芸術の秋、実りの秋。ミュージアムパーク茨城県自然博物館の企画展は「第72回:火山列島」から「第73回:くだもの展」にテーマが切り替わりました。
今回は、フルーツの世界を楽しみました。
美しい果物ハーバリウムは必見です!
恒例ポスターチェック!くだもの仕様
正面の入り口にある、3つのポスターブース。
第73回「くだもの展」になっていました。
美味しそうな入り口パネルで写真撮影
企画展の入り口は、エレベーターを降りて目の前です。
パネル(の果物写真)からして、おいしそう。フルーツ好きには、たまりません。
入口から「光る果物オブジェ」が見えました。
今回は企画展のチラシを見るだけで、美味しそうです。
いばらき☆フルーティ11のキャラクター紹介
入ってすぐ左側に、かわいいキャラクター達の紹介パネルがあります。
みか、まろみ、りあん、りん、かっきー、ナーナ、ふさこ、もも、いちこ、べりの、めろ、の11人です。
果物の魅力を伝えるために、活動しているアイドルグループらしい・・・。
衣装を見れば、どのフルーツなのか一目瞭然!?名前を見ずに、当ててみてね!
果物断面のハーバリウムは必見
フルーティ11の彼女たちの向かい、「果物とは?」の基本が学べます。
が、展示コーナーに進む前に…
果物の断面で作った、ハーバリウムが展示されています。その美しさは必見です。
ハーバリウム自体が、植物や花の脈まで見えるようで、とても美しいインテリアなのですが、果物1つ1つの断面がこんなに美しく見えたのは初めて。
もしもこれが販売されていたら、お気に入り3個くらいに厳選して、買ってしまうでしょう。
最近は、お花屋さんで、ギフト商品を中心にハーバリウムが見られるようになりましたね。
植物標本。専用のオイルに浸すことで、みずみずしい状態で花や植物を保存・鑑賞できる新感覚のインテリア雑貨。
知ってる商品いくつある?フルーツ製品
フルーツの模型と共に、そのフルーツが使われている製品が展示されています。
意外と知らない商品もありました。
いちごカレー?
フルーティな香りを楽しむ!
所々に、果物の香り当てクイズあり。
分かりやすいフルーツ、分かりにくいフルーツ、色々です。
息子は、嗅覚過敏だから、すぐ答えていました。
フルーツサンド写真を撮ろう!
企画展と言えば、中央エリアにある写真スポット!
今回の「くだもの展」では、フルーツサンド写真が撮れます。
こんな写真、撮れましたー。
すごく小さい子が、お母さんやお父さんと一緒に、果物に挟まれている様子は、とても可愛かったですよ!
食育☆くだものを知る
パネルや展示物をじっくり見ながら、果物の産地や特徴について学ぶことができます。
パイナップルの実が、どのように付くのかご存知ですか?
私は、初めて沖縄旅行に行った時、パイナップル畑で見て知りました。
何をイメージしていたか明確ではないけど「想像と違った」というやつで、私にとっては衝撃でした。
沖縄まで行かなくても、茨城県自然博物館で食育できました。
女王の部屋「ドリアンの部屋」
さて今回、子供たちが集まり、興味を示していたのは、ここです。
ドリアンの部屋?
よく分からないので、入ってみました。
うわ!白いカーテンをめくると、ドリアンの香りが匂いました。
息子は、「ドリアンのにおい体験」の蓋を開けて、ドリアンの匂いをかいでいました。
「なんのにおい?」
私も参戦。もっとスゴイにおいを想像していましたが、そんなに臭くありませんでした。
本物はもっと臭いの?
子供も釘付け!果物に欠かせない「動物のウンチ」標本
リアルな熊の声が聞こえます。
4歳児を釘付けにしたのは、声の主の映像・・・ではなく「ウンチの標本」でした。
ウンチ、です。
果物にとって、動物のウンチは大切。実を食べてもらって、ウンチと一緒に種を出す-。そんな説明をしておきました。
フルーツの天敵「害虫」に喜ぶ
美味しい実に穴をあけたり、甘い汁を吸ってしまう害虫たち。標本がありました。
止まるとロケット型に見える蛾は、野菜にとっても天敵です。
ずっと見ています…。
必見☆めいわくだもの!フルーツピンチにワンダフルーツ
こ、これは・・・!
