食物アレルギーと杏仁豆腐|豆乳で作る「甜杏仁豆腐」は乳成分不使用

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杏仁豆腐は、乳成分が含まれる確率が非常に高いスイーツです。

牛乳寒天との違いを知らない人もいるから、要注意です。

私は、食品売り場で杏仁豆腐を見かける度に、原材料をチェックし続けています。

その中で、乳成分を含まない杏仁豆腐を見つけました。

それが、「本場の味 甜杏仁豆腐」です。

牛乳があれば誰でも出来る!本場の味「甜杏仁豆腐」とは

「甜杏仁豆腐」は、黄色の紙が入っただけのシンプルなパッケージです。

私が初めて購入したのは、食材宅配のOisix(オイシックス)で見つけた時。

現在は、コーヒーと輸入食品を扱うお店「ジュピター」や、「生協の宅配」などで、見つけた時に買っています。

私は、多くのアレルギー対応食品や調味料などを生協の宅配で購入しています。使用請求やお試しキャンペーンもあるから、気になる方は試してみて下さいね☆

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この「甜杏仁豆腐」は、”牛乳があれば誰でも出来る”と謳われています。

我が家の場合、息子が乳アレルギーなので牛乳は使いません。のちほど、牛乳の代替品「豆乳」で作った時の様子をレポートします。

ここでは、牛乳や豆乳に溶かす前の”粉末”にご注目。

なんと、”杏仁豆腐の粉”に、乳成分が使われていないのです。

これは非常に、珍しいです。

市販品の中で、既にプリンのように固まって販売されている杏仁豆腐は、乳成分が含まれています。

自分で粉を溶かして作る、粉末タイプの杏仁豆腐についても、この「甜杏仁豆腐」以外の商品だと、原料の粉の中に「乳糖」「脱脂粉乳」「ミルクパウダー」などの乳成分が含まれています。

「甜杏仁豆腐」は、乳成分不使用なのです。

乳アレルギーでも、「杏仁豆腐」が食べられる逸品です。

「甜杏仁豆腐」の原材料は、杏仁粉・粉砂糖・ゼラチンだけ!

「甜杏仁豆腐」の原材料は、粉糖・杏仁粉・ゼラチンだけ!です。

「甜杏仁豆腐」に含まれるゼラチンは、豚由来です。

アレルギー特定原材料等27品目中、該当するアレルゲンは「ゼラチン」だけです。

参考までに…「別の杏仁豆腐」の原材料

砂糖、脱脂粉乳、植物油脂、ゼラチン、杏仁粉、デキストリン、ブドウ糖/トレハロース、カゼインNa、乳化剤、加工デンプン、香料、pH調整剤、安定剤(カラギナン)、(一部に乳成分・ゼラチンを含む)

普通は、杏仁豆腐には乳成分が含まれています。

脱脂粉乳、乳糖、乳由来のカルシウムなど、乳成分が必ずと言っていいほど入っています。

乳成分が入っていない、市販の杏仁豆腐を探すことは、とても難しいです。

「甜杏仁豆腐」を使えば、乳成分不使用の杏仁豆腐が、簡単に作れます。

家庭では「23g入り×2袋」がお勧め!

