食物アレルギー対応「給食カード」を作成!食べられる献立メニューを示すサインカード

学校給食が始まりました!

息子は、小麦・乳・ごま・くるみ・カシューナッツの食物アレルギーがあります。お世話になる先々で、前代未聞のマルチアレルギーです。

入学した小学校のアレルギー対応は、給食で食べられるメニューだけ提供してもらい、食べられない分はお弁当で代替えします。

給食で食べられないメニューは代替弁当で持ってきたけど、給食でもらうメニューは一体どれ?

絶対に間違うことができない、給食でもらって食べるメニュー。誰の責任で、何をもって正解だと判断するのか。

そんな問題と混乱を解決するために、アレルギーサインカードならぬ「給食カード」を作りました。

事の発端は、意外にも「給食で食べられる献立メニュー」があること

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2019/10/25

入学前は、毎日お弁当対応になることを覚悟していました。

予想外だったのは、それが「全品ではなく一部」が多いこと。実際に献立表チェックをすると、思っていた以上に「給食で食べられるメニューがある」と分かりました。

毎月、食物アレルギー対応の一環である、”保護者による献立表チェック”があります。

献立のメニュー1つ1つに対して、「お弁当による代替え食」か「給食で提供」か判断します。

カレーやハヤシライスの日は、ルーだけお弁当で持参し、ライスだけ給食でもらえます。

主菜の煮物が食べられる日は、主食とデザートを代替弁当で持参すればいい。

結果的に、覚悟していたほど「全品(主食・主菜・副菜・デザート)が弁当の日」が毎日続くわけではなく、「給食でもらえるメニューが何かしらある」という日が大概でした。

※「献立表チェック」について、詳細は別記事でご紹介予定です。

つまり「代替弁当」と「給食でもらうメニュー」が同じ日に混在する

一方で、私を悩ませたのは、「お弁当を持って行くのに、別の何かは給食でもらう」という複雑な状況です。

息子に対して、「今日は給食」「今日は弁当」という、単純な説明が効きません。

しかも、「給食でもらった白米に、お弁当で持参したルーをかける」という複雑なパターンもあります。

同じ日の給食時間において、「持参した代替弁当」と「給食で提供されるメニュー」が混在することが、嬉しくとも”課題”として浮上しました。

給食でもらうメニューを明確にするには?「絵カード」で持参する

「給食でもらうもの」を描いていく…

息子にとって何がシンプルか、考えました。

自分の給食 = お弁当 + 給食でもらう一部のメニュー

「給食でもらう一部のメニュー」は、絶対に間違えてはいけない。
お母さんが「これは給食でもらう」と言ったメニューだけをもらうこと!!

これが、シンプルに分かる方法は何か?

私が言葉で説明した内容を忘れてしまっても、見れば思い出せる方法。

給食で何をもらうのか、絶対に間違えない方法。

言葉で言えなくても先生に見せれば、迷わず確実に伝わる方法。

全部揃ったか、再確認ができる方法。

つまり、本人にも他者にも「給食でもらうもの」を明示できる物が必要だ!

ということで、「給食でもらうもの」を示す絵カードを作ることにしました。

名付けて、『給食カード』です。

「給食でもらうもの」は、絵カードにして持参します。

給食では、絵カードに該当するメニューをもらいます。

代替弁当と給食カードは、必ず一緒に持って行きます。

全部(絵カードが示す本物の料理)が揃ったら、代替弁当と合わせて、息子の給食が完成です。

【絵カードの作り方】アレルゲンを含まない給食メニューを”1枚ずつ”描く

絵カードは、給食でもらうメニューを描きます。

1枚に1品ずつ。子供が「もらったらOK」と1つずつ認識できるように、明確にします。

【アレルギー児の代替弁当】学校給食と同じ献立(1)牛乳代わりにCa入りパックジュースはダメ!

