食物アレルギー児の保育園の選び方・条件(後編:アレルギー発覚後)

食物アレルギー児は保育園に行けるのか?保育園の選び方・条件(後編)

前編では、自分中心だった保育園選び。

保育園の選び方、ポイントは何?(前編:食物アレルギー発覚前)

2018.04.03

今回はいよいよ本腰を入れ、職場復帰に向けて本気で探します。

アレルギーっ子は保育園に行けるのか?アレルギー対応を中心に、保育園選びの条件をまとめました。

アナフィラキシーショック後、保育園選びの第1条件は「食物アレルギー対応」

息子は、生後6か月で、アナフィラキシーショック症状を起こしました。

生後6か月、粉ミルクでアナフィラキシーショック症状!食物アレルギーが発覚

2018.04.11

そして、「小麦」「卵白」「乳」「大豆」「ゴマ」のアレルギーがあることが判明したのです。

アナフィラキシーショック後の様子、おかゆだけの離乳食。血液検査結果が判明!食物アレルギーとアトピーと盲点だったアレルゲン。

2018.05.29

数か月もすれば1歳を迎える・・・。早く保育園(候補)を決めて、手続きの準備をしなくては!

アナフィラキシーショック以降、保育園の見学や電話・メールでの問い合わせにおいても、食物アレルギー対応についての観点が中心(いや、必須)になりました。

アレルギーがあっても、給食での対応は可能ですか?
小麦ねんど等は、使われていますか?
アレルギーがあるお子様は、在園していますか?

【調理室】調理室が園内にあり、給食は自炊されているか

 

認可保育園は給食対応だと思うのですが、調理室の雰囲気は保育園によって様々です。

食物アレルギーっ子のためにアレルギー対応食を作るためには、調理場はある程度の広さを必要とします。

お鍋が1つしか置けないようなキッチンだったら?「アレルギー対応可」と謳っていても、毎日がアレルゲン27品目不使用のレトルト食品を湯煎しただけだったら?これなら、お弁当対応の方が良かったかもしれない、と後悔するかもしれません。

私が見学して、第1候補に決めた保育園は、広い調理室がありました。

【食育】形だけではなく「想い」を感じられるか

「食育」を謳う保育園はたくさんあります。

畑での農作体験プログラムへの参加、日々の給食当番制、秋のお芋掘りイベント、etc。中にはパンフレットやHPにも『食育』という単語を載せてアピールしている保育園もありました。

見学して話を聞くと「嫌いなトマトも、収穫体験をして自分で取ったトマトは、おいしいって食べられた子がたくさんいるんですよ。」と、園長先生。なんて素晴らしいことでしょう。しかし、食育ばっちりな印象の保育園が多くある中で、ここだ!という決定打がありませんでした。

ある保育園の見学に行った時のことです。

給食は、アレルギー対応が可能ですか?

いつもの質問に対して、「アレルギーの子でも、除去や代替えでの給食対応が可能ですよ。」という回答に一安心しながら、園内を見学していると、ステンレスの棚や台がピッカピカの給食室が、ガラス張りで丸見えの光景に出くわしました。

うわ~、ガラス張りで調理しているところが見えるんですね!
園長先生
そうなんですよ、なかなかいいでしょう?(膝のあたりに手をかざして)この高さからガラス張りにしてあるから、子供たちでも中の様子が見えるんですよ。
園長先生
「何つくってるのー?」とか「それニンジンでしょー!」とか、子供たちが大声出しながら貼りついてますよ。

後に、息子もガラスに張り付き、調理室を覗きながら成長することに。

そこはHPも派手ではなく、お金をかけたようなパンフレットもなく、何においても手作り感が満載。「ごきげんよう」的な洗練された印象はない保育園ですが、食材や調理さんが作っている姿が見える毎日!それがとても素敵に思えました。

後に、一度は待機児童となって新年度(4月)の募集にリベンジする際、この保育園の名前を第1希望として書くことになります。

その時の提出書類の添付資料として、以下の文章を綴った事を覚えています。
※ファミリー世帯が溢れる、この地域の保活の戦いでは、欄外や別紙に「志望理由を書き綴る」という戦法が、最低限必要だとされていた。

