できない」とかいう感覚が、当初の私には足りませんでした。

息子ができなかったことは、そういう大して力を必要としない仕草ですが、練習さえしていなかったことに気が付いたのが、保育園で待ち受けるイベント(ここでは遠足)に備えた時でした。

普段は困っていないことが、明日は「困ること」かもしれません。

保育園のイベントで経験することを先取りして、練習するのが得策でした。


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