「グミ」は、食物アレルギー児にとって欠かせないお菓子の1つです。
食品スーパーのお菓子売り場、コンビニ、病院の売店などで必ず売っているので、持ってくるのを忘れても出先で購入することができます。
食物アレルギーがあると、お菓子コーナーで買える選択肢は少ないですが、アレルギー特定原材料7品目を含まない商品も多く、「好きなの選んでいいよ」を言える数少ない製菓カテゴリです。
今回は息子が、毎日食べているお菓子「グミ」について語ります。
アレルゲン表記も明確、持ち歩きやすいタイプが多い
息子は、食物アレルギー。小麦・乳・ゴマ・ナッツ類のアレルギーがあります。
息子でも食べられるグミは、いつも大量に常備。その数、常に10種類以上。小袋の数にして、20~30袋はあります。
小麦・乳アレルギーの場合、市販品で食べられるお菓子は少ないのですが、グミは息子の該当アレルゲンが不使用である場合が多いです。
※(後述しますが)「乳成分」を含むグミはあります。中には「小麦」を含む驚きのグミもあるので要注意。
他のお菓子に比べると、アレルゲン表記も明確な商品が多いです。
参入メーカーに大手企業が多いから?
原材料表記欄とは別に、アレルギー特定原材料等27品目の表記欄が設けられている商品が目立ちます。(メーカーでは順次、28品目表記に切り替え中)
パッケージ裏面を見ると、太線で囲まれた中に「大豆・ゼラチン」など、目立つように書かれています。
息子には少しずつ、このアレルゲン表記欄を自分で確認するように教えています。
グミは小袋や個包装タイプが多く、一度に食べ切れない容量であっても、保存用ジッパー付きの袋が使用されています。
グミは、ストックにも持ち歩くにも、とても便利なお菓子です。
個包装は、”配る”にも便利!ハロウィンやパーティーにも活躍
グミには、個包装タイプがたくさん入ったパッケージ商品も多いです。
一度に食べ切れる少量タイプのグミが、たくさん入っているので、自分で食べるだけでなく、お友達に配る時にも便利です。
グミは、7大アレルゲンが使用されていない商品が豊富なので、みんなで一緒に集まって食べるお菓子としても、準備し易いです。
ハロウィンのトリック・オア・トリート・イベントや各パーティーで、大きなバケツに盛ったり、宝探しのごとく”グミ探し”で盛り上がったり、工夫次第で大活躍です。
人気のキャラクターや三角型のかわいいパッケージに入ったもの、個包装によって絵柄が違うもの、ユニークな食感や味のもの等、豊富に揃えるほど楽しいですよ。
食べきりサイズは箱買い!ローリングストックにも
上の写真は、1袋17gの「ポケグミ」です。
個包装の容量が15g前後は、食べきり”サイズ。開封して一度に食べ切れる量です。
食べ切りサイズのグミは、外出先おやつとしてはもちろん、ローリングストックの1つとして、箱買い&消費を繰り返しています。
「ポケグミ」は、いつも箱買いです。
【ポケグミ】ジューシーな果汁100%、5種類の味が楽しめる
お勧めグミの1つ「ポケグミ」は、味ごとに違う、パッケージのキャラクターが可愛いです。
味は、「ぶどう・りんご・マスカット・いちご・もも」の5種類。
細かいことによく気が付く息子はいつも、メインキャラクターの足元にいる”小さい子”の表情に着目しています。
ポケグミに顔を付けたようなキャラクターです。開封前に、パッケージを眺めるのもグミの醍醐味、面白いですよ。
「ポケグミ」には、「大豆・もも・ゼラチン」を含みます。
アレルギー情報(アレルギー特定原材料等27品目)は、外箱だけでなく、1つ1つの小袋にも明記されています。
外箱を捨てても、小袋だけを持ち歩いても、含有アレルゲンが明確なので安心です。
春日井製菓株式会社
http://www.kasugai.co.jp/product/gummycandy/
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【果汁グミ】元祖お勧め!季節ごとのフルーツ味、期間限定を楽しんで
思い返せば、息子のグミ生活は、ここから始まったのかもしれません。
子供に食べさせるお菓子だから、「果汁100」だと良さそう。パッケージ表面には、いつも美味しそうなフルーツの写真…
そんな気持ちで、アレルギーっ子のために最初に買ったグミ。それが明治の「果汁グミ」でした。
今でも、「みかん」「ぶどう」の定番から、季節ごとに新登場する「もも」「いちご」、期間限定の「パイナップル」「キウイ」まで、いつも買っています。
最近では、鉄分入り、カルシウム入り、コラーゲン入り…など、ワンランク上のタイプがあります。
これがまた、甘酸っぱくて美味しい。かなり(大人にも)お勧めです。
「果汁グミ」もアレルギー情報が明確です。アレルギー特定原材料等27品目は、目立つように太線枠の中に書かれています。
アレルゲン「ゼラチン」の他は、グミの味によって変わりますので、各自でご確認下さい。
「果汁グミ」は1袋50g前後で、一度に食べ切るには多い内容量です。
パッケージは、ジッパーで密閉できるタイプなので、残り分を一時保存できます。
息子は、一度に7粒ずつ。次に食べる時は、7粒か8粒が残っています。
「果汁グミ」の個数は、1袋に約14~15粒と言えるでしょう。
【無印良品】MUJIグミは春日井製菓のポケグミ!?
