こだわり強い子に多い「ウンチだけオムツ」卒業対策。始まりは発達支援カウンセラーのアドバイス。

息子は、4歳になった時点で、ウンチだけオムツでする子でした。

息子が、「発達に凹凸がある子」だと認識する前から、私はトイレトレーニングを急いでいませんでした。

【4歳のトイトレ事情】オムツは夜だけ1日1枚に進歩!発達が気になる子のゆっくりトイレトレーニング

2018/06/26

しかし私は、ある日を境に、「ウンチだけオムツ」対策について本腰を入れたのです。

第2のトイトレ「ウンチトレーニング」を急がなかった理由

なぜ私が、ウンチトレーニングを急がなかったのか?

思い返せば、2つの理由があります。

1つは、第1のトイトレである「おしっこトレーニング」が、思いのほかスムーズにいったこと。保育園生活の中で、他のお友達に影響を受け、昼間の「おしっこ」はトイレで済ませるようになりました。
(※夜は未だオムツです。)

もう1つは、職場の共働きスーパーキャリアウーマン達の影響です。みな揃って「うちの子供も、ウンチだけオムツでしてたよ。」と言うではありませんか。

「なんだ、皆そうなのか」と、安心していました。

「ある日突然トイレでウンチ」を期待していた

オムツでウンチをする息子と過ごす私が、どんな心境だったのかと言うと、「ある日突然、トイレでウンチをするようになるだろう。」という気持ちでした。

信頼している先輩が、「うちの子は、ある日突然、トイレでしてみる!と言い出して、それ以来できるようになった。」と言っていたからです。

お友達のマネをして『お兄ちゃんパンツ』を履けるようになったように、ウンチも周囲のマネをして「トイレでする!」と言い出すに違いない…。
※『お兄ちゃんパンツ』=オムツじゃない普通のパンツ

私は、息子だってそのうち、”ある日突然”トイレでウンチができるようになるんだ!と本気で思っていました。


ウンチトレーニング序章:食卓で踏ん張るのはやめよう…

3歳後半。朝にウンチをする習慣が、まだ完全には身についていませんでした。子供がウンチしたくなるタイミングと言えば、食事中。

私が流石に「少し改善しないと」と思ったのは、やはり「食事中に踏ん張ってしまう」場面です。食事中に”その場”で中腰で踏ん張ってしまう、ダメでしょう?

自宅ではスルーして意識していなかったものの、外食先では大ピンチです。小さい子の言動に慣れていない人にとっては、尚さら大問題。夫の実家に帰省して、義母がイヤな表情を見せた時にも実感しました。

まず始めに、「踏ん張り場所」のトレーニングは必要だと思いました。

こだわりの強い子が「踏ん張り場所」を変えるのは超大変!

自宅での食事中。食卓のハイチェアに座っている状態から中腰になって、その場で踏ん張っていました。

まずやったのは、意識の刷り込み。
「ウンチは、トイレでするんだよ。」というセリフを言い続けました。

しかし当然、こだわりの強い発達に凹凸がある子が、すぐに実行できるわけがない。これは、行動を期待するのではなく、セリフとして根気強く言い続けて、意識に刷り込むことが目的です。

行動として目指すのは、「オムツでウンチ」で良いから、「中腰で踏ん張る」で良いから、トイレに行って踏ん張ることです。

これができない!
”こだわりが強い”というとイメージできないかもしれませんが、言わば「頑固」です。納得しない限り自分のルールを変えないし、急に何かを変えることは大の苦手なのです。

結果的に「踏ん張る場所」が、トイレになるまでは時間がかかりました。

ウンチトレーニングのステップ1は「踏ん張り場所」を新たに作る

「トイレでウーン!ってやろう」
「いやだ!」

一筋縄ではいかないから、新たな「踏ん張り場所」を自分で選んでもらうことにしました。流石に「食卓で(その場で)ウンチしちゃダメ」ということは、理解できたようです。

息子が、新たな「踏ん張り場所」として選んだのは、自分の本棚の前

食事中か否かを問わず、ウンチしたくなると、自分で本棚の前まで行って、本棚に捕まり、中腰で踏ん張るようになりました。


「オムツでウンチ」ながら進めているトイレトレーニング、褒められると思ったら…

保育園で遊ぶ息子の後ろ姿

初めて発達支援センターへ!発達障害かもしれない「育てにくい子」の特徴を伝えてみた~3歳後半で目立った4つのこと~

2018/09/25

保育園から「専門機関で診てもらった方が良い」と指摘を受けて、行った先の発達支援センター。この時のカウンセリングで、息子のトイトレ事情(ウンチ事情)について話しました。

カウンセラー
普段の生活で、他に何か困っていることは無いですか?

