私が息子の保育園を探す時、「入園させてくれる保育園があるだろうか?」という疑問からのスタートでした。
息子は赤ちゃんの時に食物アレルギーでアナフィラキシーショック症状を経験したし、入園前に多数の食物アレルギーが判明していたからです。
食物アレルギーがある子供なら、保育園選びの条件は「給食」が最重要ポイントですが、その他にも雰囲気がのんびりした「のびのび系」が最適だなと思って選びました。
その時の気にした条件や理由などをまとめたいと思います。
食物アレルギーなら「給食」が最重要条件!
息子は、生後6ヶ月頃に、粉ミルク(と麦茶)を飲んで、アナフィラキシーショック症状が出ました。
保育園に入園する前に、小麦/乳/卵白/大豆/ゴマ(後にナッツ類)の食物アレルギーであることが判明。
息子の保育園選びは「いかに給食を安全な環境で食べられるか」という基準が最重要ポイントでした。
お勉強系 or のびのび系か?
保育園を調べたり見学したりすると、保育園ごとの特徴が見えて来て、
●遊び重視・伸び伸びとした「のんびり系」
●教育重視・就学準備に力を入れた「お勉強系」
という大きなカテゴリーで迷いました。
さて、給食対応を重視する食物アレルギーっ子とはいえ、その給食対応に差がない時はどちらの系統を選びましょう?
アレルギー症状は免疫やストレスと深い関係…
私は「のびのび系」の保育園を選びました。
マルチアレルギーが判明する前、お勉強系の0歳児クラスを申込んだ時は、保育園に落ちて待機児童に。
マルチアレルギーが判明して1歳児クラスの申込みをする時は、のびのび系の保育園を選びました。
息子が元々、何をやるにものんびりという特性があり、これももちろん影響していますが…
アレルギー症状は、免疫やストレスとも深い関係がある。同じ量を食べても、体調の悪い時には蕁麻疹が出たり、痒くなったりします。
食物アレルギーだからこそ、のんびり屋の子供へのストレスが極力少ない環境…となれば、「のびのび系」に通おう!
食物アレルギーっ子は日頃の”我慢”が多いから…
食物アレルギーがある子は、買いたいお菓子が買えずに我慢したり、食べたいメニューが注文できず我慢したり、何かと日頃の制約が多く、我慢する場面が多いです。
保育園でも「給食以外」は、なるべく余計なストレスをかけず、のびのび過ごせる環境を与えてあげたいな~と思いました。
のびのび過ごす条件1.「園庭」がある

息子にとって、なるべくのんびり過ごせる条件って何だろう?
まず1つは「園庭があるか」。
結果的には毎日、保育園に行くのを嫌がっていた息子ですが、卒園した時に「園庭で遊ぶのが楽しかった」と言っていたので、この時の選択条件は間違っていませんでした。
夕方に迎えに行くと、園庭を楽しそうに走り回っていたので、「園庭遊びでストレス発散」は想像通りでした。
のびのび過ごす条件2.卒園まで通える
息子が保育園入園当時、新しい保育制度が導入される影響で、認可の「小規模保育施設」が増えました。
小規模施設の場合、0~2歳児クラスまでしかない園や、3歳児クラス進級時に「幼児クラス(3~5歳児クラス)」がある分園に転園が必要な園がありました。
息子にとって環境が変わることは非常にストレスだし、食物アレルギーある子供にとって給食対応を担う場所が変わることはリスキーでもあります。
入園してから卒園まで、同じ場所にずっと通えること。
これも息子が「のびのび過ごす」ために、けっこう意識して保育園見学をしました。
【補足】
・最近では、転園先を事前に保証してくれる保育園もあります。
・乳児クラスで通う分園よりも、幼児クラスで通う本園の方が、条件が良くなる場合もあります。
のびのび過ごす条件3.制服なし、気軽な普段着で通園できる
これは賛否両論ありますが、私は「制服なし」の保育園に惹かれました。
息子がかしこまった制服でリラックスできるとも思えないし、着慣れた普段着で通いたい…
保育園のロッカーに「着替えを3セット常時置いておく」というルールの元、それなりに普段着の数が必要になりましたが、気軽な普段着で5年間通いました!
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