もう1つのお勧めは、食品スーパーやコンビニではなく、「無印良品」からピックアップ。
無印良品のグミは、「果汁100%」を謳っています。
パッケージはシンプルですが、裏面のアレルゲン情報はしっかり明記してあります。
大きめの字で書かれていて、アレルゲンごとに四角で括られ、英字表記もある、分かりやすいです。
製造所は、春日井製菓株式会社。これって「ポケグミ」のメーカーです!
ジューシーで美味しいのは当然。別の記事にて、”比較分析”しました。
【変わり種・ユニークなグミ】嬉しいことも困りごとも…
味・形・食感が、特徴的な面白いグミも豊富です。
上の写真は、ロッテの「スイカ&メロンバーグミ」です。
1つ1つが、スイカバーの形をしています。子供なら、アイスの棒の部分を持つように、グミを持って食べるでしょう。
アイスのスイカバーは、小麦・乳成分を含むため、息子は食べられません。
スイカバー&メロンバーグミには、”チョコ種”はなく、「小麦・乳成分」が不使用です。
グミ1つは、とても小さいのに、種の点々まで再現されたフォルム、スイカバーにも登場する「すいかばマン」、メロンバーのかばメロちゃんも健在です。
アイスがダメでも、こっちのスイカバー&メロンバーを食べることができて、嬉しい気持ちでした。
親としてちょっと困るのが、ブロック系のグミです。
UHA味覚糖の「つむグミ」は、パッケージ写真を見るからに、積んで遊べるブロックグミ。
子供は、グミでブロック遊びを始めます。
「食べ物で遊ばない」といつも教えているのに、この一貫性のなさに戸惑っています。
つむグミで「遊ぶな」はキツイ。
「つむグミ」は積んで遊んでいます。
他にも、食感がユニークなハード系、もっちり系など様々なグミがあります。
アレルギーっ子の食生活を賑やかにしてくれるのが、嬉しいですね。
乳アレルギーなら「乳成分」に要注意!グミなのに「小麦」入りもある!
アレルギー児でも食べられるお菓子として、グミはお勧めですが、「グミなら食べられる」と認識するのは危険です。
グミにも「ヨーグルト味」や「○○ミルク味」が存在するように、乳成分を含むグミはけっこうあります。
一見、大丈夫そうな商品でも、乳成分を含む商品があります。
他のメーカーや他の商品ブランドで、同じような味が大丈夫でも、別の商品ではアレルゲンを含む場合があります。
A社のソーダ味が食べられるからと言って、B社のソーダ味が食べられるとは限りません。
私はこれで、息子が手に取った商品を棚に返させる経験を、何度もしました。
原材料とアレルギー情報は、その都度、必ず確認しましょう。
最後に、愚痴も込めて言いたいのは、グミなのに「小麦」を含む商品がある!ということです。
小麦を入れなくても、グミは作れるでしょう。
グミに小麦を入れるのは、止めて欲しいです。
9月3日は、「グミの日」だそうです★
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