この時点で「発達に凸凹がある」という表現も特徴も、分かっていません。
保育園の保育参加は、同じ年齢の子供たちとの違いが、形になって見える機会。ほとんどの子ができるのに、自分の子供ができない時は、ちょっと凹んでしまう。そういう、親としても未熟だった、息子が1歳の頃。
保育参加後の保護者面談で、指摘されたこととその対策についてまとめました。
他の子はできるの?保育園(1歳児クラス)で指摘
1人で着替えができない(着替えが遅い)
「1人で着替えができない」「できても遅い」
と指摘されました。
着替えをする時間なのに、着替えないでボーッとしたり、他のお友達が気になって見ていることが多い。
ほとんどの子が着替え終わった頃、着替えをするように促すと、着替えようとするけど遅い。
指摘されて、息子の様子は想像できました。でも…。
この年齢でテキパキ着替えるのが普通なの!?
家でものんびり一緒に着替えるか、手伝ってあげる方が多いんだから、もっと練習しないと無理だわ…。
という想いが先行しました。
「靴下やずぼんの脱着を、まずは練習します。」
保育参加・保護者面談の翌日、さっそく保育園の連絡帳にそう書きました。
「トイレで自分でズボンをあげようと頑張っていました。」
その後、連絡帳を通じて、保育園でも頑張っている息子の姿を知りました。
お父さんが登園の支度をやり過ぎる
保育園の1歳児クラス~3歳児クラスまで、朝の送り役は夫でした。
朝、保育園に到着すると、持参した荷物を指定の場所に配置します。
リュックから出して、オムツを補充し、ループ付きタオルをかけ、歯磨き&コップを洗面所近くに置き、連絡帳を壁掛けホルダーに入れ、冬はジャンバーをフックにかけ、靴下を脱いで引き出しに入れる…
これを
「ぜ~んぶ、お父さんがやってあげちゃっているから、自分でできることは自分でやらせて下さい。できないことだけを手伝ってあげる感覚で。」
と指摘されました。
夫は夫なりに、どこに何を置くのか必死に覚えて、朝の時間がない中、持参した保育園グッズを一生懸命、順番に置いているに違いない。
息子が自分でできるように促す、と言っても、朝の時間が限られた中、小さな子が自分でやるまで待ってはいられないだろう。普通の1歳の子とは比べ物にならないスローペース、無理矢理やらせれば癇癪を起こす悪循環、こっちが怒れば泣いて何も進まず状況悪化なのだから…。
自分のことは自分でやるように教えないといけないんだって。
「”ループタオルをフックにかける”のはできるから、自分でやらせてあげて」
と、息子が一人でもできそうなことを1つずつ私が見極めて、1つずつ息子自身にやらせるように、夫に伝えていきました。
その数週間後には、
「もう”靴下を脱いでしまう”のは自分でできるから、自分で脱いで自分で引き出しの箱に入れてもらって」
というように…。
靴に足を入れようとする意欲あり!
「自分で、靴に足を入れようとする意欲が出てきて、頑張っています。」
1人で靴を履くのは、まだ難しいですが、家でも保育園でも練習しています。
1人で靴を履けるようになるまで、そんなに長くはかかりませんでした。
むしろ年齢を重ねた4歳頃の方が、大変。こだわりが強く、気にする所が明確になってくるから。
マジックテープの靴は少しでも緩いと気持ち悪がったり、”走ると光る靴”にこだわったり、中敷きのズレが気になったり…。現在継続中です。
石が大好き・細かいモノにすぐ気付く
晴れた日は、自分の影を見て「カゲ、カゲ」連呼しています。
落ちている石やゴミをすぐに見つけて、拾ってジ~ッと見ています。
…はい。これは日常です。保育園生活だけでなく、家でも休日でも同じです。
この頃は、石が大好き。拾ってきた石が、車のドリンクホルダーにたくさん入っていました。グレー同士で気が付きにくい、道に落ちている小さな石をつまんでは、「いしーっ!」と声を出して喜んでいました。
私がいつも心がけたことは、決して「そんなもの」扱いしないことです。大事に拾ってきた石は、いつも大事に居場所を作ってあげました。息子が拾った石の多くは、今でも観葉植物の鉢の中にいます。
そういえば、石にこだわり拾ってくるのは、いつの頃からか?しなくなりました。宝探し・発掘・パワーストーン・惑星と言った石に近い世界?を好きな傾向はあるけれど…。
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