「少し涼しくなったな」と思う日がちらほら。2019年は、9月13日が十五夜でした。
今週はずっと息子が体調を崩して、保育園の十五夜イベントに参加できませんでした。
保育園で作るはずだった「お月見団子」。
息子と一緒に作りました。
※息子は、小麦・乳・ごま・ナッツ類の食物アレルギー
毎年恒例「十五夜イベント」!保育園で作る”お月見団子”もアレルゲンフリーだけど…
息子が通う保育園では、毎年9月のこの時期に、十五夜イベントが行われます。
秋の真ん中、月がキレイに見える満月の日、感謝の気持ちを込めて月に見立てた丸い団子を15個、ピラミッドのように積んで供える-。
スクリーンに映し出されたお月様を見ながら、十五夜とは何ぞや?という説明を受け、みんなでお月見団子を作って飾る、というイベントです。
保育園で作る「お月見団子」は、米粉と片栗粉だけで作ります。小麦粉は使いません。アレルギー児も一緒に参加できます。
2年前に作ったお月見団子は、1つ1つが歪んでいて、潰れながらもピラミッドを成している姿に、思わず笑いました。
昨年、作ったお月見団子は、さすが4歳児クラス(年中)。5歳児クラスの団子っぷりには敵いませんが、1つ1つが丸くてコロコロしたお団子で、立派なピラミッドになっていました。(※それが上の写真)
いよいよ保育園最後のお月見団子。
1番上のクラスになって、立派なお団子を作って飾るぞ!…という日。
療育に通う日と重なってしまったので、療育をキャンセル。みんなで作る最後のお団子作りを経験させてあげたいと思いました。
十五夜イベントに参加する気マンマンだったのに、なんと週始めに熱を出し、金曜日まで治りませんでした…。
「お団子作り」の日に、まさかの欠席です。
市販品は要注意!小麦か乳成分が入っていた「お月見だんご」
「保育園で作れなかったから、お母さんと一緒に作ろうか?」
最初、息子に聞いた時は、あまり乗り気のある反応ではありませんでした。
だから、わざわざ手作りしなくても市販品を買えばいいかな…と思い、近くの食品スーパーに陳列された「お月見だんご」を見に行きました。
原材料を見ると、少量パックのお団子は、どれも小麦か乳成分が入っていました。内容量が多いお団子には、小麦も乳成分も不使用の商品がありました。
しかし、買っても、食べ切れない。
というわけで、市販品を諦め、いつでも手作りできるように「お団子の粉」だけ買って帰りました。
「お米でできている」と思っている”団子”も要注意。
うるち米・もち米だけではく、小麦粉などの添加物が入っている商品がたくさんあります。使われている”あんこ”に乳成分が入っている商品もありました。
”お米だけ”のお月見団子を手作り!こねて丸めてゆでるだけ!
体調が回復し始めた(十五夜の)翌日。
昨日と違って、元気な答えが返ってきました。
息子と一緒に、お月見団子を作りました。
泥団子や粘土遊びで鍛えた5歳児。
手のひらでコロコロ転がして、お団子を丸める作業が上手になっていました。
お団子の大きさは、かなり統一感なし。
と思ったら、「大きいのはお父さん、中くらいはお母さん、小さいのはボク」だそうです。
3種の大きさに分けることを考えると、それなりに大きさは統一されています。
丸めた団子をお湯に入れて、
浮かんで来たら、すくうだけ。
ゆで時間なんて計らなくても、大丈夫でした。
横着な私は何も考えず、「きな粉」と「てんさい糖」をお皿の上で適当に混ぜて、その上にお団子を乗せてしまいました。
「なんか足りない」と思って、更に「きな粉」と「てんさい糖」を振りかけた結果…。
夫に、「普通はボールか何かでまぶしてから、積むんじゃないの?」と突っ込まれました。
そうだよね…。
お鍋の中から浮かんでくるお団子や、きな粉と無造作に積まれたお団子の姿にも、息子は喜んでいました。
それだけで、いいや。
見栄えが悪くても良いのです。
お団子は、久しぶりに作りましたが、水を入れて捏ねて丸めてゆでるだけ。とても簡単で(改めて)びっくりしました。
米粉パンケーキを焼くよりも、楽なのかも。
”お団子”をもっと、アレルギーっ子の朝食・軽食(おやつ)に取り入れよう!と思いました。
だって、ベーキングパウダーや砂糖も混ぜずに、「うるち米・もち米」だけの粉から仕上がる優れもの。小さく作って、乳成分フリーのチョコとまぶすだけでも、息子の朝食スピードがアップするかも!?
「だんご粉」の気になる原材料
「だんご粉」は、うるち米ともち米を混ぜた粉です。
添加物はないので、(当然ながら)原材料は「うるち米」と「もち米」だけです。
私が購入したのは、「みたけ」の「だんご粉」です。
「白玉粉」、「上新粉」など類似品があって迷いますが、子供がパクパク食べられる食感を求めるなら「だんご粉」がお勧めです。
☆
十五夜も過ぎて、もう「お月見団子」ではなく「普通の団子」だな…と思っていたのですが、翌9月14日の夜は、とてもキレイな月が出た!
低い位置にある時は、オレンジ色で満月?に見えました。
息子を呼んで一緒に見ていると、「下にお団子がある」と言いました。
なんと、月の下に見えるビル明かりが、なんとなく「∴」←こんなふうに、積まれているように見えたそう。
息子にとっての十五夜でした。