【食物アレルギー児の保育園】誤食事故を未然防止!入園・進級・新学期に必ずやること

4月は、入園・進級の季節 。新しい生活が始まります。

教室が変わり、先生が変わり、持ち物が変わり、あたふたあたふた。保育園でも新学期が始まります。

この時期に、食物アレルギー児の親がやるべきこと、留意すべきことをまとめました。

毎月の給食献立表チェックの方法をおさらい

献立表
代替えメニューをチェックした献立表

保育園によって、給食内容のチェック方法や確認タイミングは異なります。

息子が通う保育園からは、毎月下旬に「公開前の翌月の献立表」2枚が渡されます。

1枚は調理室に返却用、もう1枚は保護者控え用です。

献立表には、代替え方法が記入されています。

毎月25日くらいまでに、その代替え方法に問題がないか、漏れがないか、保護者がチェックします。

漏れや不明点があれば、献立表(返却用)と一緒に、確認事項を書いた手紙を入れて返却します。

問題なければ、献立表(返却用)だけを返却します。

この手順が確立したのは、入園後数か月が経ってから。保育園側もアレルギー対応に慣れていない場合は、スムーズな方法が見つかるまで模索する期間があるかもしれません。

毎月の献立表をチェックするタイミングはいつか、調理担当者に直接聞きたいことがあった場合は、どうやってやり取りをするか。事前に決めておきましょう。

給食アレルギー対応(除去・代替内容)に大きな変更がないか確認

私が毎月チェックする献立表は、すでに調理士さんが代替え内容などを書き込んだ状態です。

入園して最初の数か月は、何も書き込まれていない献立表に対して、最初に書き込むのは私でした。

でも数か月これを繰り返すと、だいぶパターン化され、保育園側(調理・アレルギー対応担当者)も除去・代替え内容を理解してくれました。

メニューに対する除去・代替方法、何を気を付ければ良いかの注意点など、把握してくれるようになりました。

そして、「先に保育園側でアレルギー対応内容を記入する」という方法が確立しました。

実際には、以下のステップで献立表チェックを行い、アレルギー対応の2重チェックを実現しています。

1.調理担当側

  • 【食材欄】アレルゲンに該当する食材に、色付けマーカー
  • 【おやつ欄】代替えや除去が行われるものに、色付けマーカー。代替内容を色ペンで明記
  • 【給食欄】 代替えや除去が行われるメニューに、色付けマーカー。代替内容を色ペンで明記

2.保護者

  • マークされているアレルゲンに不足はないか確認
  • マークされているメニューに対して、適切な除去・代替え方法が書かれているか確認
  • マークされているアレルゲンが、その日のメニューから除去・代替えされているか確認

全世帯に献立表が公開される頃には、この手順が完了し、既にアレルギー対応内容が決定しています。

これがかなりスムーズに実施できるのは、やはり「最初に保育園側(調理側)が対応内容を決めてくれる」からです。

それには、除去・代替え内容のパターンがある程度決まっていて、保護者側と認識共有できているからこそ。

年度が変わっても、この内容が大きく変わらないことを確認します。

担任に「直接」アレルギー情報を共有&聞き出す!

入園時や担任の先生が変わる場合は、新しい先生に対して、子供のアレルギー情報とこれまでの対応内容について、共有が必要です。

それも、園長経由とかではなく、直接!

入園時に園と打ち合わせた内容や、これまでどうやっていたのか、直接伝えることが大事です。

アレルギーに関する知識は、個人差がとても大きいです。

新設された保育園やアレルギー対応に慣れていない園では、アレルギー情報の共有や意志疎通が充分ではない可能性があります。

前年度までの担任の先生がたまたま上手に対応してくれていても、今年度の担任の先生にそのノウハウがあるとも限らず、上手く引継ぎがされた保証はありません。

特に、0歳~2歳児クラスまでは、担任の先生が複数人おり、時間帯によって変わるシフト制であることも。代表である主担当、給食の時間を担当する可能性がある先生には、少なくとも直接伝えましょう!

この時に基本情報を伝えるのはもちろんですが、実は先生から聞き出す情報が超重要です。

◆伝えること
・食物アレルギーがある
・該当のアレルゲン
・給食時間に注意してほしいこと
・給食以外で注意してほしいこと(食育活動、小麦粘土、牛乳パック工作、etc)

