私が食物アレルギーがある息子と一緒に、よく行く「魚べい」。
「魚べい」は、回らない回転寿司の外食チェーンで、注文用タブレットでアレルギー情報が確認できるし、マルチアレルギーでも食べられる寿司ネタは多いので、我が家では”行き着け”のお店です。
そんな「魚べい」のアレルギー情報にご注目。
フライドポテトの原材料が、ある日突然、変わっていたのです!!
小麦アレルギーなら要注意!魚べいのポテトNGに!
フライドポテトのアレルゲンは、お店によって異なります。
見た目はほとんど同じなのに、含まれるアレルギー特定原材料等28品目が違います。
だから、注文前に必ず、「そのお店のフライドポテト」のアレルゲンを確認しましょう。
そうだと分かっているのに、危うくヒヤリハット。それが「魚べいのフライドポテト」です。
毎回毎回、注文タブレットでアレルギー情報を確認してから注文していましたが、魚べいには何度も頻繁に通っているので、いつしか「魚べいのポテトは大丈夫」という信じ込むようになりました。
ある日、アレルギー情報の確認を省いて注文しようとしましたが、「いや、やはり、念の為、確認しておこう」くらいの安易な気持ちで、タッチパネルでアレルギー情報を確認すると・・・
なんと!
「小麦」に「●」印が付いているではありませんか!
今まで、小麦アレルギー児が食べていた、魚べいのフライドポテトのアレルゲンに、「小麦」表記がありました。
同じお店、同じメニューでも変わる原材料
上の写真(表)は、魚べい2018年冬フェアのメニューとして公開されている、アレルゲン・原産地一覧表です。
※一部を抜粋
「No.69 フライドポテト」に、小麦が含まれています。
※赤枠で囲んだ部分
上の表は、フライドポテトのアレルギー情報として、「小麦」が含まれていなかった当時の「アレルゲン原産地一覧」です。
夏のメニューで確認した時は、フライドポテトに「小麦」は含まれていなかったので、秋~冬にかけてメニューが入れ替わる時に、原材料・アレルギー情報も変わったようです。
仕入先・仕入商品の変更か、商品リニューアルなどの影響でしょうか。
同じお店、同じ店舗、同じメニューで、原材料が変わることがある実例ですね。
※食物アレルギーがある人は、その都度、アレルギー情報を確認しましょう。
フライドポテトの原産地も変更!
魚べいのフライドポテトは、この時、アレルギー情報だけでなく、主原料である「ジャガイモ」の原産地も、変わっていました。
今までは「アメリカ産」だったポテトの原産地は、「ヨーロッパ他」の表示に変わりました。
※2018年12月時点の情報
油断禁物!「アレルギー 大丈夫と思う時こそ 再確認」
私がIT&コンサルティング業界にいた時、誰もが大丈夫だと思って油断していた部分に限って、稼働後トラブルが起きました。
誰もが警戒する部分は、あらゆる事態を考慮して念入りに準備されるから、万全な状態で世に曝されます。
一方、油断した部分は、間接的に何かが変わったことで影響を受けたかもしれないのに、油断したままスルーして事故が起こりやすい。
間違いが起こりやすい場面では、業界に関わらず「指さし確認」が行われますよね。
身近な食物アレルギーの世界でも、「指さし確認」って大事だなと感じる今日この頃です。
常に、油断していないか自問して、油断を自覚した時こそ初心に戻り、アレルギー情報を指さし確認しよう!
そういう初心が再認識できた「魚べいフライドポテト事件」でした。
※過去記事については、アレルギー情報が変更されたことを明記済みですが、アレルギー情報については、その都度ご自身でご確認下さい!!
■魚べい:公式ページ
└魚べいのこだわり安心・安全への取り組み
※アレルゲンおよび原産地リストが確認できます。
冷凍フライドポテトは、ネット通販でも購入できますが、原材料は必ず確認しましょう。
原材料は、「馬鈴薯、植物油脂、ぶどう糖」から成ることが多いですが、これに「乳・大豆」由来の添加物や、まぶした「小麦粉」を含んでいる商品があります。
お気軽に感想・質問・記事リクエストなどをどうぞ。コメントは内容確認後、お返事と一緒に表示されます。