【子育て支援センター】デビュー!どんなところ?どう選ぶ?ママ友できる?初めての社会体験ブログ

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家に籠りきりだった私が、「子育て支援センター」にデビューしたのは、息子が0歳10ヶ月頃のことでした。

公園デビューすらまともに出来ず、ママ友もゼロ人、出掛けるとすれば息子の予防接種か通院か食料品の買い物だけ。

そんな私が「子育て支援センター」デビューした時の体験をまとめました。

昼寝問題が直結!「子育て支援センター」になかなか行けなかった理由

赤ちゃんの寝つきが悪い、すぐ起きる理由とは?寝ない子育児は子供本人の特性と証言で原因分析

2023/02/13

「子育て支援センター」にデビューした時期は、私がベビーの昼寝や睡眠について、深く悩んでいた時期とも重なります。

息子はとにかく、なかなか寝ない子でした。寝かしつけに1時間くらいかかって、やっと寝てくれた子を抱き上げる、動かす、ベビーカーに乗せるなんてとんでもない!

また起きてしまうのが怖くて怖くて、息子がやっとお昼寝した時は、極力物音を立てずに、静かに溜まった家事を済ますのが日課でした。

息子はとにかく、お昼寝時間がマニュアル通りにならない子でした。今思えば、そんなのそれで良かったのだと思うけど、当時は悩んでハゲになりそうでした。

昼食後に2時間半くらいまとめて寝てくれれば花丸だけど、どう頑張っても無理でした。

昼寝は、昼前の10:30くらいに1時間くらい寝て、昼後は14:30頃か15:30頃に1時間半くらい寝る。この”お昼寝2回”パターンがだいたい定番でした。

さて、なぜ息子の昼寝問題が「子育て支援センターデビュー」に直結してくるのかと言うと、子育て支援センターが地域のベビー向けにフロアを開放している時間帯が、まさに息子の昼寝時間だったのです。

午前中に寝ないで、子育て支援センター?無理ムリむり無理!

午後に昼寝しないで、先に子育て支援センター?

やっと定まってきたお昼寝時間をどうやって変えるのか、どう調整するのか。無謀な調整にしか感じませんでした。

私にとって、子育て支援センター通いは、昼寝問題と直結する大きな壁でした。

いざ子育て支援センターへ!昼寝時間をどうやって調整したか?

子育て支援センターの午前中のフロア開放は、10:00~11:40。この時間帯は、息子が寝ている確率ほぼ100%でした。

早めに寝てくれて11:00頃に目を覚ます日もありますが、11:40には間に合いません。(到着したら終了時間)

これに対して、午後のフロア開放14:30~16:00の時間帯は、検討の余地がありました。

なかなか寝ない子を13時半~14時には寝かし付け、起きたらすぐ出掛けて15:30頃までに到着するパターンはハードルが高い。なぜなら14時までに寝てくれる保証はないし、起きてもギャーギャー泣いて、すぐ出かけられるような状態じゃないから。

でも、なかなか寝ない子を連れて14:00頃に外に出れば、14:30頃に到着するまで絶対に寝ない。到着してから新しい玩具やお友達を見れば、絶対に寝ない。体力の限界が来て、眠くなるのはせいぜい15:30過ぎだろう。

ということで、私にとって当時の大問題「昼寝時間」は、なかなか寝ないことを利用して調整することにしました。

10:30頃~1回目の昼寝
12:30頃 お昼ごはん
13:30頃 お出掛け準備
14:15頃 出発
14:30頃 子育て支援センター到着
15:30頃 子育て支援センター終了
15:45頃~2回目の昼寝

という時間調整です。

午後の昼寝の前に、「子育て支援センター通い」の予定を入れ込むことで、実現しました。

子育て支援センターに通う決意をした理由

ところで、公園デビューもままならず、食材の買い物ついでにベビーカー散歩をするだけだった私が、なぜ子育て支援センターに通う決意をしたのか?

当時の一大事、”お昼寝時間の調整”を試みてまで、なぜ子育て支援センターに通おうと決意したのか?

