【不妊治療ブログ】実際どうだった?13の検査項目・検査期間・流れとタイミングまとめ

アラフォー夫婦の不妊治療が始まった時、私は既に37歳。例えすぐ妊娠に成功しても、出産は40代目前です。

いろいろな検査を同時並行でこなし、最短を目指します。

【アラフォー夫婦の不妊治療】不妊外来を初診!自然妊娠・タイミング法では遅い…厳しい確率と現実

2018/05/16

私が説明された、不妊治療の検査項目・スケジュール(順番)・検査ごとの感想などをまとめました。

不妊治療の検査項目


不妊治療の検査項目は、基本的な流れと共に予め決まっています。

しかし実際には、検査途中で薬物治療が追加になったり、不妊治療初期としては省略する検査があったり、人によって微妙に異なってきます。

私が最初に説明された、検査項目一覧は、以下の通り。

※カッコ内は、その検査が実施されるタイミングです。

  1. 不妊学級
  2. 子宮頚管細菌・クラミジア検査
  3. 子宮がん検診
  4. 精液検査:2~3回
  5. 子宮卵管造影(月経終了後の早期、低温期)
  6. ホルモン検査①(月経周期の3日目前後、卵胞期)
  7. 卵胞観察(卵胞期)
  8. 子宮頚管粘液検査(排卵直前)
  9. ホルモン検査②(排卵前、高温期に入る前)
  10. 子宮内膜超音波検査(排卵前、高温期に入る前)
  11. ヒューナーテスト(性交後の子宮頚管粘液検査)
  12. ホルモン検査③(高温期7日目頃)
  13. 子宮内膜超音波検査(高温期7日目頃)

実際に、省略された検査項目もあります。

月経周期を1回とすると、1回の月経周期中に全ての検査項目を入れ込むわけではありません。

2~3回の月経周期のうち1回だけ実施する検査項目や、最初の1回だけで以後は検査しない項目もありました。

1.不妊とは何かを学ぶ「不妊学級」

不妊とは何か?をご存知ですか。

不妊治療の最初のステップは「不妊学級」。不妊症について、原因や治療法などの基礎知識を学びました。

一般的に「不妊症」とは
妊娠を希望して、避妊せずに夫婦生活を送っているのに、1年経っても妊娠が成立しないこと。

自分でネット情報を集めて、基礎知識は知っているつもりでも、改めて”きちんと勉強”すると、ストンと頭に入ってきました。

それから、クリニックの治療成績や妊娠率などが説明されました。

このクリニックの妊娠率は、全国の妊娠率の平均よりも高く、自慢している印象もありましたが、逆に「ここなら妊娠できるかもしれない」と希望も見えました。

不妊治療に入る前に、妊娠や不妊の基礎知識は、あればあるだけ合った方が良いと思います。

人気があるクリニックほど、毎回の診察や説明は流れ作業になる可能性もあり、質問する時間も限られているはずです。

自分に知識があった方が、先生への質問も次に確認すべきことを整理するにもスムーズです。

2.無症状でも陽性ありうる!「子宮頚管細菌・クラミジア検査」

画像はイメージです。

子宮・卵管・膣に細菌やクラミジア等の感染があると、炎症を生じて不妊原因になることがあるそうです。

クラミジア検査は、月経中でなければ検査が可能です。

初診時にどこまで検査できるかは、月経周期に大きく依存します。一度の来院でできるだけ多くの検査ができるように、タイミングを計るのは重要です。

私は、不妊治療外来の初診の時に、クラミジア検査を受ることができました。

子宮頚管の炎症は、疲労や免疫低下によっても起こります。

炎症を引き起こす細菌の代表例が「クラミジア・トラコマチス」であり、約80%は無症状という説明を受けました。

検査の時点で無症状でも、クラミジア検査で陽性になる可能性はあります。

クラミジア陽性は、無症状であっても治療の対象になります。

3.「子宮がん検診」は不妊治療検査ではなく毎年の定期検診で済ませておく!