ガラス越しに見える給食室は、アレルギーを通して食の大切さを実感している私にとって印象的でした。
貴園であれば、子供が食べ物を大切し、作ってくれる人に感謝し、楽しく食事ができるように育ってほしい、という想いが共有できるような気がしました。

【初めて食べる食材】「保育園で初めて食べる」食材を避ける体制であるか

園長先生
初めて食べる食材は、園で提供しません。

そう言われた保育園では、毎月、前月末までに献立表を配り、それを保護者が確認します。

献立表に、食べたことがない食材が記載されている場合は、園で提供される日までに自宅で食べて確認する、という方針でした。

食べて大丈夫かどうか未確認、食べてみたけど不安がある、という状態で当日を迎えた場合は、その食材は除去となります。

食物アレルギーではなくても、離乳食を始めた時から「初めて食べる食材」というのは、緊張するものです。それを親が見ていない保育園で食べるというのは、なおさら不安です。

初めて食べる食材に対して、どのような対応をとっているのか、事前に明確に知るべきです。分からない場合は、見学時に質問したり、問合せたりしましょう!

もしも、初めて食べた食材にアレルギーを持っていて、その症状が重かったら大変なことになります。

時に、0歳児クラスから預ける場合は、「初めて食べる食材」や離乳食についてどういう対応をしているのか、重視すべきと思います。たとえこちらから聞かなくても、口頭で説明してくれる保育園、もしくは予めパンフレットや配布物に記載してある保育園をお勧めします。

【アレルゲン代替対応】アレルゲン除去だけでなく「代替え」をしてくれるか

献立表(アップ)

アレルゲンの『除去』だけではなく、『代替え』をしてくれる保育園を探しましょう。

「アレルゲンを除けば良いんでしょ」という安易な考えしか持たない施設では、健康のみならず子供の精神教育上よろしくない事態が起こります。

スパゲティの日にひき肉しかお皿に乗っていないとか、プリンのおやつ時間に水しかないとか、そこまでひどくなくても、他のお友達がスパゲティの日に我が子だけ「白米」とか。

「どうしたら、なるべく皆と同じメニューにすることができるのか」「どうしたら皆と違うメニューでも楽しい給食時間を過ごすことができるか」を一緒に考えてくれる、そんな保育園にめぐり逢えたら良いですね!

第2条件は、食生活以外では「自分らしくのびのび」できる環境~アレルギーっ子は食事制約があるから~

食物アレルギーっ子にとって、安全な食生活を送れる保育園が絞れてきたら、最後に、食事条件以外の環境をチェックしましょう。

0歳児クラスから入園すれば6年間、1歳児クラスからなら5年間、小学校に匹敵する(いや、朝から18時前後までと考えるとそれ以上)長い時間を過ごす場所になるわけです。

だから、できるだけストレスのかからない環境を与えてあげたいです。特に、食物アレルギーっ子は、買い物や食事に関する時間に、制限・制約が多く、我慢させることがとても多いから、保育園でも給食以外は、元気にのびのび過ごせる環境を与えてあげたいです。

園庭があるか

特に首都圏の待機児童問題が発生するような地域では、園庭が完備された保育園を探す方が難しいかもしれません。

しかし例えば、自転車であと5分ほど離れたところに行けば、同条件に加えて園庭があるとか、どっちにするか迷っているけど片方には園庭があるとか。ちょっと決め兼ねている候補の中に、園庭を完備する保育園があるならば、私はそこに1票!

最近は、公園でボール遊びが禁止されたり、遊ぶ人数が集まらずいつもお父さんと2人だけのボール遊びだったり。横切る自転車との衝突が怖くて、50mダッシュができるような場所もない!

