アレルゲン血液検査でクラス4-5が並んだ!今後の食物アレルギー対応計画(4歳)

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新しい病院(アレルギー科)の初診時、数年ぶりに血液検査をしました。

あれから1週間が経ち、4歳の息子のアレルギー血液検査の結果が出ました。

今回の血液検査結果と、今までの食物経口負荷試験での症状を参考にしながら、主治医と今後の計画を立てました。

アレルゲン血液検査の結果

過去に2回、アレルゲン血液検査の経験があります。過去の血液検査では、一番高くても「クラス4」でした。

「クラス5やクラス6ってことは無いだろう。」と勝手に思っていました、今回の結果が分かるまでは。

ゆきこ(母)
クラス5?
アレルゲン名 測定結果クラス 備考
牛乳 クラス5 カゼインは「クラス4」
小麦 クラス4 グルテンは「クラス5」、グリアジンは「クラス3」
クルミ クラス4  
カシューナッツ クラス4  
ヘーゼルナッツ クラス3  
ピーナッツ クラス3  
ゴマ クラス2  
ダニ(ヤケヒョウヒダニ) クラス4 コナヒョウヒダニは「クラス3」

今後の経口負荷試験・経口免疫療法の優先順とは?

血液検査の結果を受けて、今後のアレルギー対応の優先順を明確にしました。
以下、主治医の見解をまとめます。

「小麦」優先度”高”

小麦は、経口感作しやすく、事例からも「早い段階で100gくらいまで摂取できるようになる」という報告がある。

そのため、小麦は、今すぐにでも経口負荷試験によって閾値を決定し、経口免疫療法を進めていく。

「牛乳」優先度”中”

牛乳は、牛乳そのものは避けられる時代。

しかし、乳成分が入った食品を避けるのは難しい。

誤食事故に備える意味でも、少量に対する免疫を付けることは重要。

経口免疫療法を続けて、目に見て分からない乳成分(加工食品に含まれる乳成分)であれば大丈夫なレベルに持って行くことが重要。

「ナッツ」優先度”高”

小学校の給食で「ナッツ類」は避けられない。アーモンド以外は未摂取?

現在、年中クラスなら、あと1年半しかない状態。すぐに経口負荷試験で、現状を知りなさい。

カシューナッツ、ヘーゼルナッツと続き、昔は「何それ?」という新種ナッツが、今では当たり前になるくらい、どんどん日本に入ってくる時代。

油断していた、新しいナッツのアレルゲンにさらされる環境である。

皮膚感作を起こさないために、皮膚をキレイにしておくことが重要。

※息子4歳児は、警戒してナッツは未摂取、アーモンドプードルだけ米粉クッキーで摂取済みです。

「ゴマ」優先度”低”

学校給食で「ゴマ大量」というメニューは考えにくく、給食に出てもパラパラとかけるか、ゴマ油が使われる程度と思われる。

1g、3gのレベルで一気に摂取する機会は、ほとんどないと考えましょう。

過去に負荷試験を経験して、症状が出ることは分かっている。

今後の検査の必要性としては、とりあえず後回し。

牛乳アレルギー対策

本当は、小麦の経口免疫療法が進んでから、次なるアレルゲンとして経口免疫療法を勧めたい。との主治医の所見もありました。

今までの自己流対策

しかし、既に、牛乳は、今まで通院していた病院での経口負荷試験の結果を受けて、毎日0.4g前後の摂取を始めていました。

経口免疫療法については、今までの病院では指導がなかったため、牛乳0.4g前後の摂取は、完全に自己流でした。

豆乳ヨーグルト+牛乳0.3~0.4gか、チョコレート0.7~0.9g(タンパク質含有量から見て、勝手に換算)か、牛乳ヨーグルト0.4g、を週5回くらいの頻度で摂取していました。

これぞ自己流、お勧めしません。

今後の牛乳対策

今まで牛乳0.4gを摂取している状況を受けて、「ここでストップする必要はない。」との主治医の判断がありました。

牛乳は、今の段階で新たに経口負荷試験を受けず、このまま経口免疫療法を続けることになりました。

  • 牛乳0.4gを毎日摂取
  • 食品は「牛乳」に統一し、ヨーグルトやチョコレートで試したりしない。(経口免疫療法が進んだタイミングで、食事療法として試すため。)

小麦アレルギー対策

2018年7月に、経口負荷試験を実施します。

その試験によって、閾値を知り、経口免疫療法で毎日摂取する「うどん」の量を決めます。

小麦アレルゲンの傾向免疫療法で「うどん」を使用する理由は、他の添加物を含まない、グルテンが多め、小麦そのものと見なすことができる、などの理由です。

経口負荷試験、経口免疫療法で使う「うどん」の条件

  • 可能な限り添加物を含まない商品
  • 同じメーカーの同じ商品を使い続ける
  • 保存の効く乾麺であること
  • 乾麺のゆで時間は一貫する
  • 0.1g単位(米粒のイメージ)で冷凍保存

ごまアレルギー対策

現在のところ、対策なし。

ナッツ(クルミ)アレルギー対策

2018年7月に、日帰り入院にて、経口負荷試験を行います。

初めての摂取であり、過去の経験・履歴から、アナフィラキシーショックの疑いもあるため、外来ではなく入院扱いで実施します。

ナッツ(カシューナッツ、ヘーゼルナッツ、ピーナッツ)アレルギー対策

クルミに次いで順次、経口負荷試験を実施していきます。

夏休みシーズンを控え、7月~8月の予約が既に埋まっているため、9月頃からの実施となりそうです。

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