2020/06/24

例えば、ハヤシライスの日はルーを持参するので、給食でもらうメニューは「白米」と「ゼリー」です。

「白米」カード1枚、「ゼリー」カード1枚です。

認識齟齬を避けるため、絵だけではなくメニュータイトルも書きます。

息子の代替弁当「ハヤシのルー」と合わせた献立が、この日の給食の”全容”です。

【給食カードの工夫1】単語カード形式

息子の「給食カード」

給食袋の中でバラバラになったり、何度も使って折れ曲がったり…という劣化やハプニングに備えて、給食カードは「単語カード形式」にしました。

必要になる給食カードは、1日1枚とは限りません。

複数枚がバラバラにならないように、単語カードのようにまとめます。

2穴パンチの片方を使って、絵カードの端に穴を開けます。

自宅にあるカードリングを使って、一括りにします。

これで、その日の「給食カード」が揃いました。

最後に献立表と見比べながら、出来上がった代替弁当と「給食カード」で、全てのメニューが揃っていればOK!

【給食カードの工夫2】防水仕様

子供がお弁当を持参する過程では、他にもハプニングが起こります。

お弁当の汁がこぼれたり、濡れたおしぼりがケースから飛び出したり、保冷剤に大量の水滴が付いてお弁当袋の中が濡れたり…。

給食カードは、「防水仕様」にしました。

始めは、自宅にあるブックフィルムを使いました。絵本の補修用テープです。

これを裏表に貼って、絵カードの大きさに切り取りました。

今は、セロハンテープを使っています。

表裏どちらから触っても、ベタベタにならないようにします。絵カードの表からも裏からも、絵カードからはみ出る幅でセロハンテープを貼り、セロハンテープでラミネートされた感じにします。

そして、絵カードより一回り大きいサイズで切り抜きます。

これで、裏や横の隙間から、水分が入り込まない仕様にできます。

時間がない朝、絵カードを即席で作った時は、ラップで包む方法で防水しました。

絵カードは、きっと小学校6年間、長く使うことになるでしょう。

長期使用を見越して、もっと丁寧に作るなら、専用マシンを使ってラミネート加工する方法もありますね。

私は、コスパ重視。今のところ、自宅にある材料を使っています。
※使う画用紙さえ、息子のお絵かきで失敗したページを使っています。

【絵カードの工夫3】給食時間にすぐ見つかる、すぐ持ち出せる場所に添える

息子にとっては、この給食カードを入れる場所も、けっこう重要です。

始めは、給食時間に必ず使う、おしぼりケースの取っ手部分に、カードリングを括りつけました。

でも、これだと先生に「給食カードを見せよう!」と思った時に、おしぼりケースの蓋を一緒に持って行く必要がありました。…以降、却下。

同じ理由で、給食袋の紐部分に括りつける方法も却下です。

次に、お弁当包みで最後の”ひと縛り”の時に、お弁当包みの端をカードリングの輪に通して結びました。

これが、上の写真です。

見栄えは良いのですが、1年生の息子にとって、給食カードが括り付けてある結び目を緩めながら、給食カードだけを外す行為が、何気に難しかったです。

中学年以降は、お弁当包みを利用した方法で大丈夫かもしれません。

ジャーの蓋にカードリングをテープで留める

結局、ジャー(フードジャー・スープジャー)の蓋に、くっつけることにしました。(上の写真)