フルーツがデザインに使われた例として、展示されていました。つくばエキスプレス線のマナー啓発ポスターです。
全種類をまとめて見れるなんて、とても嬉しい。
かわいいフルーツのキャラクター達が、電車でいろいろやらかしています。
「めいわくだもの」「フルーツピンチ」・・・私は初めて、これを中吊り広告で見た時、「あるある・いるいる」と思いながらも、そのダジャレポスターの出来栄えに感心しました。
”めいわくだもの”ばかりじゃない、時々「ワンダフルーツ」が登場したんですよ。
ワンダフル!どのフルーツが何をしたのか、探してみて下さいね。
身近なフルーツ~暮らしのそばに~
日本ならではの四季折々のイベントに、その季節に実る食べ物は付き物です。
ここでは、果物がまつわる「鏡餅のみかん」「桃の節句」などが紹介されていました。
こちらは、茨城県でとれる果物たちです。どれも美味しそう。
私たちの暮らしには、果物が身近なものとして存在することが分かりました。実りに感謝、携わる方々に感謝。
このフルーツ・インテリアだらけの部屋の展示の手前に「絵本コーナー」があって、果物が関係している絵本が並んでいました。
息子は、「さるかに合戦」を読みました。「柿」ですね!
☆これです↓
魅力あるフルーツは、様々なデザインに取り入れられることで、「食」以外にも楽しませてくれます。
【名物メニュー】フルーツパフェのようなハンバーグディッシュ!?
茨城県自然博物館のレストラン「ル・サンク」では、謎のハンバーグメニューを提供中です。
アレルギーっ子を連れている私は、レストランに入らないお弁当派ですが、斬新なメニュー看板は必見!
今回のフルーツ展では・・・「フルーツパフェのようなハンバーグディッシュ(900円)」でした。
フルーツの絵も上手過ぎですが、いばらき☆フルーティ11の似顔絵も流石です。
フルーツ展オリジナル記念グッズ「くだもの展一筆箋」
企画展「フルーツ展」に合わせて登場したのは、くだもの展一筆箋(300円+税)です。
いばらき☆フルーティ11の彼女たちのイラストが入っています。ファンは即買い!?
果汁を使ったゼリー等の菓子土産も、期間限定で販売中です。
「くだもの展-ギュッと濃縮!果物の魅力-」展示解説書(556円+税)も売っています。
■ミュージアムショップ 営業時間:9:30~17:00 場所:本館1階、野外出口となり 問合せ先:0297-38-1710 取扱商品:博物館オリジナルグッズや恐竜グッズ,化石など500点ほど |
茨城県自然博物館で見られる果物たち
フルーツ展では、「博物館で見られる果物」の展示がありました。
野外に行って、実際に果物を探しながら、おやつが食べられるエリアに向かいましょう。
最初に目に付いたのは「かりん」。このままにしておくのが勿体ないほど、たくさん実っていました。
「柿」もありました。
「ザクロ」も見事です。
モギってかじりたい焦燥に駆られます。
「栗」もありました。
食べるも良し、知るも良し、見るも良し。フルーツの魅力は、抽象化することでまた、無限大に広がっているんだなぁと思いました。
ギュっと濃縮された「フルーツ展」でした。
■第73回・企画展「ギュッと濃縮!果物の魅力|くだもの展」基本情報
ギュッと濃縮!果物の魅力 くだもの展
Juicy Fruits!-The Fascinating World-
みなさんは果物が好きですか?香りと味わいが魅力の果物。何気なく目にする果物には、その数だけ、形や色、香り、花のつくり、果実のつき方など、多種多様な特徴があります。本企画展では、さまざまな角度から果物の特徴にスポットを当て、隠れた魅力として紹介します。さらに、野山の果物、動物との関わり、茨城県で生産されている果物、ルーツや品種改良、最新の栽培技術などについても解説します。
[出典]リーフレットより
展示構成
1.果物とは?
2.果物の多様性
3.野山の果物
4.果物と動物
5.茨城の果物
6.私たちと果物
7.果物の歴史
8.果物のこれから
■次回企画展のご紹介
第74回企画展は・・・「体験!発見!恐竜研究所-ようこそ未来の研究者-」
■ミュージアムパーク茨城県自然博物館
https://www.nat.museum.ibk.ed.jp/
茨城県坂東市大崎700
TEL:0297(38)2000
アクセス:詳しくはこちら(公式ページ)
開館時間:9:30~17:00(入館は午後4時30分まで)
休館日:毎週月曜日(休日の場合は開館・その翌日が休館)
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