妊娠糖尿病の糖質制限生活。栄養指導や妊婦検診で聞いた!質問まとめ

妊娠糖尿病と診断されて糖質制限生活。栄養指導や妊婦検診で栄養士さんから学んだ内容まとめ

妊娠糖尿病と診断されて、糖質制限生活をすることになり、血糖コントロールの日々となりました。マタニティヨガとか、マタニティプールとか、雑誌に載っているようなマタニティライフを想像していたのに、私は低糖コントロール・・・。でも、大切な赤ちゃんのために、栄養や血糖値に関することを学んで、無事に出産できる日を目指して頑張るぞ。栄養指導や妊婦検診のタイミングで、栄養士さんに聞いた情報をまとめました。

75g経口ブドウ糖負荷試験で妊娠糖尿病の陽性判定!妊婦に厳しい判定基準と血糖値の落とし穴

2018.04.12

目次

妊娠糖尿病、糖質に関する基礎知識

Q.妊娠糖尿病は、産後に治りますか?

A.妊娠糖尿病の場合は、出産後に妊娠前と同じ糖代謝に戻ります。しかし産後に、75gブドウ糖負荷試験を再度受けて頂き、糖代謝が正常になったかを確認して下さい。そこで正常と診断されても、妊娠糖尿病を罹患した人は糖尿病を発症する確率が非常に高いため、日頃から食生活、運動に気を配りましょう。

Q.食品を買う前に成分表を見るようになりましたが、糖質と炭水化物の違いは何ですか?

A.炭水化物=糖質+食物繊維 です。おから、こんにゃくなどの食物繊維が多い食材は、炭水化物量が成分表に記載されているかもしれませんが、実際には糖質量が少なくほとんどが食物繊維ということになりますから、血糖値が上がりにくい食材です。ただ、炭水化物量のうち、糖質と食物繊維がどれくらいの割合を占めているのかなんて分からないことが多いと思いますから、分からない時は、炭水化物≒(ニアリーイコール)糖質と考えて、炭水化物が少ない食材を選択すると安心です。

Q.主食にしている「ごはん」「パン」「麺」以外に糖質が多い食材はありますか?

A.たくさんあります。砂糖(を使用している料理)、イモ類(じゃがいも、さつま芋、かぼちゃなど)、小麦粉、片栗粉、パン粉などの粉物を使った料理は、糖質を多く含むので、血糖値を上げやすい食材です。イモ類は、種類によって食物繊維の含有量も異なるため、糖質量も変わってきます。糖質制限中は、ジャガイモよりはさつま芋をお勧めします。また、根菜類も糖質を含むので、血糖値を上げる場合があります。

Q.糖質制限をすることで、低血糖なりませんか?

A.糖代謝から脂質代謝に変わるには、約1~2週間かかると言われています。この間はやや体調が優れなかったりすることがあるかもしれませんが、低血糖が原因で倒れるということはありません。もし、ボーっとしてしまった時は、座って休んで落ち着くまで様子を見てください。

糖質制限、自己血糖測定の実施について

Q.食後1時間や食後2時間に、自分で血糖値を測定しますが、そのタイミングで測定できない時、どうすればいいですか?

A.食後1時間に測定できなかった時は食後2時間だけで構いません。食後2時間に測定できなかった時は、食後1時間値の測定で良いです。食後1時間値しか測定できなかった場合、血糖値は140ml/dl以下を目標とします。

Q.血糖値の管理は良好と言われたのですが、糖質制限は続けた方が良いですか?

A.糖質制限を継続することをお勧めします。妊娠週数が進むにつれて、糖尿病の病態は悪化します。始めは血糖管理が良好でも、糖質制限を中止することで症状が悪化する場合もあります。妊娠中は赤ちゃんと一番近くで一緒にいられる大切な期間です。今の努力が赤ちゃんへの贈り物だと考えて、母児ともに最善の状態でお産に臨んでほしいです。

妊娠糖尿病で妊娠中の過ごし方について

Q.普通の糖尿病と同じように、運動は必要ですか?

A.もちろん、とても大切です。食後の運動は、インスリンに依存せずに血糖値を降下させます。できるだけ食後は体を動かすことをお勧めします。しかし、切迫流産傾向だったり、お腹が張りやすい体質の方は、安静が必要です。無理は禁物です。

Q.糖質制限していて、お腹がすいてしまったらどうすればよいのでしょう?

A.炭水化物(糖質)の消化時間は2時間、たんぱく質や脂質の消化時間は約半日以上です。つまり、たんぱく質や脂質を含む食材を摂ると腹持ちが良くなります。糖質を摂取すると血糖値が上がり、それに伴って膵臓が頑張ってインスリンを分泌させて血糖値を下げようとします。そうすると、血糖値が降下して、またお腹がすいて、何か食べて、血糖値が上がり、そしてインスリンが分泌・・・!の悪循環となります。この悪循環を改善するためには、血糖値の上がらない腹持ちの良いものを選んで、適量を食べて、身体も心も満たされる優しい食べ方を意識しましょう。それでもお腹がすいて我慢できない時は、おからで作ったおやつなど、低糖レシピを参考にして、少しだけ食べましょう。

Q.空腹で目が覚めてしまいました。我慢できない時に、何を食べたら良いですか?