これなら目立って、良い感じ。お弁当袋の中で、絵カードが迷子になりません。

ただし…

ジャーではなく、普通のお弁当箱の場合、ちょっと場所を変えています。

お弁当包みの結び目 or お弁当バンドに、カードリング部分を指し込む

お弁当箱の蓋に、絵カードを付けてしまうと、給食の準備を始めるタイミングで、給食カードにたどり着けません。

ジャーと違ってお弁当箱の場合、保冷や漏れ防止の兼ね合いで、お弁当包みやランチョンマットで包んでいます。

これを解かないと、絵カードが取り出せないので、シチュエーション的にはNGでした。

アレルギー児である息子は、給食時間になったら、机にお弁当箱を広げる前に、給食の配膳場所にトップバッターで行き、誰よりも先に配膳してもらいます。

お弁当包みを広げる前に、給食カードを取り出す必要があります。

というわけで、普通のお弁当箱を使う日は、お弁当包みの結び目の下(もしくはお弁当バンド)に、給食カードのリング部分を指し込む方法にしました。

【給食カードの工夫4】「スプーン」のカードも用意

給食カード「スプーン」

”給食でもらうもの”として、「スプーン」の絵カードも作りました。

「給食でもらうもの」を謳っているのに、給食でもらう「スプーン」が含まれていないと、息子にとって意味が煩雑になるからです。

息子への説明は、一貫して「給食でもらうものは、コレ」と言える状態にしました。

【給食カードの工夫5】見た目が酷似ならメニュー名だけ変えて共有

学校給食は、同じメニューが月を変えて再登場したり、少し具材を変えて似たようなメニューが出たりします。

例えば、お味噌汁は「〇〇と△△の味噌汁」という献立名で頻繁に登場しますが、具はその時々で違います。

この時、絵カードの「絵」としては、ほぼ同じなので、お味噌汁の絵カードは1枚だけ作っておき、それを使いまわします。

小さな文字カードやマスキングテープを利用して、メニュー名だけを変更しています。

メニュー名の変更でよく使う「文字」は、ラミネート加工されたような小さなカード型にしておくと便利です。

それを絵カードのタイトル部分に上から貼るだけで、カードのメニュー名が訂正できます。

上の写真は、本当は「おさかな たつたあげ」の絵カードですが、「たつた」部分に「から」と書いたマスキングテープを貼った例です。

「〇〇のからあげ」という給食メニューは頻繁に登場するので、「からあげ」という小さな文字カードを作っておく方法もあります。

その場合は、「たつたあげ」部分に上からくっつければ、完成です。

【給食カードの工夫6】基本カードを作ってメニュー名を”付け足し”使い回す

上の例で登場した「おさかな たつたあげ」は、お魚の種類や調理方法を変えて、頻繁に給食に出ます。

1ヶ月だけ見ても、「〇〇の南蛮漬け」「〇〇の蒲焼き」という献立として、姿を変えて登場しました。

私は「おさかな たつたあげ」の絵カードを”基本カード”とし、これを使い回しました。

基盤は”基本カード”を利用して、メニュー名は「なんばんづけ」「かばやき」という文字だけ付け足すと、給食カードの準備も早いです。

「ピラフ」や「サラダ」等の基本カードを作っておくのが、お勧めです。

例えば「ピラフ」は、カレーピラフ・鮭ピラフ・チキンピラフなど、具材と名前を変えて給食に頻繁に出ます。

この時「カレー」「鮭」「チキン」などの文字だけ付け足せば良いので、楽チンです。

【給食カードの工夫7】メニューのオプションは”絵”で変更

これまでの例とは逆に、基本となる「メニュー名」は固定して、「絵」の方を変える方法も便利です。

例えば「ハンバーグ」のソース(オプション)は、普通にケチャップの時もあれば、大根おろしの時もあります。

だから「ハンバーグ」の給食カードを作って置き、献立メニューに合わせて「絵」の部分を変えています。


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息子が代替弁当と一緒に「給食カード」を持参し始めて暫く経つと、先生にとっても息子の給食カードが、当たり前の存在になりました。

今では、先生の方から「今日の給食カードは?」と聞いてくるそうです。

保護者が用意した「給食カード」が、提供するメニューの間違いや誤食の防止に役立つことは、本来の目的でもあります。

一旦は、この「給食カード」によって、その目的を達成できているのかなと思います。

◆商品紹介◆

給食カードを作成するために使った、主な商品(類似品)

補修用のブックフィルムは、ページ丸ごと補修できるように(ラップのような)大きなロールタイプもありますが、絵カードの表面をコーティングするなら断然、テープ型がお勧めです。

低学年の子には、直径が大きめのリングが使いやすいです。

こういう工作が6年間続くなら、ラミネーターが1台あっても良いかな?…と思うことがあります。

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