◆聞き出すこと
・給食を食べる時の座席状況
・給食の配膳の状況
・給食を片付ける時の状況
・床の食べこぼし関連

目的は、まず、親自身がアレルギーっ子の「給食を食べる時の状況」を想像するため。そして、担任のアレルギー対応に対する意識の高さを計るためです。

子供が給食を食べている状況が想像できて初めて、未確認事項に気が付けたり、気を付けることを子供に伝えたりできます。

担任の先生の意識の高さ(低さ)を把握することで初めて、お願いする時の言い回しを考えることができます。

毎日持参する連絡帳(or 出席ノート)にも、持病やアレルギーを記入するところがあるので、アレルギー情報を忘れずに書き込んでおきましょう。

意外と産休育休が多い!?調理担当者の確認と情報共有

忘れがちなのが普段はあまりお目にかからない、調理ご担当者の方々です。

毎月の献立チェックを阿吽の呼吸でやり取りしていた担当者が、新年度を境に退職されたり産休に入られたりする場合あります。

私は、4月に廊下に張り出された調理主任の名前が変わっていることに気が付き、慌てたことが2回あります。

1回目は、調理主任だった方が結婚されて姓が変わった時。

2回目は、その方が産休に入った時です。この時は、調理主任が変わるので、私とアレルギー代替え内容をやりとりする方が変わりました。

いずれも「引き継がれているから大丈夫」という状況で、毎月の献立チェックの方法にも変更はありませんでした。

担任の先生の変更は、誰もが気になって忘れませんが、給食を作ってくれている調理担当者のメンバー変更も忘れてはいけません。

食物アレルギーっ子の親としては、調理担当者のメンバーを常に把握しておきましょう。

子供のアレルギー情報から毎月の献立チェック方法・代替え方法まで、調理担当者と直接、情報共有してあると安心です。

処方日・使用期限にも注意!エピペンや常備薬の提出と入れ替え

食物アレルギーっ子の保護者は、エピペンやネオレスタミンなど、誤食に備えた常備薬を保育園に預けていると思います。

年度が変わると保育園の方から、証明書類の提供と共に、常備薬の再提出について、声をかけてきてくれる場合もあります。

保育園側から何も言われない場合にも、預けていた常備薬の処方日が古くないか、預けるエピペンの使用期限は切れていないか、常に自ら確認するようにしましょう。

私は、子供の体重が増えて、最近処方された粉薬の量が増えたのに、保育園に預けてある粉薬を差し替えていなかった、という失敗談があります。

  • 薬の使用期限は切れていないか
  • 子供の体重の変化(増加)により、預けていた薬量に変更はないか
  • 共に預けた添付書類の書き直しは必要か

これらのチェックを忘れずに。

3月は予約困難!?食物アレルギー証明書の提出(再提出)に備えて

入園時や年度の変わり目に、食物アレルギー証明書を提出すると思います。

0歳児クラスから入園すれば6年間、1歳児クラスからでも5年間、という長~い保育園生活では、子供の成長と共にアレルギー情報も変わります。

アレルギー症状が軽減したり、除去対応が不要になったり、証明書に書くべきアレルギー情報が変化します。

その度に、必要になるのが、行きつけの医療機関の証明印・担当医のサインです。

仕事や諸事情で休みにくい4月に、証明書・証明印をもらうためだけに、病院の予約を取り、有給休暇を使って休むのは、結構大変です。

年度の後半、通院の機会があった時に、通院のついでに証明書をもらえるように準備しましょう。

そのためには、1~2月のうちに「4月にアレルギー証明書の提出は必要か?」を事前に確認しておきます。

必要だと分かった時点で、次に通院する機会(2~3月中)に、証明書・証明印をもらいます。

みんなと違う、席が違う理由。アレルギー事情を子供本人に説明する

私は、息子が3歳児クラスに進級した後に、体験しました。

「みんなとお席が離れているからイヤなの」
「みんなと机がちがうからイヤなの」
と3歳の子供が言いました。

保育園に行くのが嫌な理由が、食物アレルギーにあるとしたら、親としてはなんとかしてあげたいですよね。

子供は大人が思う以上に、状況をよく見ているんだな、と思いました。物事を理解しているんだな、と思いました。

だから、ある程度、言葉が分かるようになったら、きちんとアレルギー事情を本人に説明しましょう。

みんなと給食が違う理由、みんなと席が違う理由、みんなと離れて座る理由をちゃんと説明してあげることが大事です。

  • お友達のお給食を間違えて食べちゃうと、カユイカユイになっちゃうから、少し離れて食べるんだよ。
  • お友達のお給食には、XX(アレルゲン)が入っているから、触らないよ。
  • お給食にXX(アレルゲン)が入らないように、先生が隣に座って守ってくれるからね。

他のお友達とは席が離れていたりテーブルが違ったりする場合は、それは子供自身のせいではなく、アレルギーがあるから、あなたを大事にしているから、あなたを守ってくれるためなんだ、というニュアンスを伝えます。

説明を続けると、
「給食にコムギがあるから、いちばん後ろで食べたんだよ」
「今日ね、〇〇ちゃんが牛乳をこぼしたから、触っちゃダメだから、離れたんだ」
と、状況が理解できるようになりました。

食物アレルギーを持つお子さんは、おそらく食物アレルギー対応について真摯に向き合ってくれる保育園に通っていると思います。

それでも、保育園側に甘んじず、保護者がするべきチェックを毎年欠かさず、常に意識すれば、誤食事故のない安心安全な食生活に繋がるものと思っています。

【食物アレルギー児の保育園の選び方】絶対にチェックすべき条件と重要ポイント

2018/04/06

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