システムキッチンに設置されたディスポーザーは、今やなくてはならないアイテムです。
そんな大事なディスポーザーが、動かなくなってしまったトラブルの記録です。
計量スプーンがガッチリ挟まる
計量スプーンの長さが、ディスポーザーの半径とちょうど同じで、ガッチリ挟まってしまいました。
毎日気を付けているのに、毎日使っている「計量スプーン」を流してしまいました。
計量スプーンは、息子の乳アレルギー経口免疫療法で、牛乳の量を計るために欠かせません。
ガッチリ挟まったのは、小さじ1/4の計量スプーンです。スプーンの部分が取れてしまいました。
柄の部分は、ディスポーザーの中に引っ掛かっています。他のスプーンをコテにして力を加えても、ハサミで挟んで引っ張っても、ビクともしません。
ディスポーザーは、動かなくなってしまいました。
自力で取り出せた「過去の異物」たち
過去にも、うっかり流してしまった物があります。
- マヨネーズやケチャップの新品を開ける時の、プラスチックのプルタブ
- タマネギの皮
- 卵の殻の欠片
- バナナの皮
- 長ネギの薄皮
- 輪ゴム
- 納豆に付属している「からし」
- お箸
その他、多数。
いつも、ディスポーザー中に異音がして気が付きます。
いずれも、粉砕された異物・絡まった異物について、ゴム手袋をした手で取りだすことで、解決してきました。
今回は、どうにも取れない…。ディスポーザー自身も止まってしまいました。
どこに点検・修理を依頼すればいいのか?
ネット検索すると、「ディスポーザーの電源を切って、どこかのネジを緩めると、刃が外れて取れる。」という情報が。
しかし、私は、ディスポーザーの電源すら把握していないし、引き出しを外して電源を見つけても、その電源を押す勇気もありません。
点検/修理を依頼した場合、来てくれるのは、早くても翌営業日だろう…。連絡は、急いだ方がいい!
でも、どこへ?
その時、ちょうど1年くらい前に、食洗器の調子が悪くて、修理してもらった時のことを思い出しました。
出張修理に来てくれた人は、パナソニックのメーカー系列の担当者で、「キッチン回りは、ウチに直接連絡してくれた方が早い。」と言っていました。
そこで連絡!
■パナソニック エコソリューションズ テクノサービス株式会社 └修理ご相談について └電話番号:0120-872-150(フリーダイヤル「パナニ イコー」) └お問合せ |
前回の領収証を探し出し、パナソニック エコソリューションズ テクノサービス株式会社の修理相談窓口に電話しました。
※うちの食洗器やディスポーザーは、パナソニックの製品です。
点検・修理の依頼で必要な情報
- 事象
- 製品
- 型番
- 住所、連絡先
フリーダイヤルに出たオペレータに伝えるのは、基本的な事項ですが、手こずったのが「型番」です。
ディスポーザーの本体は、普段は見えない隠れた所にあるので、本体のシールラベルを見るのも大変。
やっとラベルが見えたと思ったら、どれが品番(型番)なのか分からない。
たまたま取扱説明書を保管してあって分かったけど、電話が繋がりながら、部屋中のあちこちを探るのは大変でした。
フリーダイヤルする時は、予め「型番」を調べておくことをオススメします。
点検・修理の日まで「しのぐ」方法
長年、ディスポーザー暮らしだったから、三角コーナーに置く生ごみ入れもないし、キッチン用の網ネット状のごみ袋も持ち合わせていません。
明日には、修理に来てくれるから、何も買わず、今あるもので対処しよう。
水切りが出来て、下に生ごみが流れないもの・・・。
という事で、みっともないですが、コーヒードリッパー登場。
溜まった生ごみをすぐに捨てられるように、ネットをかぶせました。これは、お風呂場の排水溝で使う、髪の毛キャッチ用です。
見た目は最悪ですが、これで凌ぎました。
待ちに待った修理担当者、参上!
待ち焦がれた、パナソニックの修理担当者がやって来ました。
慣れた手付きで、ディスポーザーの電源を切りました。(そこをイジるのか…。)
まずは、ペンチのような工具をいくつか使って、挟まった計量スプーンの柄を、力技で取り出そうとしました。
ビクともしませんでした。
次に、ディスポーザーを上から見て、中心にあるネジのような部分。ここを回せる工具を使い、このネジを緩めました。
すると、ディスポーザーの刃が外れ、計量スプーンの柄もポロリ!と取れました。
これが、ディスポーザーの半径にがっちり挟まっていた、軽量スプーンの柄です。
出張点検・処置にかかった費用
ずばり、こちら!
自宅まで来てもらって、状態を確認して、処置してもらった金額は、6,200円(税抜き)でした。
- 基本出張料:2,500円
- 修理技術料:3,700円
- 部品代:0円
消費税496円が加わり、払った金額は、6,696円です。
プラスワンサービスとして、カラン磨きを無料でやってくれました。
何かを流したまま、ディスポーザーを回してしまう事は、どこの家庭でも多々あるそうです。しかし、ディスポーザーが止まってしまうほど、ガッチリ挟まる確率は、そんなに高くない。「運が悪かったですね…。」そう言われました。
計量スプーンは、「小さじ1/4」が破損してしまいました。現在は「小さじ1/2」を使って、経口免疫療法の牛乳0.4gを計っています。
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