行動の切り替えが難しい子供と一緒に予定表作り!クイズ形式で時間を逆算、使う療育アイテムはこれ!

自閉症スペクトラム障害・気持ちや行動の切り替えが極度に苦手な息子と一緒に、日常生活を送るために日々工夫を重ねる毎日です。

行動の切り替えができない子には、見て分かりやすい行動予定表が効果的なのですが、あれ見てこれ見て今何時?と親がプッシュしてばかりでは、逆効果な一面もありました。

そこで今回は、息子と一緒に行動予定表を楽しみながら作る、本人参加型のプランニングをしました。自分で作ったから守りたくなる行動予定表のご紹介です。

組み合わせが役立つ!行動予定表づくりに使う療育アイテム

時計タイプのマスキングポイントシール

今回使う「行動予定表」を作るため、用意した療育アイテムは、以下の3つです。

1.時計シール(マスキングポイントシール・時計タイプ)

何度も貼って剥がせるマスキングシールで、時計の形をしています。140片も入っているから、失敗も残量も気にしなくて大丈夫です。

しかもお値段、税抜き100円!
100円ショップ「セリア」で買いました。

本来の目的は療育ではなく、スケジュール帳やカレンダーに貼って利用されるシールだと思いますが、わざわざ時計マグネットを作ったり、時計の絵を描いたりしている私にとっては、療育アイテムにしか見えませんでした。

2.できたよマグネット

「できたよマグネット」を行動の切り替えが苦手な子に導入!メリット・デメリット・使い方まとめました。

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「できたよマグネット」の行動を現すイラストは、シンプルで分かりやすいです。

マグネット製ですが、マグネットボード以外でも使えます。

自分で行動イラストを描かなくて済むから、流用するととても便利です。

3.手作り行動マグネット

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行動を現すイラストとして、手作りマグネットも利用します。

「できたよマグネット」と同様に、マグネットボード以外でも使います。

息子の場合は、「公文の宿題」「宇宙の時間」が行動予定に入ることが多いですが、その行動を現す既成品はなかなか無いです。

だから事前に自分で作った、行動イラストや行動マグネットの中から、今回必要なものだけチョイスします。

療育アイテムとして使う時計は、1~12の数字が揃っているものがお勧め!

時計タイプのマスキングポイントシール(拡大)
時計の数字(1や2)が省略されているシールもある

壁時計の選び方で述べたことがありますが、時計シールも基本的な考え方は同じです。

療育アイテムとして使う時計(ここでは時計シール)は、時計の数字が1から12まで明確に書かれているものがお勧めです。

視覚優位だったり”こだわり”が強かったりすると、時計の針がどこにあるのか特定できないような曖昧さは、仇となることが多いです。

息子はよく、時計の針がXXまでという指示に対して、
「9の下の所じゃなくて、9の上の丸い所までだよ。」
「12の1じゃなくて、2のところだよ。」
と言います。

伝える時間、始まりの時間、終わりの時間、全てにおいて曖昧さをなるべく排除するためにも、時計の数字が省略せずに書かれているタイプを選びます。

上の写真で言うと、1行目の時計シールではなく、2行目の時計シールを使います。

先に行動図を並べて、対応する時間枠は行動の数より多くするのがポイント!

行動予定の最後の時計シール
時計シールに時間を書き込んだところ

時計シールには、時計の針が書かれていません。自分で時計の針を書き込みます。

この時、親が決めて書くのは、行動の最後の時間のみ!

それ以外の時間は、逆算クイズによって、この後、本人と一緒に決めていきます。

できたよマグネットを紙上に並べたところ

先に行動図を並べます。

行動を現すイラストは、「できたよマグネット」と「手作り行動マグネット」を使い、ノートの上に並べました。

ノートを縦にしても落ちないように、それぞれの行動イラストをマスキングテープで止めます。
※セロハンテープでも良いですが、マスキングテープの方が剥がしやすく、剥がす時にマグネット側にダメージがないです。

因みに、ノートを使ったのは、完成した後に行動予定表を持ち歩きながら、それぞれの行動をこなすためです。息子の横に置いておき、いつでもすぐに予定を確認できるようにするため、画用紙や大きなボードよりもノートが便利なのです。

次に、行動図の横に、時計シールを貼る欄を用意します。

私は息子に伝わるように、時計シールと同じくらいの〇を鉛筆で書きました。ここが時計シール貼付欄です。

この時、行動の数より、時間枠の数を多くするのがポイントです。

その行動の始まりと終わりを分かりやすく伝える意味もありますが、何より行動に猶予を与えるためです。

行動の始まりが守れなくても、行動の終わりがだいたい守れていれば上出来!

実際問題、行動の始まりはほとんど守れず、行動予定はズレ込んでいくのが日常です。

楽しくてやる気マンマン!時間は逆算クイズで一緒に決める

今回の行動予定表では、行動の最後が「ねる」時間です。この最後の「ねる」に対応する時間だけ、私が9時半と決めて、時間シールを貼りました。

この最後の時間から逆算して、他の行動の時間を決めていきます。

「はをみがく」は?
「おふろにはいる」は?
「”うちゅう”の時間」は?

こうして時間の逆算クイズを出題すると、息子は楽しんで答え始めました。意外にも、親の補正なしで適確な時間を言ってきます。

行動図の横に時計シールを貼り、完成した行動予定表

息子は時間を考えて答えるのが楽しくなり、行動予定表を作るのに夢中でした。

後半は、時計シールに書く時計の針も、自分で書きたがりました。

後半というのは、”行動”で言う最初の部分。最初の「ごはんをたべる」行動に該当する時計の針は、息子が書いたので矢が大きい矢印になりました。

最後までテキパキ動けるかどうかは別として、この時点では、自分で作った行動予定表の時間を守る気マンマンです。

本人参加型の行動予定表づくり・まとめ

完成した行動予定表(全量)

こうして、夕食から就寝までの行動予定表が完成しました。

最後の行動「ねる(べっとにいく)」の夜9時半から逆算して、今後の予定ができました。

今回のポイントは、

  • 市販品や手作り品を組み合わせて、その時々に最適な療育アイテムの形にする。
  • 予定や次の行動をプッシュするばかりでなく、本人も参加して一緒に考え&作業することで、やる気度・認識度をアップする。
  • 使っている”行動予定表”に慣れてしまうと、”予定”まで無視し始めるので、常に新しさを加えて、興味をひく。

ということでした。

完成した行動予定表を持っている私

これを作ってからが本番。
行動の切り替えが難しい子に、次の行動に移ってもらうための闘いが始まります、それが毎日!

丸いカラーシールで「時計シール」を作る案もありますが、時計タイプのマスキングシール(既成品)を100円ショップで買う方が安い!!です。

色々な「行動予定表」を作り続けてきましたが、行き着いたのは既製品で言うと、学研ステイフルの「やることボード」に近い!!です。

※最初にこれに出会っていれば、即買いだったかもしれません。


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