園庭のある保育園は、子供のどろんこ率が高いけど、走り回るその姿を見て、後悔しないはずだと確信しています。

転園がなくここで卒園できるか

入園してから卒園まで、一貫して通えるか。この先も共働き生活を続ける場合、かつ保活激戦区にお住まいの場合は、かなり優先度の高いポイントとなります。

第2の保活は避けたい

2015年度から新しい保育制度が導入され、認可の小規模保育施設が増えました。これらの小規模施設ではほとんどの場合、0~2歳児クラスまでしかありません。

3歳児クラスに進級する時、幼児クラス(3~5歳児クラス)のある保育施設へ転園することになります。いわゆる「3歳の壁」ですね。

苦労して保活して、やっと入園できたのに、また第2の保活が待っている・・・なんて事態は極力避けたいです。

育児休暇中の保活とはまた違う、共働き状態での保活は、かなりしんどいと予想できます。

最近では、転園先を事前に保証してくれる保育園もあります。加えて、乳児クラスで通った保育園よりも、幼児クラスで通う保育園の方が、自宅に近くなる等のメリットもある場合、あえて小規模保育を選んでおく選択肢もあります。

とにかく、保育園生活半ばでの保活は、避けたいです。

慣れたお友達・先生・環境からの「転園」はキツイ

そして何より、子供のためにも大切なポイントです。

「行きたくない、イヤだ、イヤだ」と泣いて泣いて、出勤するお母さんお父さんを悩ませてしまうお子さんの場合は、特に考えたい条件事項です。

どこに行ってもすぐお友達ができるし、どこに行ってもすぐに慣れて、保育園に行く時も泣くどころか「早く行こう」ってうるさいんです、、、というお子さんの場合は大丈夫だと思います。

私の息子のように、3年経ったって毎朝「行きたくない」の大合唱、保育園に着いても私の首根っこに抱き着いて「離れない、離れない、お母さんがいい!」。こんな状態で転園は考えられません。

世間一般的には、最初の頃は泣いていた子供も、いずれ慣れて、寂しいけど楽しかった!と成長していくことでしょう。子供は適応能力も高いから、次の新しいお友達がすぐに見つかって、新しい先生・保育園にも慣すぐに慣れるでしょう。

でも、どちらかを選ぶことができるなら、小さな頃から一緒に成長してきたお友達と、長年慣れ親しんだ保育園で、卒園させてあげたいかな、と私は感じています。

異年齢保育・合同保育が、常時なのか一時なのか

これは、私も結論は出ておらず、子育て方針によっても意見はご家庭によって異なるものと思います。

さすがに、生後数か月の赤ちゃんと、走り回る幼児クラスの子供たちを同じ部屋で生活させる保育園はないと思います。

一方で、0歳児クラスと1歳児クラスが、衝立で仕切っただけの同じ部屋にいる時間が長いとか、0歳児クラスは必ず別室で保育されるとか、4歳児クラスと5歳児クラスは午前中ずっと一緒に保育されるとか・・・。それは、保育園によって生活の仕方に差が出てくると思います。

入園する直後の生活だけでなく、その後の大きくなってからの数年間の生活も含めて、どんな感じなのか事前に確認が必要です。

息子は、一人っ子です。だから入園当初は、学年の異なるお友達と、一緒に生活できる時間は、たくさんある方が良いと思っていました。

しかし、3歳児クラスに進級した時に「〇〇組(←年上クラス)が、オモチャとって無くなっちゃうの」とメソメソしてた時や、明らかに身体能力の違う2歳上クラス児が走り回る部屋に、息子クラスの子供たちがオロオロしているのを見た時は、もうちょっと別々に遊んだ方が良いのでは・・・と親バカ状態でした。

そうやって鍛えられていくのだから、安全に配慮されていること前提であれば、異年齢保育には賛成かな…。でも常時は反対!です。

食物アレルギーっ子の保育園選び、その先に。

待機児童問題が深刻な地域にお住まいの方々が、全部にこだわることは難しいかもしれません。

しかし、食物アレルギーっ子の場合、給食に関するポイントは、大切な我が子の命に関わること。

可能な限り、給食や食育を大切なものだと扱い、食物アレルギーを持つ子供に対しても、真摯に向き合ってくれる保育園を探しましょう。

そして、適切な食物アレルギー対応をしてくれる保育園に出会うことができれば、きっと、お友達と一緒に楽しい給食時間を過ごし、楽しい保育園生活を送れるものと思っています。

【保育園】入園・進級・新学期。食物アレルギー児の親が必ずやるべきこと。誤食事故を未然に防ごう!

2018.04.03

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