A.チーズやくるみが食べやすいのではないでしょうか。温めた牛乳や豆乳もお勧めです。よく噛んで寝ると、質の良い眠りに繋がりますので試してみて下さい。

妊娠糖尿病の影響、糖質制限による体調の変化について

Q.浮腫(むくみ)が悪化したように感じるのですが、妊娠糖尿病の影響ですか?

A.どの部分に浮腫を感じたのか?にもよりますが、一概に妊娠糖尿病の影響とは言えません。手に浮腫を感じたのなら塩分過剰、下肢なら妊娠週数的なことが要因の1つと考えられます。味付けを薄めにした方が、濃い味の時よりもご飯の量を少なくできることが多いので、糖質制限を実践する上でも、薄味を心がけていくと良いと思います。下肢の場合は、血流を良くするために適度な加圧ストッキングやストレッチなどを取り入れて、浮腫改善につなげましょう。

Q.糖質制限を始めてから、便秘がちになった気がします。

A.糖質を控えることで、食物繊維量も減少します。つまり、便になる材料が元々少ないため、便が作られない環境ができています。これを「不便」と言います。よくある症状の1つです。全く出ないという訳ではなく、自分なりの排便リズムがあるなら心配はいらないと思います。しかし、妊娠中はどうしてもホルモン変化によって便秘になりやすいため、全く排便がない場合はご相談下さい。

Q.糖質制限をして、胎児に影響はないのですか?

A.穀物を栽培する前の2000年~3000年前は、みんな糖質を摂っていませんでした。人類700万年の99%以上の歴史では、糖質を摂っていない状態で子孫繁栄してきました。また、脳の発達には各種アミノ酸が欠かせません。糖質制限をした分、たくさんのたんぱく質(アミノ酸)が摂れることは、赤ちゃんにとって有益なことであり、心配いりません。

Q.ケトン体の数値を測るようになりましたが、自分はケトン体の値が高い気がします。

A.糖質制限する前は、身体のエネルギー源は糖質からできるブドウ糖(グルコース)が主でした。しかし、糖質制限することで、脂質からできる脂肪酸やケトン体が身体の主なエネルギー源を担っていくことになります。ケトン体とは、脂肪酸が分解されて小さくなった物質です。つまり、ケトン体の数値を把握することで、糖質制限のコントロール状態を見る目安となるのです。ケトン体の値が高めということは、エネルギー源がブドウ糖から切り替わり、脂肪酸が分解されている状態であるため、糖質制限としてはコントロールが成功していると言えるでしょう。気分が悪いなど体調不良や体調変化を感じる場合はご相談下さい。

糖質制限中の食事メニュー、食べ方、栄養について

Q.丼物やパスタを避けていると、お味噌汁の回数が増えました。塩分過剰になってしまうでしょうか?

A.ダシをしっかりとると、塩味が薄くても美味しく感じられるようになると思います。ダシは最初にしっかりととって、具をたっぷり入れて仕上げて下さい。お味噌が足りないかな?という時は、お味噌をつけ足すのではなく、しょうが汁や七味を加えてみましょう。お味噌汁は1日1度を基本にして、もし回数が増えてしまう日は、汁は少なく、具をしっかりと食べるように心がけましょう。

Q.甘い物を避けることで、果物を摂ることが増えました。ビタミン補給も兼ねているので大丈夫ですよね?

A.ビタミンの摂取は大切ですが、果物にはビタミンだけでなく果糖が含まれることを忘れてはいけません。果糖は、ブドウ糖にほとんど変わらないため、直接血糖値を上げることはしませんが、脂肪に変わりやすいです。果糖は適量とし、間食としてではなく食後のお楽しみに少し食べる程度で良いと思います。無糖ヨーグルトに入れてボリュームアップしたり、サラダにトッピングしたりして工夫しましょう。しかし、夕食後に果物を食べることはお勧めしていません。

Q.ごはん食とパン食、どちらが良いのでしょうか?

A.ごはん、パン、どちらも主食に該当し、「糖質」です。一食あたりに含まれる糖質量は異なりますが、血糖値の上昇も個人差があるため、人によって血糖値が上がりやすい食材、上がりにくい食材があります。ちなみに菓子パンはやめた方が良いです。

ごはん150g  →糖質 55.2g
パン6枚切り1枚 →糖質 26.6g

Q.主食のご飯を除くと、妊婦のエネルギー不足になりませんか?

