息子は、小麦・乳・ごま・くるみ(他ナッツも制限あり)の食物アレルギーがあります。
最近では、アレルギー対応のレトルトカレーやカレールーが豊富になり、選択肢がとても増えました。
今回は、大潟村あきたこまち生産者協会のレトルトカレーを実食しました。
子供カレー卒業後どうする?アレルギー対応レトルトカレー
アレルギーっ子である息子は、まだまだキャラクターシリーズのレトルトカレーを愛食中です。
その間に、私は次なるアレルギー対応レトルトカレーについて、日々模索しています。
今まで食べていた、小さい子供向けのレトルトカレーが物足りなくなった時、どの商品を選びましょう?
食べ慣れたレトルトカレーを卒業する日が来ても、すぐに他のレトルトカレーにシフトできるように、私が実際に「試し買い」「実食(試食)」を繰り返しています。
その1つが、大潟村あきたこまち生産者協会のグルテンフリーカレー・シリーズです。
大潟村あきたこまち生産者協会とは?
【大潟村あきたこまち生産者協会】
公式ページ:http://akitakomachi.co.jp/
大潟村あきたこまち生産者協会は、秋田県の大潟村で「あきたこまち」を育て、米作りから加工・販売までを一貫した体制を確立している会社です。
小麦アレルギーであれば、お米や米粉は食生活に必須。「米作り・加工・販売」と聞くと、米粉製品への期待が高まります。
その直感通り、大潟村あきたこまち生産者協会では、アレルギー特定原材料27品目と貝類を持ち込まない専用工場などの設備を導入して、グルテンフリー商品が展開されています。
パスタ類に至ってはGFCO(Gluten-Free Certification Organization)の「グルテンフリー認証」を取得されていました。
【GFCO(Gluten-Free Certification Organization)】
公式ページ:https://www.gfco.org/
アメリカで、グルテンフリーの基準が最も厳格な認証機関。
セリアック病やグルテン不耐性を持つ消費者に対して、食品の安全性を保証するために、様々な厳しい基準を設けている。それをクリアした商品だけが、認証マークを表示することができる。
大潟村あきたこまち生産者協会の「レトルトカレー」の種類
大潟村あきたこまち生産者協会のグルテンフリー・カレー(レトルトカレー)は、3種類あります。
- ビーフカレー(甘口)
- チキンカレー(中辛)
- ポークカレー(辛口)
3種類全て、グルテンフリーです。
「甘口・中辛・辛口」という辛さが違う3種類が揃っています。
ただし、それぞれ味&具材も異なり、「ビーフ・チキン・ポーク」と分断されています。
つまり「チキンカレー」で「甘口」とか、「ビーフカレー」で「辛口」という組み合わせがないのです。
私のイメージだと、子供向け(甘口)はビーフよりチキンだし、大人向け(辛口)はチキンよりビーフなので、現在の組み合わせが少し残念。
アレルギー児向けのレトルトカレーという意味では、チキンカレーの甘口が欲しかった!
「チキンカレー(中辛)」の原材料とアレルギー情報
グルテンフリー「チキンカレー(中辛)」の原材料は、
カレールウ(米粉、パーム油、カレー粉、砂糖、デキストリン、食塩、
酵母エキス、ココアパウダー、トマトパウダー、ばれいしょでん粉、香辛料、パンプキンパウダー、粉末米酢)、鶏肉、たまねぎ、トマトピューレ、にんじん、米ピューレ、オリーブ油、ミックススパイス(コリアンダー、シナモン、クミン、クローブ、ブラックペッパー、ホワイトペッパー、カルダモン)
です。
ミックススパイスの内訳が、1つ1つ明記されているのは、嬉しい安心ポイントです。
ゴマやナッツ類のアレルギーがあると、丸い実をミルで粉砕したようなスパイスや香辛料は、心配の種です。
ミックススパイスに何が含まれているか、明確である事は、安心感につながります。
「チキンカレー(中辛)」に含まれるアレルゲンは、アレルギー特定物質等27品目中「鶏肉」だけです。
湯煎で簡単!「チキンカレー(中辛)」 1パック(1人前)を実食!
グルテンフリー「チキンカレー」1パックは、1人前。内容量は、180gです。
園児1人前としては、量は多いです。
大人1人前として、調度良い量でした。
用意したのは、こちらです。(上の写真)
・グルテンフリーチキンカレー(中辛)
・白米2合+水
・ターメリックパウダー
レトルトカレーを使用する時は、白米よりターメリックライスにすると、手抜き間が軽減されるので(?)お勧めです。
白米を炊く時に、ターメリックパウダーを少し振りかけて混ぜてから、炊飯器のスイッチを入れると、簡単にターメリックライスが作れます。
早炊きで約30分。この間に、レトルトカレーを温めておきます。
グルテンフリー・チキンカレー(中辛)は、袋のまま湯煎で約5分。電子レンジで温める場合は、お皿に開けて600Wで約1分30秒です。
私は、黄色いターメリックライスの上から、ルーを流しかけたいので、いつも湯煎で調理しています。
判定!「チキンカレー(中辛)」の味・辛さ
「チキンカレー(中辛)」は、子供には辛いです。
辛いのが苦手な大人の私にとっても、やや辛いと感じました。
※私は普段、市販のルーは「中辛」を選ぶ人
息子が5歳・6歳の時点では、辛くて食べられないレベルでした。
市販のカレールーで「辛口」や「激辛」を好む夫は、「辛くない、甘め」という評価でした。
アンパンマンカレーを愛食中の息子には、まだ無理であることが判明しました。
大潟村あきたこまち生産者協会のグルテンフリー「チキンカレー」(中辛)は、とろ~り濃厚な味でした。
野菜の甘みが強い子供向けカレーとは異なり、スパイスの味が奥深くに分かる、大人向けのカレーという印象です。
それから、カレーのとろみは、増粘多糖類でとろとろさせたような不自然がなく、自然です。
原材料に含まれる「米ピューレ」の効果か。米粉ではなく、デンプンがピューレ状に糊化した「米ピューレ」が、とろ~り自然な「とろみ」の立役者なのかもしれません。
次回は、グルテンフリー「ビーフカレー(甘口)」を試食します。
子供カレー卒業後のレトルトカレーとしては、この『甘口』が有力か?
実際に食べて、吟味していきたいと思います。
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