アレルギー児の代替弁当づくりに慣れてきた頃。主食・主菜・スープの3品とも弁当対応という、ハードな代替メニューの日がやって来ました。
2つのIHコンロに鍋とフライパンを並べて同時進行なのに、ここに衣をつける「揚げ物」が入ってくるのは、朝からツラ過ぎます。
今回はそんな時にも役立つ、冷凍食品を使うことにしました。
偶には、手抜きアイテムを使っても、許してね。
今日の献立は?みんなの給食メニュー
・牛乳
・野沢菜チャーハン
・チキンカツ
・春雨スープ
・冷凍沖縄パイン
※マーカーを引いたメニューは、該当アレルゲンを含むため、代替え食(弁当)です。
※「牛乳」は、年間を通して”停止”です。
※対象アレルゲンは、「小麦・乳・ゴマ・クルミ・カシューナッツ」です。
【野沢菜チャーハン】
息子には使えない「中華スープ」の素が使われます。「ごま」も使用されるので、代替弁当です。
【チキンカツ】
チキンを揚げるにあたり、「薄力粉」「パン粉」が使用されます。小麦アレルギーの息子は食べられません。
【春雨スープ】
息子には使えない「中華スープ」の素と「ごま油」が使用されます。
3品でも意外とコンパクト!?アレルギー児の代替え弁当
・小松菜チャーハン
・鶏のから揚げ(冷凍食品)
・春雨スープに”とろみ”をつけた炒め物
3品の代替え食を用意しました。
フードジャーは主食(ご飯)に使うとして、主菜とスープはお弁当箱に収めることで、意外とコンパクトになりました。
フードジャーにスープを入れて、ご飯と主菜をお弁当箱に詰める案も考えました。その方が王道ですね…。
まだ買ってばかりのフードジャーが、どれくらいの保温力なのか分からず、スープを入れて熱々な場合を懸念しました。
息子の場合は、誰の助言も受けずにフードジャーの中身が「熱いかも?」と予測するのも難しいし、自らフーフーして上手に冷ましながらフードジャーをすする行為は難しいかな、と思いました。
【野沢菜チャーハン】野沢菜を小松菜に変えて
野沢菜チャーハンで、給食メニューに使われるのは「野沢菜漬け」です。
だけど、地元の食品スーパーで小麦不使用の市販品を見つけることができませんでした。
含まれる「小麦」が「醤油」由来だと特定できれば買えるのですが、原材料のアレルゲンが、いわゆる”一括表示”で、醤油・たん白加水分解物・他添加物のどれに「小麦」が含まれているのか、判断できない商品ばかりでした。
そのため、「野沢菜漬け」ではなく、「小松菜」を刻んでチャーハンを作りました。
他に使われる材料「ちりめんじゃこ」「ネギ」については、同じく代替弁当にも使用しました。
【チキンカツ】パン粉つけて揚げ物はキツイ!冷凍食品「米粉の鶏のから揚げ」で代用
代替弁当づくりに確保している時間は、朝の5時~6時の1時間。
ムリなく完成させることを考えると、今回の3品を完全手作りで再現するのは、ちょっとキツイと判断。
「チキンカツ」は、冷凍食品の「米粉から揚げ」を使用することにしました。
我が家には、チンできる小麦不使用の「米粉から揚げ」が、冷凍庫に常備してあります。
チキンを油で揚げたもの。冷凍食品ですぐ使えて便利でした!
【春雨スープ】とろみを付けて”炒め物”に
給食メニューと同じ、「はるさめ」「うずら卵」「にんじん」「もやし」「しいたけ」「ねぎ」を使って作ります。
違うのは・・・
スープを「炒め物」に変えてしまうことです!
スープジャー(フードジャー)を使わず、お弁当箱に入れるので、始めは「スープの具」だけ詰めようと思いました。
スープがないと味が薄いよね?
急きょ、小さなフライパンを取り出し、作った「春雨スープ」を取り分け、片栗粉でとろみを付けて、「春雨スープの炒め物」にしました。
本日の給食カード(= 給食でもらうもの)
この日、息子が給食でもらうのは、デザートの「冷凍沖縄パイン」だけです。
「パイナップル」と「スプーン」の給食カードを持たせました。
『給食カード』とは ・・・「給食でもらうもの」という意味を持つ、単語カード形式の手作りカード一式
どうやら、学校給食で出る「冷凍パイン」は、縦にカットして個包装されている品だったらしいです。(上記商品のようなイメージ)