食物アレルギーがある当事者や家族にとって、外泊を伴う「旅行」は大きな困り事の1つです。
今回は、複数のアレルギーがある息子を連れて旅行してきた経験を振り返り、旅行先・宿泊先選びのポイントをまとめました。
★この記事は、後日リライト(最新化)予定です
食事のアレルギー対応について相談できるか
最初の入り口は、予約課やお問合せ窓口で良いと思います。
【0歳・1歳・2歳児のポイント】アレルギーっ子の食事が「持ち込み可能」か?
0歳~2歳までは、ほとんど持参で対応していました。
離乳食の時代は、離乳食自体が持ち込み可能かどうかを確認していました。
最近では、離乳食を提供してくれる施設が増えたので、アレルギーっ子でも大丈夫な離乳食メニューがあるか否か、確認すれば大丈夫です。
白米、焼き魚、焼肉、温野菜などのメニューが存在することを確認した上で、持参したレトルト食品を組み合わせて一食分を作りました。
アレルゲンフリーのレトルトカレーは、持参にとても便利で、強い味方です。
甘栗とバナナを持参することも多いです。
いずれにしても、持ち込み許可であることが条件です。
【3歳以降のポイント】アレルギー対応可能(低アレルゲンメニューあり)か?
最近は、低アレルゲンメニューを用意してくれる宿泊先が増えています。
大手旅行会社のパンフレットや、予約サイトのホームページ上には、食事のアレルギー対応に関する詳細が書かれていない場合があります。
「お食事にアレルギー等のご心配がある方は、お問合せ下さい」的な記載の場合は、宿・ホテルに直接、問い合わせるのがポイントです。
予約してから、旅行会社や予約専用サイトを経由して問い合わせると、伝言ゲーム状態になってしまいます。
予約後ではなく予約前に、その宿・ホテル自体が、アレルギー対応可能なのかどうか、直接確認します。
アレルギーっ子との旅行において、食事がアレルギー対応可能であることは必須条件。
ここで対応不可ならば、宿泊先を再検討するか、食品の持参で旅行期間の食事が賄えるのか要検討です。
バイキング・ブッフェで一般提供前に取り分けてくれるか
浅草ビューホテルのスカイグリルブッフェ武蔵の場合、未就学児の代金は無料ですが、幼児向けに「出し切り料理」を提供してくれました。
調味料やソースをかけてから並べている一般メニューは、お料理本体のアレルゲンではなく後がけするソース類のアレルゲンのせいで食べられないことがあるため、ソース類をかける前のお料理を調理場で取り分け&盛りつけしてくれるサービスでした。
子供料金(食事代金)が有料か
未就学児の宿泊代金が無料になっている宿泊施設は多いですが、未就学児でも食事料金(旅行代金)が有料の施設の方が、アレルギー対応に応じてくれる確率が高いです。
夕食として準備されたアレルギー対応食が、立派なお重箱だったこともあります。
片栗粉の衣のから揚げ(=竜田揚げ)、枝豆、低アレルゲンハンバーグ等々、立派な低アレルゲンメニューが提供された経験も。
未就学児1食分の低アレルゲンメニューを提供してくれることが多いので、有料プランがお勧めです。
アレルギー症状に対応できる病院があるか
離島・山奥・海外などの場合は、注意が必要です。
何かあった時に、救急車で駆けつけ可能な病院が近くにあるか。
アレルギー症状にもよりますが、子供が小さいうちは、都市やバリバリの観光地を選択するようにしています。
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