私は、毎年1度の人間ドッグにて、子宮頸がん検診を受けていました。

そのため、不妊治療を開始したこのタイミングでは、子宮がん検診はやりませんでした。

私が通ったクリニックでは、子宮頸がん・子宮体がんの検診は、不妊治療を始める段階で絶対にやる検査ではなく、定期検診を受けていなかったり、前回の検診から間があいていたりする場合に、対象でした。

また、月経周期を数回に渡って妊治療をしても妊娠に至らない場合や、不妊原因の可能性が強い場合など、医師が不妊治療の過程で検査要否を判断していました。

子宮頸がん・子宮体がんの検診を受ける場合、「月経終了の直後」が最も適したタイミングだそうです。

私は、月経周期3回を経ても妊娠できず、その時に検査しました。

毎年の人間ドッグでも「子宮ポリープ」は指摘されていて、毎年”再検査”もしてきて、結果は「経過観察」でした。

このクリニックで検査した時も「子宮ポリープ」の存在は指摘されました。

「妊娠の邪魔をしているかもしれないね。」と医師から言われました。

そして「子宮ポリープ」を摘出することになり、摘出したポリープが「子宮体がん」でした。

これが分かるのは、もう少し先のことです。

4.持参でも外来でも人目は避けたい「精液検査」

「精液検査」は、精子の速度・運動率等を調べるものです。

精液の状態は、健康状態によって変動するため、1度ではなく数回の検査が必要になります。

私が通ったクリニックでは、その回数に「2~3回」という実施基準がありました。

月経周期1回につき1回の「人工授精」を行うタイミングで、1回の精液検査を行います。

実際には、月経周期3回分、つまり、精液検査を3回やりました。

2~3回の精液検査で、精液の健康状態をチェックすると、不妊原因なのか否か、だいたい分かってきます。

精子の数や運動率の数値が低くて、ショックを受ける男性も多いです。

だけど私は、「不妊原因は女性だけのものじゃない!」という大事なことが、男性にも客観的に分かってもらえる、良い機会だと思いました。

実施場所・精液の提供方法:「外来」or「持参」が結構重要!

「精液検査」の問題は、回数ではなく”実施場所”だと思います。

つまり、精子の提供方法。どうやって夫の精子を提供するか、です。

男性側の”こだわり”によっては、クリニック選びの最重要ポイントになり得ます。

精液検査をするということは、精液を提供しなければいけませんが、その提供方法は、クリニックによって異なります。

私たちが通い始めたクリニックでは、選択の余地はなく「持参する」方式でした。

クリニックによっては、「外来」方式もあります。

私の友人(=男性の立場)による経験談では、アダルト雑誌と”入れ物”を渡されて、一人で部屋に入り、その”入れ物”に入れたら、看護師さんに提出する、という方法でした。

不妊治療専門のクリニックであれば、「持参」か「外来」かどちらか選択できる機関もあるようです。

「持参」方式のメリット

精液を自宅で採取して(…という言い方が良いのかはさておき)持参する場合、何と言ってもメリットは、”夫が会社を休まなくて良い”ということでした。

そして、慣れた自宅で採取できる、ということでした。

寝室かトイレか…、自宅での”検査場所”は、男性にお任せです。

「外来」方式のデメリット、考えておくこと

外来方式の場合は、男性が仕事を休む(あるいは半休)必要があります。

加えて、ただでさえ「排卵日に合わせて実施する」というプレッシャーに追われる男性が、仕事を休む調整をし、不妊外来に出向き、慣れない部屋に連れていかれて「この”入れ物”にお願いします」というシチュエーションは、けっこう負担です。

だけど男性は、女性に比べるとマルチタスクは苦手。仕事しながら不妊治療のために仕事の予定を調整するのは、同じことを女性がするより大変。これは傾向の話ですが、うちの夫には当てはまりました。

不妊治療は精神的な辛さを伴うから、やはり女性は「女性の苦労に比べたら、男性の苦労なんて大した事ない!」と、つい思ってしまいます。

でも、男は男で辛いんですよね。

うちの夫のように、2つの事がいっぺんにできない、2つ以上同時に言うと上の空になってしまうタイプの場合は、特に注意。「精液検査」の時は、気持ちに寄り添ってあげましょう。

夫の性格的に、夫に「一人で精液検査してきて」と言い放つことは無理でした。

もしも通ったクリニックが「外来方式」の精液検査でも、女性側も通院に付添う覚悟でいるのが良いと思います。

「持参」方式のデメリット

これに似たケースを使用しました。

精液をクリニックに”持参する”ということは、精液の入った「入れ物」を持って行くということです。

精液を「入れ物」は、プラスチック製の抗菌済みのケースで、試験管よりも太い、透明の筒状のものでした。

この「持って行く」というのが、最大のデメリットです。

自宅からクリニックまでは近いですか?