私が使っている「甜杏仁豆腐」(上の写真)は、家庭用の少量パックです。

内容量は、1袋23g入り、これが2袋入ったパッケージです。

後述のクッキングレポートで作っている杏仁豆腐が、2回分作れます。

この「甜杏仁豆腐」には、大量パッケージもあります。

100g入りや1kg入りなどが、ネット通販で購入できます。

家庭で少量だけ作る時には「23g入り」がお勧めです。

牛乳じゃなくても出来る!代替えは豆乳で

それでは早速、「甜杏仁豆腐」を使って、杏仁豆腐を作ります。

準備するのは、豆乳(200ml)だけです。

我が家には、牛乳の代替品として「無調整豆乳」が常にキープしてあります。

常温保存が可能な商品が多いので、200mlパックを箱買いしておくと便利ですよ。

私は箱買いして常温ストック、すぐ使えるように1パックだけ常に冷蔵庫で保管しています。

作ってみよう!豆乳を温めて混ぜるだけ

杏仁豆腐を型に入れたところ
直径約15cmくらいの耐熱容器に入れたところ

作り方は、2通りあります。

豆乳(普通は牛乳)を鍋で温める方法と、電子レンジで温める方法です。

■ 鍋を使う場合(2つ上の写真)
豆乳(200ml)を1パックを、ドバドバと鍋に入れて火にかけます。

豆乳が温まってきた所に、「甜杏仁豆腐」の粉1袋(23g)を入れて、かき混ぜます。面倒な作業も計量も”無し”です。

粉が完全に溶けたところで火を止めます。

お好みの容器に流し入れ、室温で少し冷ました後、冷蔵庫で冷やし固めます。

ココットや小さな容器を使って、小分けに流し入れると、冷蔵庫から取り出してすぐに食べられます。

■電子レンジを使う場合 ※これが一番簡単
豆乳(200ml)を1パックを耐熱容器に流し入れます。

私は食べる時に、好きな大きさに切り分けるため、直径約15cmの大きめの容器を使っています。

電子レンジで温めます。600Wなら約2分です。

電子レンジから容器を取り出し、そこに「甜杏仁豆腐」の粉1袋(23g)を入れて、かき混ぜます。

耐熱容器1つだけ使うなら、面倒な計量は必要ありません。

粉が全部溶けたら、荒熱を取り、冷蔵庫で冷やし固めます。

とても簡単な、「乳不使用!杏仁豆腐作り」です。

余計なものも乳成分も入っていない「杏仁豆腐」の出来上がり

完成した「甜杏仁豆腐」
翌朝・・・冷やし固まったところ

冷蔵庫に入れる時、表面に水泡があると、冷え固まる過程でそのまま、水泡も固まって残ります。

包丁で無造作に切り分けて、お皿に盛ります。

私は、まるで豆腐1丁!
大きめにざっくり盛って、ガッツリ勢いよく、そのまま食べるのが好きです。

カットフルーツやジャムを乗せて、お好みにアレンジも可能です。

小さくキューブ型に切り分けて、フルーツポンチに入れると子供は喜びます。

同じ大きさに切り分けたカラフルなゼリーと混ぜると、可愛いです。

七夕のスイーツにもお勧めです。

食物アレルギーなら「杏仁粉・杏仁霜」のアレルゲンにも要注意!

この「甜杏仁豆腐」のミックス粉が、”杏仁粉・砂糖・ゼラチン”だけで出来ていることを知ると、次に続くのは「杏仁粉を買えば、砂糖とゼラチンを混ぜて、手作りできるのでは!?」という発想です。

でも、「杏仁豆腐」は本当に要注意!

杏仁とは、杏の種のことで、もともと粉末状に加工するのが難しいそうです。

この杏仁を粉末状にして、甘味料などを加えて加工して「杏仁霜」「杏仁粉」などの商品名で販売されています。

ところが、大手ネット通販で見かける「杏仁霜」や「杏仁粉」は、その原材料を見ると、脱脂粉乳・全脂粉乳・ミルクパウダーなど乳成分が含まれているものが多いのです。

クリーミーパウダー」という原材料を含む商品もありました。

「クリーミーパウダー」 とは何だろう?

調べてみると、「小麦グルコースシロップ」と「ココナッツ油脂」を混ぜたものでした。

乳アレルギーどころか、小麦アレルギーでもアウト!です。

他にも、「アーモンドパウダー」を含む杏仁粉もありました。アレルギー特定原材料等27品目から、28番目に指定された「アーモンド」。アレルギーがあるなら、杏仁豆腐選びにも要注意です。

食物アレルギーがあると、杏仁豆腐を手作りする場合が多いと思いますが、「杏仁粉」の原材料には本当に気を付けましょう。

牛乳(豆乳)だけ混ぜて作れそうな、類似品にくれぐれもご注意を!

我が家では、豆乳だけで簡単に作れる「 甜杏仁豆腐」を使っています。


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★乳成分フリーの杏仁豆腐のご紹介

※商品のアレルギー情報は、必ずご自身でご確認下さい。

今回、私が使用したのは、販売元が(株)M・アヴァンスさんの「本場の味 甜杏仁豆腐」です。

M・アヴァンス社は、日本初の100%「純粋杏仁粉」を開発した杏仁専門メーカーとのこと。
情報元: https://www.cotanfoods.com/products/detail.php?product_id=509

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