息子は、食物アレルギー。
小麦・乳・ゴマ・クルミ(他ナッツは検査中)のアレルギーを持っています。
毎月通っているコストコで、「乳成分が不使用のチョコレート」を買いました。
目次
カークランド・シグネチャーの「有機チョコレート」は4拍子揃い!

新発売ではなく、コストコで人気のベルギーチョコです。
でも、今まで目に留まりませんでした。
コストコでお菓子コーナーを歩く時は、アレルギー児が食べられるお菓子を探している状態。
「市販のチョコレートは、乳成分が入っていて当たり前」と思っている私は、 コストコのお菓子売り場では、チョコレートを吟味することはなく、今までスルーしてきたのだと思います。

今回は、なぜかパッケージの「GLUTEN-FREE(グルテンフリー)」という文字が目に留まりました。
よく見ると、その次に「VEGAN(ビーガン)」と書かれています。
ヴィーガンということは、動物のミルク、つまり牛乳・乳成分が不使用ということではないか!
早速、手に取りました。
カークランド・シグネチャーなのに、今まで気が付かなかったけど、乳成分フリーのコストコ・チョコレートがあったことを初めて知りました。
名称は「有機チョコレート」。
オーガニック、グルテンフリー、ビーガン(乳成分不使用)、フェアトレード・・・と4拍子揃ったチョコレートでした。
アレルギー特定原材料等28品目のナッツは含む!有機チョコレートの原材料

コストコの有機チョコレートの原材料は、
有機砂糖、有機カカオマス、有機ココアバター、有機ココナッツ、有機アーモンド、食塩/香料
です。
シンプル、かつ有機材料のオンパレードです。
アレルギー特定原材料等27品目は、不使用です。
注目すべきは、新設!アレルギー特定原材料等28品目!「アーモンド」が、含まれていることです。
2019年9月、従来のアレルギー特定原材料等27品目に加えて、アレルギー表示推奨項目に「アーモンド」が仲間入りしました。
アレルギー特定原材料等28品目のうち、「アーモンド」を含みます。
「乳成分・大豆・そば」アレルギーの方は、コンタミ注意の商品です。
輸入菓子は「表記漏れ」も多いから要注意!原材料の原文もチェック

アレルギー児にとって、輸入菓子で怖いのは「表記漏れ」です。
メジャーなニュースとして表立って騒がれませんが、原材料の表記漏れ情報が、けっこうネット上でも公開されています。
表記漏れには、情報が落ちる段階があって、もともと表記されていなかったパターンと、日本の食品表示法に合わせて日本語表記する時に漏れるパターンがあると思っています。
消費者である私が、前者のパターンは拾えないけど、後者のパターンはチェック可能。
というわけで、一生懸命、日本語表記の原材料表示シールを剥がしたのが、上の写真です。
は、剥がれない・・・。
透かして見える、パッケージ原文の原材料をチェックしました。
有機砂糖、有機アンスイートチョコレート、有機ココアバター、バニラフレーバー、有機トーストココナッツ、有機アーモンド、食塩
重度アレルギーの場合、気になるところ満載です。
まず「有機アンスイートチョコレート」。
”無糖チョコレート”というだけで、「有機カカオマス」と訳されて表示されている。一般的には、無糖チョコレートは「カカオ100%」を示すようです。
だから、問題ないとは思いますが、カカオ100%のチョコレートを製造する過程でも、「乳成分のコンタミ覚悟」と思った方が安全かも。
次に「バニラ」。
バニラにアレルギーがある例は知りませんが、原材料表記では「香料」と訳されていました。
そして、ちょっと恐怖なのが・・・コンタミ全訳されてない!?ということ。
ミルク、大豆、ヘーゼルナッツ、ピスタチオ
パッケージの原材料表記の原文には、英語で、
「乳成分、大豆、ヘーゼルナッツ、ピスタチオ を少量に含む可能性があります。」と書いてあります!
日本では、可能性表記が許可されていない、表示義務および表示推奨されているアレルゲンしか表記されない、からだと思います。
国に合わせた表記になるのは、当たり前と言えば当たり前か…。
ナッツ類が多用されることが多い輸入食品は、くれぐれもご注意下さい。
食物アレルギーが心配な方は、パッケージの原文を自分の目で確かめた上で、判断しましょう。
”個包装なし”でもパッケージに保存ジッパー付きは便利

有機チョコレートのパッケージを開封すると、無造作に「割れチョコ」を思わせるカッティングチョコが入っています。
1枚1枚が、そのままバサバサと入っていて、個包装なし。
でも、パッケージに保存用ジッパーが付いているので、食べる分だけ取り出して閉める・・・で問題なし。
板チョコを割って食べて、開封部分を止めて・・・とやるより、全然便利です。
ずっしり重い!内容量は本当に500g?
内容量は「500g」と書かれていますが、本当かなぁ?
もっと、ずっしりした感じがあります。
試しに、既に最低でも「5枚」は食べた状態だと思いますが、キッチンスケールに乗せてみると「464g」でした。
1枚だけ計量してみると、19~20g。
実際には、560gほどか?
アメリカン・アバウトな感じで言えば、約500gですね。
割れチョコじゃない!アーモンドびっしり!全部同じ形だよ

1枚1枚のチョコレートは、アーモンドがびっしり散りばめてあります。
表面だけでなく、中にもアーモンドが練り込んである感じです。
形は、いわゆる「割れチョコ」ではありません。
全部、同じ形です!
縦幅 約6cm、横幅 約5cmくらいの板チョコですが、サイドが波打った感じのフォルムです。
「割れチョコ」ではなく、この大きさ&この形で、型抜きされたチョコレートでした。
1枚で、けっこう食べ応えあります。
幼児が一度に1枚を食べるには、食べ過ぎ感があります。
☆
うちの息子は、ふんだんに使われたアーモンドの量を見て、固まってしまいました。ナッツへの警戒心が沸き上がったようです。
ヘーゼルナッツのアレルギーは未確認。
もともとは、息子と一緒に食べられるかな?と思って買ったのですが、私の冬のチョコレート・コレクションに追加しました。
幼児&ナッツアレルギー未確認の子には、ちょっと早い商品でした。
コストコの有機チョコレートは、27大アレルゲン不使用。ただし、乳成分とナッツ類のコンタミは要注意です!
最近見つけたアレルゲンフリーのチョコレート
お気軽に感想・質問・記事リクエストなどをどうぞ。※承認されるとコメントは公開されます。