4歳児クラスに進級して数か月が経った頃、発達支援センターのカウンセラー(=スクールカウンセラー)に連絡しました。
3歳児(=年少)クラス→4歳児(=年中)クラスに進級して、新しい環境に少し慣れた頃に、保育園に直接訪問して、息子の様子を見てくれるという話だったからです。
そのフィードバックを受けるために、発達支援センターに出向きました。
発達障害の特徴を持つ子・発達凸凹な4歳児・私の息子が、保育園生活でどんな行動をしていたのか?スクールカウンセラーに聞きました。
進級しても”嫌いな先生”が担任!状況がどう変わったか?
前回訪れた時に、たくさんのアドバイスを頂いたスクールカウンセラーとの再会です。
「お久しぶりです。」の挨拶を交わした後、ほぼ同時に口にしたのは、「担任の先生」の話題でした。

スクールカウンセラーも、4歳児クラスへの進級によって担任の先生が変わらなかったことは、保育園訪問によって知っていました。

そうなんです。
3歳児クラスの時、息子が極端に怖がり避けていた担任の先生は、そのまま持ち上がりで、4歳児クラスでも担任となりました。
でも、3歳児クラスの時とは、全然状況が変わりました。
何が変わったのか?
息子の発達障害の傾向にある特徴を共有し、少しでも良くなる対策を共有し、気になることは共有し、解決すれば共有し、とにかく共有。
担任の先生と状況を共有することで、息子にとっても少し過ごしやすい世界になっただけでなく、先生にとっても少しずつ扱いやすい子(というのは大袈裟だけど、なんとか扱える子)になってきたのです。
4歳児クラスが始まってまだ数か月なのに、闇だった3歳児クラスとは既に、雲泥の差がありました。
失敗した時は?ピアニカ演奏でわかる”誤魔化し方”
ピアニカは、楽しそうに吹いていました。途中で間違えても、ニコニコしながら挫折せずに続けていました。
3歳児クラスから始まったピアニカ。
3歳児クラスの終盤2月に開催された発表会では、ピアニカ合奏を披露したこともあり、子どもながらに自信が付いている気がしました。
ピアニカの鍵盤は、先生に言われて貼った目印のシールが付いています。言われた目印を一拍ずつ押せば、演奏らしくなっているのかも。
カウンセラーの言う「ニコニコしながら」というのは、私が思うに、「分からない事をごまかす時のヘラヘラ」した状態だと想像できます。
それでも、皆と一緒に演奏し、ピアニカ合奏として成り立ち、演奏団(=集団)の一員として、違和感なく溶け込んでいる成長は、とても嬉しいですね。
「できる子」をマネする?自分で凸凹を補い始めている?
気がそれている間に話が進んで、気が付くと皆が動き出している時、左右をキョロキョロ「あれ?あれ?何が始まるの?」といった具合になります。そんな時「できる子」を選んで、できる子のマネをちゃんとするんですよ(笑)。
床をいじったり、壁を見たり、他の事に気を取られて、先生の話を最後まで聞けないのは、健在です。
「できる子」を選ぶ?
私はよく「分からない時は、ワーン泣!ってならないで、お友達のマネをすれば大丈夫から。Yちゃんとか。だから安心していいんだよ。」
と言う表現で、言い聞かせているからかもしれない。
※Yちゃんというのは、クラスの中でも利口で、何でもそつなくこなす女の子です。
女の子のターゲットを決めて、マネしている感じです。男の子のマネは、面白いほどしていませんでした。「できる女の子」を特定してマネていました。
やはり、「Yちゃん」を選んでいるんだ!
私のアドバイスが、影響しているようです。
だから、女の子だけ動く時に、一緒に行っちゃうことがありました。男の子と女の子に分かれて行動する時に、先生が「はい、女の子だけこっち~」と促します。その時、「男の子は、動かないでそのまま」という前段の指示は聞いていないから、お手本にしていた女の子を追いかけて、一緒に動いちゃっていました。
この話は、後日、担任の先生にも共有しました。

なるほど。
Oくんは、何でもそつなくこなす男の子版だそうです。
私から見ると、とても素早いボーイなので、おっとり系の息子には付いて行けない気がしましたが、何事もやってみないと分からないので、挑戦します。
「りすの引っ越しゲーム」で分かった”難しいルールを理解する”成長
「リスさんの引っ越しゲーム」という遊びをやった時、周りをマネしつつも、ちゃんと難しいルールを理解していました。
りすの引っ越しゲーム?
りすのひっこしゲーム
・3人組で、1人が「りす」役 + 2人が「木」役
・「木」は手をつないで輪をつくり、中に「りす」を入れて、おうちを作る。
・鬼に「おおかみが来たぞ~!」と言われたら、「りす」は自分の「木」から出て、他の「木」に行く。
・鬼に「きこりが来たぞ~!」と言われたら、「木」は散って、別の友達と新たな「木」を作り、新たな「りす」を入れる。
・鬼に「嵐が来たぞ~!」と言われたら、「木」も「りす」も散る。新たな3人組で、新たな役割で「りす」の「木」のおうちを作る。
※鬼は叫ぶと同時に、「りす」か「木」になる。
※フルーツバスケットの椅子のように住む木がない「りす」が生まれ、次の鬼となる。
という、私も知らなかった、ルールを理解しないと難しいリクリエーションゲームです。
みんなが間違って、逆に一人だけ合っている、という場面に出くわしてしまって、「あれ?あれ?」となっていました。りす役の時に、「おおかみ来たぞ~」と言われて自分が逃げようとしたのに、家の方がなくなっちゃって(笑)。「木」は逃げない!って先生から他のお友達が注意されて、ホっとした表情になっていました。
自分が怒られると思って、一瞬固まった息子。
でも、みんなのマネをせず、自分が理解しているルールを信じて行動した。
そんな姿に成長も感じました。
難しいゲームを皆と一緒にこなすだけでも、嬉しい成長です。
次のステップは「就学相談」?
気になるのは、このままモニタリングを続ければ良いのか、療育プログラムなるものを取り入れていくのか。つまり今後のことです。
この日、保育園での様子をフィードバックしてくれたスクールカウンセラーは、
- 初めてのことは苦手だけど、ちょっとしたサポートでスムーズにいくなら、今は様子見で大丈夫
- 今の幼児教育相談と「就学相談」は管轄が違い、教育委員会へと変わる
- 今の幼児教育相談から引き継ぐより、保護者が直接連絡した方が早いから、年長クラス(5歳児クラス)になったら「就学相談」の窓口へ連絡
と、言いました。
本当に、何もせずにこのままで良いのだろうか?
モヤモヤと悩み続けながら、発達凸凹な保育園生活を奮闘し続けます。
そして、数か月後。これも幸運と呼ぶべきなのでしょうか。
とある療育施設の療育担当者が、”療育施設に通っている他のお友達”の保育園訪問のために、息子のクラスを訪れました。
この時、クラスの様子を観察して、息子のことを目に留めてくれるのですー。