茨城県自然博物館で貝化石を探し!発掘・採集・砂場遊びで大満足

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リピート率No.1の施設、ミュージアムパーク茨城県自然博物館にやって来ました。

茨城県自然博物館の入館料・年間パスポートはリーズナブル!未就学児は無料・駐車場はもともと無料

2022/06/03

今日は、「古代の広場」にある貝化石採集場所で、貝の発掘をしてみます!

館内の壁に埋まる「べレムナイトの化石」を探せ!

Belemnites-fossil
壁に埋まったべレムナイトの化石

これから館内を通って野外エリアに向かいますが、館内を移動する時、何に注目して歩いていますか?

息子は、壁をよく見ながら歩いています。

ミュージアムパーク茨城県自然博物館の壁には、化石が埋め込まれた石が使われているんです。

所々に、べレムナイトの化石が埋まっているので、これを探すのが地味に面白いです。

何か所は化石に気が付けるように、青い吹き出しが付いています。

子供が退屈している時・トイレの待ち時間・移動で愚図っている時などに、壁に埋まる化石を探すゲームをするのがお勧めです。

1階に降りる階段や、ミュージアムショップ周辺で探してみて下さいね。

菅生沼ゲート先の階段の砂利は「貝殻」も見つかる

菅生沼ゲートを抜けたところにある階段は、砂利が敷かれているのですが、小さな白い貝殻の欠片も混ざっています。

よく見て探すと、小さな巻貝もあり、息子は巻貝探しに夢中でした。

階段なので、人通りがある時に立ち止まったり、急にしゃがみ込んだり、下を向いて探したりすると危ないです。

※誰もいない時に、自分がいる段よりも1つ上の段の砂利で探しましょう。

「花の谷」から「石と岩の観察コース」で貝化石採集場所へ向かう

ミュージアムショップ横の野外出入口から、野外エリアに出て、貝化石採集場所へ向かいます。

この日は7月なのに、「花の谷」にはコスモスが咲いていました。

「花の谷」を抜けると、あとは一本道で「古代の広場」方面に繋がっていました。

いくつかルートがありますが、今回は、野外セルフガイド(マップ)で黄色で書かれたネイチャートレイルコース「石と岩の観察コース」を進みました。

岩石の観察

石と岩の観察コースには、道の途中に、立派な一枚岩(岩石)が並んでいます。

岩石の名称や説明がある解説版が付いていて、地学の自然観察ができます。

道端に、地学クイズも主題されています。

順番に解きながら、関係する写真を撮影して、資料にまとめれば、立派な自由研究ができそうです。

とんぼの池

「古代の広場」「自然発見工房」方面に行くには、「とんぼの池」を渡らなくてはなりません。

石と岩の観察コースを進むと、右手に、とんぼの池が見えてきます。

本当に、トンボがたくさんいました。

反町閘門橋を渡る

反町閘門橋が見えてきました。

反町閘門橋は、「そりまちこうもんきょう」と読みます。

実はこれ、歴史ある反町閘門橋を復元したもの。

本物の反町閘門橋は、かつて利根川の氾濫対策として、菅生沼に存在していたようです。

知る人ぞ知る反町閘門橋(の復元版)を渡りました。

この先はもう、古代の広場です。

自然発見工房で情報収集とシャベルを借りる

太陽の広場

反町閘門橋を渡り切って進むと、突き当りは左右に道が分かれます。

左が「古代の広場」「貝化石採集場所」、右が「自然発見工房」方面です。

左に進みたいところですが、発掘に使うシャベルを借りるため、右に進みます。

「太陽の広場」を左手にして、正面に見える建物が、自然発見工房です。

自然発見工房では、双眼鏡・シャベル・ルーペ等の観察用具の貸し出しを行っています。

相談室に声をかけて、シャベルを借りたい旨を伝えます。

一人1つのシャベルを借りました。

※使い終わったシャベルは、水道ではなく、自然発見工房前に置いてある「青い箱の水」で洗ってから戻します。

貝化石が展示されていました。こんな大きな貝化石が発掘できるのかな?

採集した貝化石は、1人5個まで持ち帰ることができます。

持ち帰り用に、ビニール袋(一人1枚)もくれました。

自然発見工房でトイレも済ませました。

貝化石採集は、随時、無料で行われています。

イベント案内版の上にあるのは、温度計。この日の気温は、日陰でも32℃をマーク!

屋根のない、貝化石採集場で、何分持ちこたえられるか?

貝化石が採集できる場所

息子は、貝化石発掘がとても楽しみなので、スコップ片手にずんずん一人で進みます。

いざ、貝化石採集場所に到着。(暑い…。)

「古代の広場」エリアにある、貝化石採集場所は、遊び場としては広いですが、貝化石が発掘できる場所は2か所しかありません。

1か所目は、広い砂場エリアの手前部分。

2か所目は、広い砂場エリアとは別にある、小さな四角い砂場。

小さな四角い砂場は、広い砂場エリアの右側(自然発見工房側)にあります。

この小さい四角い砂場が、大混雑!!

なぜ?って、ここだけ、木の陰になって、(かろうじて)日陰だからです…。

とにかく日向は、危険な暑さでした。

貝化石を探す!

直射日光の辛ささえなければ、広い発掘現場(砂場)の方が楽しいはず!

石垣で囲まれた広い発掘現場は、見ただけでも、なんだか楽しそうです。

「貝が採れるのはこっちだよ!」と言っても、4歳児はお構いなしで、自分が面白そうと思う方に行ってしまいました。

トンネルを通って、砂場の外に出たり入ったりできるのが面白くて、トンネル付近で発掘していました。
(そこは、貝は採れない)

それでも、スコップで砂を掘る作業が楽しくて、飽きずに掘っていました。

途中で声をかけて、水分補給をさせるのが大変でした。

私は、「貝化石が採れる場所」だと教えてもらったエリアで、看板に載っているような貝はないかな?と、必死に貝化石を探しました。

しかし、とても混雑していたからか?、既に大物はゲットされた後なのか?

貝の欠片しか見つかりませんでした。

砂場遊び

発掘体験の延長で、今度は砂場遊び。大満足です。

古代の広場

「古代の広場」と「貝化石採集場所」を隔てている、石垣の山に登りました。

石垣の向こうは、古代の広場です。

この日、古代の広場は、炎天下…。

古代の広場へ、足を踏み入れる勇気のあるファミリーは、皆無でした。

【帰りルート】どんぐりの森を抜けて芝生広場を突っ切る

帰りのルート

熱中症が、本気で心配なので、そろそろ退散です。

シャベルは、指定場所で洗って返却。

発掘できた貝化石は、ほんの欠片だけでしたが、ビニールに入れて持ち帰りました。

走る元気が残っているからスゴイ、男性陣。

「どんぐりの森」脇の小道を走り抜けて行きました。

「ばったの原」まで辿りつきました。

ここまで来れば、本館まで、もうすぐです。

ここからは近道。芝生広場を突っ切ります!

振り返ると、反町閘門橋が見えました。

大きな貝化石に出会うことはできませんでしたが、反町閘門橋の歴史に少し触れることができました。

■ミュージアムパーク茨城県自然博物館
https://www.nat.museum.ibk.ed.jp/
茨城県坂東市大崎700
TEL:0297(38)2000
アクセス:詳しくはこちら(公式ページ)
開館時間:9:30~17:00(入館は午後4時30分まで)
休館日:毎週月曜日(休日の場合は開館・その翌日が休館) 

ミュージアムパーク茨城県自然博物館
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