片道30分以内なら問題ないかも。それ以上かかる方は、注意が必要です。

自宅からクリニックまでが1時間以上かかる遠方の方は、精液の持参方法について、予めクリニックに相談することをお勧めします。

「入れ物」が冷えないように、人肌程度の温度をキープしなければならないからです!

私たちの場合、車なら30分程度、電車・バスなら待ち時間を含めると1時間かかるか?という距離感でした。

外来後はそのまま仕事に行くため、ほとんどの通院は車で行くことができませんでした。

乗り継ぎが悪ければ1時間はかかる場所へ、どうやって「入れ物」を「人肌温度」で持って行きましょう?

事前にクリニックで相談し、

精液の入った「入れ物」を布などで包まず、そのまま、パンツやズボンのお腹のゴムに挟んで持ってくる。

と教えてもらいました。

持参当日、言われた通り、お腹に挟んで行き、人肌程度に温まった「入れ物」を提出しました。

「あら、そんなに大事にしなくても大丈夫なのに(笑)」と他の看護師さんに言われました。

え!?ジョークなの?

よほど寒い冬の日でなければ、「常温で持参する」という意識で良さそうです。

冷やし過ぎず、暑さに曝せすぎず、”ほかほか弁当を運ぶ感じ”という感じです。

「精液検査」の基準値

精液の状態に対する基準値は、クリニックによって若干異なるようです。

私が通ったクリニックでは、以下の基準値でした。

液量:1.5ml以上

濃度:15×106/ml以上

運動率:前進運動精子50%以上、高速直進精子25%以上(どちらか)

正常形態率:30%以上

5.生理が終わったら「子宮卵管造影」

子宮腔内の形態、卵管の通過性、腹腔内の癒着の有無などを調べる検査です。

レントゲン室でも手術室でもなく、普通の婦人科診察台で検査しました。

月経終了後の早い段階で実施します。

月経周期が安定して規則正しい方は、月経が終わるタイミングを見越して、早めに調整・予約しましょう。

6.卵巣と下垂体機能を評価する「ホルモン検査」(卵胞期)

「ホルモン検査」は、血液検査です。

卵胞期のホルモン検査を実施するのは、月経周期の3日目前後。生理が終わって数日が経過…というタイミングで、採血してもらいます。

血液の数値は、自分が頑張って短期で完璧にコントロールできるはずもなく、やはり妊娠を望むなら、普段のバランスがとれた食事やストレス解消を意識した生活などは大切だと思いました。

排卵障害の可能性を指摘された場合、さらに検査項目(下垂体刺激ホルモンによる負荷試験)が追加されるとのことでした。

7.エコーで見る「卵胞観察」

膣超音波で卵巣内の卵胞の発育を調べます。

排卵までの時期に、数回観察することがあると言われました。

実際には、卵胞期に何度も通院することはなかったです。

エコーを見ながら「大丈夫そうだね」と言われた場合、卵胞観察はその1回で終了でした。

「今回は排卵しないかもね」と言われた場合、もう1回くらい卵胞観察に通いました。これは任意です。

この検査に限らず、不妊治療はけっこう「本人任せ」です。進め方は相談できても、最終的な判断は夫婦の決断に委ねられることが多いです。

この時も、「もう一回、見ておきたいなら来ても良いよ」という言い方でした。同じ月経周期内で二回目の卵胞観察をするか否か、判断は私に委ねられました。

という背景もあり、その月経周期のうち”排卵までの時期”に、卵胞観察は「1~2回」という感じでした。

8・9・10.「子宮頚管粘液検査」「ホルモン検査(排卵前)」「子宮内膜超音波検査」は同時

低温期が終わり、高温期に突入するタイミングで実施する検査は、複数あります。

・子宮頚部から分泌される粘液を調べる「子宮頚管粘液検査」
・卵胞ホルモンと黄体ホルモンを調べる「ホルモン検査(排卵前)」
・子宮内膜の発育状態を調べる「子宮内膜超音波検査」

これらは、どれも高温期に入る前・排卵前に実施されるため、同時に済ませました。

クリニック側にとっても、一度にまとめて実施した方が効率が良いため、同時にできるように検査スケジュールを組み込んでくれると思います。

私が初めてでよく分からない時でも、スケジュール作成の担当看護師が、基礎体温表を見ながら、なるべく通院回数が少なくなるように、検査スケジュールなどを組んでくれました。

