茨城県自然博物館・第72回企画展「火山列島・日本」で石好きキッズは溶岩研究

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ミュージアムパーク茨城県自然博物館は、コスパ最高・リピーターが多い博物館です。

広い野外エリアに繰り出す前に、屋内展示や企画展を見て回るコースがお勧めです。

第72回目の企画展テーマは「火山列島」。息子は、石好きなのでじっくり楽しめました。

入口のポスターも一新!「火山列島・日本」仕様

新しい企画展に初めて訪れる日は、まず正面入り口で3枚のポスターをチェックしています。

ポスターは、第72回「火山列島・日本」に変わっていました。

企画展に入場時に、パネル前で写真撮影

企画展の入り口に到着しました。まずは、パネルを眺めて、雰囲気を味わいます。

次に、パネル前で記念撮影。

「あ~」と言いながら溶岩をキャッチしようとしています。

今回は、マジカルアート的な写真が撮れました。

石好きにお勧め!溶岩を触る体験スポット

息子は小さな頃から、小さな石を見つけては「いし!」と空に掲げ、それを握りしめて持って帰ってきていた「石好き」でした。

展示されていたのは、大きな溶岩!

興味津々です。

この溶岩展示の嬉しいポイントは、注意書きが「触らないで!」ではなく「やさしく触ってね」であること。

石好き息子が、ペチペチ触って、溶岩の感触を確かめることができました。

溶岩の粘性の違いを知る

溶岩の展示を見ながら、火山の仕組みを学びつつ、進みました。

子供たちが集まって、興味を示していた展示物は、こちら。

細長い筒状の入れ物に、それぞれ粘性が異なる、液体が入っています。筒の上下を逆にすると、上から下へと液体が流れ出します。

筒によって、液体が流れるスピードが違うので面白いです。これが粘性の違いですね。

私は、粘性が強い(液体が入っている)筒が一番興味深かったのですが、子供達には不評でした。

粘性が強力だと、流れのスピードがとても遅く、子供たちはその遅い動きをずっと待っていられず、すぐに見離されていました。

逆に、一番粘性が弱い(液体が入っている)筒は、一番人気。サラッサラッの液体で、振って楽しい、シャカシャカ状態だからです。

大人の私は、「もしも、こんな水のように早い溶岩が流れてきたら?」と考えてしまい、恐ろしかったです。

誰もが立ち止まるダイヤモンド展示

大人は現金なもので、他の展示物はほとんど素通りだった大人さえ、このダイヤモンド展示には立ち止まり、眺めていました。

形成のされ方や種類を思うと、鉱物も奥深いです。

火山弾のいろいろな形

ウンチ、ラグビーボール、バット・・・。様々な形の火山弾が展示されていました。

火山弾の形はユニークで、何に見えるか想像することは楽しいですが、これが上から降ってくると考えると、やはり怖いです。

火山灰に埋もれた古代都市ポンペイの展示

展示物の1つに、火山灰に埋もれたイタリアの古代都市ポンペイに関する展示がありました。

広大な遺跡に、火山灰に埋もれてもなお残る街並み。新婚当時に行ったイタリア旅行で、ポンペイの古代遺跡を訪れた時のことを思い出しました。

因みに(上の)写真は、当時ポンペイの古代遺跡で撮影したもの。

火山のめぐみ、火山との共生を知る

噴火の悲劇や恐怖だけではなく、火山がもたらす恵みについて、改めて認識することができます。

温泉も、恵みの1つですね。写真スポットがありました!

火山灰?砂場と化。ダイダラ(ボッチ?)の砂箱

展示の終盤に、子供が集っていました。何がそんなにスゴイのか?

あまりの混雑ぶりで、近づいて見に行けませんでしたが、息子だけ近付いて覗き込みました。

息子曰く、「お砂場」だそうです。

展示情報を見ると…『ダイダラの砂箱』ですね。↓

【ツイッター】茨城県自然博物館 友の会 公式アカウント
高さが変わると色が変わり,手のひらをかざすと雨が降って水がたまるダイダラの砂箱があります。

レストラン「ル・サンク」で「火山火レー(カレー)」を提供中

レストランに入らないお弁当派も、企画展に合わせて毎回登場する、斬新なメニュー看板は必見です。

レストラン前に出ている看板が、毎回スゴイんです。

本当のキャッチフレーズ:
「火山列島・日本」「大地との語らい」「火山とともに生きる」「私たちに何ができるか」

火山火レーの看板のキャッチフレーズ:
「火山カレー島・日本」「カレーとの語らい」「食事とともに生きる」「私たちは何がおいしいのだろうか」

毎回、内心ウケています。

★ミュージアムパーク茨城県自然博物館 公式フェイスブック ご参照

ミュージアムショップのオリジナル記念グッズ「火山手ぬぐい」

お土産探しも楽しい、ミュージアムショップには、火山に関連するグッズが販売されています。

火山手ぬぐい(380円+税)がイチオシか?

火山の断面と噴出物が分かる、通なデザインでした。

ミュージアムショップ
営業時間:9:30~17:00
場所:本館1階、野外出口となり
問合せ先:0297-38-1710
取扱商品:博物館オリジナルグッズや恐竜グッズ,化石など500点ほど

第72回の企画展「火山列島・日本」の展示鑑賞を終えて

その夜、息子は、火山の絵を書いていました。

石好きな子は、溶岩だけでなく火山の仕組みも印象的だったようです。

第72回・企画展
火山列島・日本 -大地との語らい-

展示構成
1.鳴動する火山
2.世界の火山・日本の火山
3.火山噴火と噴出物
4.火山の恵みとともに
5.歴史を変えた巨大噴火
6.破壊から生態系の回復へ
7.活火山とともに生きる

 開催期間:2018年7月7日(土)~2018年9月17日(月・祝)
 開館時間:午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
 休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日)
    ※7月16日(月),9月17日(月)は開館、翌日が休館
    ※8月13日(月)は開館
 主催:ミュージアムパーク茨城県自然博物館




【じゃらんnet】ミュージアムパーク茨城県自然博物館

■ミュージアムパーク茨城県自然博物館
https://www.nat.museum.ibk.ed.jp/
茨城県坂東市大崎700
TEL:0297(38)2000
アクセス:詳しくはこちら(公式ページ)
開館時間:9:30~17:00(入館は午後4時30分まで)
休館日:毎週月曜日(休日の場合は開館・その翌日が休館) 


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