A.ご飯などの糖質を多く含む食材は、エネルギー源にはなりますが、余ってしまうと脂肪に変わって体内に蓄積されます。体内脂肪が増加すると、インスリンの働きが悪くなります。一方、たんぱく質もエネルギー源になるだけでなく、体を作り、調子を整えるという働きを担っています。たんぱく質は、妊娠中、胎児の正常な発育に欠かせない栄養素です。ご飯の量を調整しつつ、その分、たんぱく質を意識して摂るようにしましょう。

Q.ご飯を減らしてお肉をたくさん食べても、満腹感を感じず、結果的に食べ過ぎてしまう気がします。

A.たんぱく質や脂質を含んだ食べ物は、満腹サインが出るまで約20分を要します。そのため、早食いをしてしまうと、満腹感を得る前に食事が終わってしまい、物足りなさを感じてしまっているのではないでしょうか。ゆっくり時間をかけて、よく噛んで食事を味わいましょう。きっと満足感を得られるはずです。

Q.食べているわりには体重が増えず、目標体重になっていません。

A.糖質を制限すると、血糖値が上昇しづらくなり、インスリン分泌も少なくなります。インスリンは血糖の処理と脂肪を蓄積させるホルモン、別名「肥満ホルモン」とも呼ばれています。胎児の成長が順調で、お母さんの体重も基準値内なら問題ないと思います。主菜(たんぱく質)がしっかり摂れているか確認しながら、お食事をしてください。

Q.糖質制限を強化すると、どうしても野菜中心の食事になってしまいます。

A.野菜というと健康的なイメージが強いかもしれませんが、肉や魚などの主菜は、野菜(副菜)以上にビタミンの種類も量も豊富です。もともと野菜好きの方も、糖質制限しているからと言って、野菜ばかりで良いというわけではありませんのでご注意下さい。野菜好きというのは素晴らしいことですが、赤ちゃんは水分中心で健康には育ちません。良質なたんぱく質を摂ることが赤ちゃんの健康な成長にとって不可欠です。体重や血糖管理をする中で、目的は赤ちゃんの健康な成長のためであることを忘れないようにしましょう。食材は、組み合わせることで美味しさがアップしますので、豆腐・肉・魚など様々な主菜と副菜を上手に組み合わせて摂るように心がけましょう。

Q.糖質制限で主食を減らすと、お肉ばかり食べてしまい、摂取カロリーが気になります。

A.よほどの過食がない限り、エネルギー制限は不要です。エネルギーに注目するよりも、糖質量に注目した方が合理的だからです。エネルギーを気にしないということは、脂質が多くなっても大丈夫です。オリーブ油、ごま油などの食物油、マヨネーズ、バターなども安心して使用してください。しかし、揚げ物は粉類でできている衣が糖質です。うす衣を意識しましょう。

Q.妊娠糖尿病は、食物アレルギーの発症に影響しますか?特定の食材を多く食べている気がします。

A.糖質制限をしていると、大豆や卵の摂取量が増えたという方は多いかもしれません。妊娠中に特定の食材だけを過剰摂取することはお勧めしません。妊娠中は好き嫌いなく、様々な食材を摂って下さい。食の質を上げて、母児ともに良好な体内環境を作りましょう。また、赤ちゃんの食物アレルギー発症については、特定の食物アレルゲン除去による長期的な予防効果は、はっきりとして根拠が得られていないのが現状です。離乳食を始めるタイミングや与える食べ物の内容、量、状態によって左右されると言われる説についても、医師の間でさえ賛否両論です。まずは出来るだけ偏食せず、いろいろな食材を摂り入れるように心がけましょう。

Q.糖質制限をしていると、卵をたくさん食べてしまうのですが、何個まで大丈夫ですか?

A.食物アレルギーのリスクやコレステロールが気になって、妊娠中は卵を控える方が多い傾向にあります。一方、糖質制限していると、主食を減らす分、ゆで卵や簡単な卵料理を食べる機会が増えてしまいますよね。コレステロールは全体の8割が肝臓で作られ、残りの2割が食べ物から作られています。従って、食べ物が直接コレステロール値の増加には関与していません。コレステロールは一時的に上昇しても、肝臓で調節する機能を持っているため、数か月すると値は落ち着いてきます。卵は、妊娠中に大切なたんぱく質です。過剰摂取はお勧めしませんが、1日2~3個であれば問題ないでしょう。

Q.自己血糖測定をして血糖値が上昇していなければ、お菓子や主食をたくさん食べる生活に戻っても大丈夫ですか?

A.血糖の数値は重要ですが、何より食の質を考えましょう。食の質が、赤ちゃんの健康的な成長にとって大切となります。血糖値が上昇しないからと言って、好きなだけお菓子を食べるのは、食の質を下げることになります。

Q.低糖レシピによく登場する人工甘味料について、害はありませんか?

A.甘味料にも種類があります。主な甘味料は以下の通りです。

天然甘味料:砂糖、黒糖、はちみつ、etc →すみやかに血糖値が上昇する
人工甘味料:糖アルコール、合成甘味料 →血糖値を上げない

合成甘味料は、アメリカのFDA(食料医薬品庁)と厚生労働省が食品への使用を認めていますが、1日の摂取許容量が決められています。従って、大量摂取は避けなければいけません。安全性から見ると、合成甘味料よりも糖アルコール、糖アルコールの中でも「エリスリトール」がお勧めです。

Q.お菓子がどうしても食べたい。

A.低糖レシピで手作りしましょう!また、低糖質スイーツを販売しているショップもありますので、活用しましょう。


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