そういう意味でも、不妊治療を始める時には、月経周期が安定していることが重要だと思います。

不妊治療を始めようとした時に、月経不順の症状があると、周期を見極めるところから始まるので、本来のスタート地点がどんどん遅れます。

11.人工授精したら省いた「ヒューナーテスト(性交後の子宮頚管粘液検査)」

「ヒューナーテスト」は排卵期に、子宮頚管粘液に侵入した精子の数や運動性を調べます。

妊娠しても「高齢出産」となる私たちは、タイミング法で授かる自然妊娠だけではもう遅いため、各種検査と並行して「人工授精」も行うことになりました。

「人工授精」では、排卵日前後に”精製された精子”を挿入します。

そのため、子宮頚管粘液に侵入した精子状態を検査するのではなく、持参した精子の「精液検査」だけでした。

結果的に、「ヒューナーテスト」は省略でした。

基本方針として省略されても、希望すれば実施してくれる場合もあると思うので、気になる方は「ヒューナーテスト」について申し出ましょう!

12.「ホルモン検査」(高温期)

高温期に入って1週間くらいが経った時、「ホルモン検査」を行いました。

黄体ホルモン(プロゲステロン)の数値を計ります。

黄体機能を評価するための「子宮内膜超音波検査」も同時に実施しました。

妊娠の準備として、黄体ホルモンが大きく関わっています。

黄体ホルモン(プロゲステロン)は、月経周期の後半で子宮内膜を増やし受精卵が着床しやすいように子宮内の環境を整える作用がある。そのため、体内のプロゲステロンの不足やバランスが崩れると、無月経や月経周期異常などが引き起こされる。

※ 日経メディカル「処方薬事典」より抜粋

13.ふかふか子宮ベッドできたかな?「子宮内膜超音波検査」

子宮内膜超音波検査では、子宮内膜の厚さが分かります。

子宮内膜が厚くなっていれば、赤ちゃんのための「ふかふかのベッド」の準備が整いつつあります!

【不妊治療の検査にかかる期間】長いけど治療も並行!

これら全ての検査を終わらせるのに、2~3か月を要しました。

しかし実際には、検査は「不妊治療」そのものと同時に進んでいきます。

そのため、最初の2~3か月が、まるまる「検査だけの期間」というわけではありません。

不妊治療外来の初診時に、次の月経周期に向けた不妊治療計画を立て、検査しながら「次の月経周期で妊娠」ができるように頑張る、という感じです。

つまり、不妊治療の検査には約2~3か月の期間を要するけど、この間「2回~3回分に相当する月経サイクル」では、不妊治療中として妊娠を目指す!ということです。

【後記】不妊治療の検査を終えて

不妊治療は、最初の一歩が勇気のいる行動ですが、始まってしまえば「もっと早く来れば良かった」と絶対に思うはず。

何かに迷っているなら、次の月経サイクルを無駄にしない!という気持ちが必至です。

次の月経サイクルを大切に。まずは「次だけ」!

その最初の一歩さえ、クリニックの予約にたどり着けば、”その次”や”その次”が本気で急ぐべきものか、ゆっくり考えれば良いのか、自ずと見えてくると思います。

私は自然妊娠を求めて、自己流でなんとなく過ごした数か月があります。この数カ月をだいぶ無駄にしてしまったかな?と後になって思います。

子宮内膜の厚みは自分では分からないし、排卵日を見誤ったかもしれません。

でも「仕事が忙しい」「そこまでしなくても」という言い訳をやめて、勇気を出して不妊治療に踏み込みました。

一度踏み込むと、淡々と物事が見えてきて、月経周期1回たりとも無駄にしない気持ちになれます。

そして暫くすると、夫婦ともに疲れて「もう少し、気楽で良いか?」とか「いったん休憩しようか?」など、夫婦の新たな方向性が見えてくるものです。

そういう段階に行き着くためにも、いったんは「次の月経周期で勇気を出す!」と決意する”起点”は必要なんだと思います。

次回からは、実際の不妊治療について、月経周期ごとに綴っていこうと思います。

※次回・続編について…

私は「子宮体がん」で子宮全摘するところ、期間限定で不妊治療に挑み、出産後に子宮全摘しました。

この時のショックを軽減するために、記憶がだいぶ消え去っています。

普段は全く思い出すことがないことから、思い出さないように、記憶がだいぶ隠れているのだと思います。

出来事や心境を思い出すのに、時間がかかります。

当時の記録を読み返して、思い出した部分を整理しています。

1つのエピソードとして一定量の準備ができたら、ブログ記事として起こしています。

そのため、「続き」や「完結」までののブログ公開には、年月を費やします。

何卒、ご了承下さい。


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