それはズバリ、息子のことを考えたからでした。

兄弟もいない一人っ子で、自宅ではずっと私と二人きり。夜は夫が帰ってくるけど、息子は大人としか接しない日々。

ずっと仕事優先でやってきたから、既に子育て中の友達とは疎遠だし、この時点でママ友ができる気配すらない。赤ちゃん同士で遊ぶ機会も皆無。

ベビーカーや抱っこ紐で散歩に出掛けても、赤ちゃん同士でふれあう機会はほとんどない。
※当時は今ほど、ハイハイの赤ちゃんを放てる場所が、地元になかった。

早ければ2~3か月後には、保育園の入園が決まる。ただでさえ繊細で人見知りで慣れない環境が苦手な息子にとって、今の状態から突然「保育園の集団生活」という変化はあり得ない。

まずは、「家族3人=自分&お父さん&お母さん」という環境以外の世界で、自分以外のハイハイ赤ちゃんが沢山いることを知り、赤ちゃん同士ふれあい、プチ社会を体験しなければ!

どんな様子?初めての子育て支援センター!

子育て支援センターで遊ぶ子供
子育て支援センターの開放フロアで遊ぶ息子(当時10ヶ月頃)

受付で親子の名前と息子の年齢を記入して、開放フロアに案内されます。

初めて訪れた子育て支援センターでは、息子は泣いたり叫んだりすることなく、ご機嫌で遊び始めました。

子育て支援センターの開放フロアは、0~3歳までの子供が遊べる教室で、ハイハイ・伝い歩き・ヨチヨチ歩きで動き回るには充分広いスペースです。

室内用のすべり台・シーソーの他、知育玩具も揃っていて、スタスタ歩けるようになった子供も飽きずに遊べる環境でした。

子供は好きな場所で、好きなことをして遊ぶことができます。

0歳くらいだと、誰かと一緒に遊ぶというよりは、自分の好きなことをしている子が圧倒的に多かったです。

予約制のプログラムもある!子供に合った利用方法を選んで

一度だけ、フロア開放で自由に遊ぶパターンではなく、「ふれあい遊び」というプログラムに参加しました。

まだ歩けない0歳のベビーから参加OKで、リズムに合わせて手遊びしたり、体を動かしたり、リズム遊びをする予約制プログラムです。

この時は、いつものフロア開放での落着き様が嘘のように、息子はギャン泣きでした。

【心の中】他の子は、泣かずにお母さんと一緒に大人しくやっているのに、どうしてこの子だけ、こんなに泣くんだろう。。。

はい、今なら分かります。

  • 自分が行きたい方に行けず、行く方向を強制される
  • まだ続けたいのに、次のステップに進んでしまう
  • 大きな音(曲)が引っ切り無しに流れ、頻繁に切り替わる
  • リズムに合わせて(指導員の)大きな声が頻繁に鳴り響く

のちに自閉症スペクトラム障害の診断をもらうことになる息子にとって、不快な環境であったことが、今なら実によく分かります。

発達障害かどうかは関係なく、警戒心が強い子、騒がしい雰囲気が苦手な子など、敏感な子はたくさんいます。一言で「子育て支援センター」と言っても、雰囲気・参加プログラムは個々に違うから、自分の子供に合った場所&プログラムを選びたいですね。

うちの息子には、自分のペースで、自分が好きな場所で、自分が気に入った玩具をずっといじって遊べる、フロア開放のタイプが合っていました。

子育て支援センターはいつから?何歳のベビーが多かったか?

私は結果的に、息子が0歳(10ヶ月頃)の時に、子育て支援センターデビューを果たしました。

ずばり、適齢期でした!