最後に、そう聞かれたからです。

この時、息子は4歳になってばかり。
ウンチの「踏ん張り場所」は、相変わらず「本棚の前」でしたが、中腰で踏ん張るのではなく、おまるに座って踏ん張る、第2形態くらい変わった進化形です。これでオムツを下ろして踏ん張れば、第3形態!

私は、この少しずつ進化させていくウンチトレーニングは、発達に凹凸がある子を理解した適切な方法であり、褒めらるべきものだと思っていました。

だから、ここまで少しずつ出来るようになったこと。ある日突然、近いうちに「トイレでするーぅ」と言ってくれると思っていること-。を伝えました。


息子が5歳になってからもずっと使っているのは、コンビの「おまる」です。踏み台にもなるから、長く使えます。(息子はグリーン)

「ウンチだけオムツ児」は発達凹凸「こだわりが強い子」に多い!と知る

すると、予想に反して、発達支援カウンセラーの表情は、曇ったのです。

トイレに対する嫌悪感やこだわり

  • トイレの臭いがイヤ
  • トイレは汚い所だからイヤ
  • 便座に座ると、水が跳ねるからイヤ
  • 便座が冷たいから、座るのがイヤ
  • 便座が温かくても、水が跳ねなくても、便座の冷気が伝わるだけでイヤ

オムツに対する安心感やこだわり

  • オムツがない開放感がイヤ
  • オムツを脱ぐとスースーする感覚がイヤ
  • オムツが無いのにウンチすること自体が不安でイヤ
カウンセラー
ウンチオムツ児は、こだわりが強い子に、すごく多いんですよ。

と、教えてくれました。
「ウンチだけオムツ」の子は、こだわりが強い子に多いそうです。

些細な感触や感覚が、オムツへの強いこだわりに繋がってしまうからです。

発達に凹凸がある子に「ある日突然トイレでウンチ」を期待してはいけない理由

「発達に凹凸のある子は、ある日突然トイレでウンチできるようにはならない」と、断言されたわけではありません。

- こだわりが強い子でも、ある日突然、トイレでちゃんとウンチが出来るようになる子もいます。でも、ならない子もいるのです。

- もし、お子さんが後者(=突然できるようにならない子)だったら?

- 「ある日突然」を待つのではなく、少しずつで良いから、今すぐに変えていった方が良い。

と、言われました。

こだわりの強い子は、「このパターンじゃないとウンチできない。」になりがち。ウンチできるパターンに、こだわってからでは遅いのです。

「こだわりが強い子」のウンチトレーニングを進めるために

急にじゃなくていい。少しずつでいい。こだわってしまう前に、少しずつ変えていく。

・ おまるに座ったままでいい。おまるはトイレに置いておく。

・ オムツを履いたままでいい。大きい便座に座ってみる。

そんな感じで進めていく。
本人が何かにこだわる前に。

少しずつ導いて、少しずつ「あるべき」に持って行く。ゆっくり待つのではなく、今すぐに「少しずつ」。これが、重要なのだと分かりました。

この時、結果的に、良かったと実感したことがあります。

それは、息子の特徴からして「トイレが汚い」というニュアンスの言葉を伝えてしまうと、「トイレは汚いから行きたくない。」と言い出すに違いないと思って、ずっと前から「言い方」を気を付けていたことです。

-トイレのどこかを触ってしまった時、「うわっ、汚い!」と言いそうになるのをグっと堪える。「触っちゃったから手を洗おうね~。」と、問題視していない雰囲気を醸し出す。

-トイレの床に座っちゃった時、「うわ!ダメ!」と叱りそうになるのをグっと堪える。「うおーおーおー。ここに座っていいのかな~?」と、平然を装って立ち上がらせる。

-ウンチが手に付いてしまった時、「ギャ!洗って!!」と叫びそうになるのをグっと耐える。「ウンチにはね、ダイチョウキンが隠れているから、触らないようにするんだ。ダイチョウキンが手について、手のダイチョウキンが顔やお口やオモチャについて、全部ダイチョウキンになっちゃうから。」と、わざと具体的に話す。

2018年10月現在。もうすぐ、5歳。

あれから、約8ケ月が経過しました。「トイレを汚がる」潔癖症の症状は出ていません。

カウンセラーのアドバイスを聞いた日から、1年も経っていませんが、「オムツでウンチ」は卒業しました。

「あ、ウンチでる!」と、必ず事前予告は入るものの、今ではしっかり、トイレでウンチをしています。


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