と言うのも、ハイハイの赤ちゃん~ヨチヨチ歩きくらいの月齢の子が、一番多かったからです。つまり、息子と同じ年齢の子がたくさんいました。

これは地域の環境によって、差が出てくる側面かもしれません。私が通った子育て支援センターは、圧倒的に保育園入園待ちの親子が多いエリア。保育園が決まった人から順に、どんどん子育て支援センター通いを卒業していきます。

だから必然的に、子育て支援センターの開放フロアには、保育園入園前のお子さんが多かったです。

開放フロアは、同時に2人~10人くらいの子供がいて、そのうちほどんどが月齢・6ヶ月~10ヶ月という感じでした。

6ケ月~10ヶ月の子供が多かった理由としては、別の理由も垣間見えました。

1歳を過ぎてスタスタ歩けるようになると、子育て支援センターのフロア内よりも、外の公園や芝生広場の方が体を動かせます。

ハイハイの子が多いと、スタスタ歩く年齢の子に対して、気を付けるように注意するお母さんも多く、結局暫くすると、公園や芝生広場で元気に走り回れる方を選択していました。

多数派が傾向を生んでしまう、という感じ。
私が通った時期は、息子と同じ月齢の子が多数を占めていたので、他の年齢の子が遊びにくい環境になり?、逆に同じ年齢の子は遊びやすくどんどん増える、という循環でした。

子育て支援センターに何を求める?それによってデビュー時期も変わってくる!

それから、少数派ながらも通っていた、小さな赤ちゃんのお母さん。

まだハイハイはできず、寝返りがやっとできたという赤ちゃんを連れて、通っていた方もいました。

それくらいの月齢の赤ちゃんは、いつもと違う環境が刺激になるメリットもありますが、また違う目的があったようです。

お母さん自身の気晴らし、少し先を行く他の赤ちゃんを見る、他のお母さんと話して情報を得る、などです。

子育て支援センターに通う目的が、子供の社会性云々だけではなく、 お母さん自身の息抜きやコミュニケーションも兼ねるなら、デビュー時期は多数派よりも早くていいのかもしれませんね!

子育て支援センターの探し方

私は、子育てのことは全く分からず、ママ友もいないから情報をもらうこともなかった状態でした。

そんな私が、どうして子育て支援センターを探し当てたかと言うと、住んでいる市町村区のホームページです。

厳密に言うと、自治体のホームページすら見ない仕事人間だったので、子育て支援センターが紹介されていることすら知りませんでした。

「子育て支援センター」という言葉と存在は知っていました。母子手帳をもらった時に、窓口で一緒に渡された冊子に載っていました。

だから「〇〇(←住んでいる地域) 子育て支援センター」で検索すると、施設の一覧や開催しているプログラムの一覧に行き着くことができました。

検索は、GooglでもYahoo!でも何でも大丈夫。普段使っている検索エンジンを使って、まずは検索してみましょう。

子育て支援センターでママ友はできるか?思わぬ再会も

こうして、一番自宅から近く、徒歩で通える「子育て支援センター」にターゲットを絞り、毎日のように通い始めました。

そこで出会い、共に常連となり、意気投合した一人のお母さんがいました。

子供の名前しか知らない同士なのに、子育ての悩みは誰よりも互いに理解できました。すぐ泣く、よく泣く、手がかかる子。子供に共通点があって、悩みも共感できたからかもしれません。

そのお母さんは、私の息子よりも先に、娘さんの保育園が決まり、連絡先も聞けないまま子育て支援センターを卒業してしまいました。

連絡先くらい、聞いておくんだった…。

そして数年後-。
息子が3歳になり、保育園生活3年目を迎える頃、一人の女の子が転園してきました。

名簿に増えた、平仮名のフルネームですぐ分かりました。あの子だ!

赤ちゃんの時、あの子育て支援センターで毎日一緒に遊んでいた、女の子でした。

「すぐ泣く・よく泣く・手がかかる子。一緒だね。」と互いに言っていた、お母さんの娘さんでした。

子供の名前しか知らない同士、あの子育て支援センターで意気投合した、あの時のお母さん。今では、自分たちの名前で呼び合うママ友です。


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※次回は、のちにASDの診断をもらう息子が赤ちゃんだった時、子育て支援センターというプチ社会において、垣間見えた特徴をまとめたいと思います。

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