リピート率No.1の施設、ミュージアムパーク茨城県自然博物館にやって来ました。
今日は、「古代の広場」にある貝化石採集場所で、貝の発掘をしてみます!
館内の壁に埋まる「べレムナイトの化石」を探せ!
これから館内を通って野外エリアに向かいますが、館内を移動する時、何に注目して歩いていますか?
息子は、壁をよく見ながら歩いています。
ミュージアムパーク茨城県自然博物館の壁には、化石が埋め込まれた石が使われているんです。
所々に、べレムナイトの化石が埋まっているので、これを探すのが地味に面白いです。
何か所は化石に気が付けるように、青い吹き出しが付いています。
子供が退屈している時・トイレの待ち時間・移動で愚図っている時などに、壁に埋まる化石を探すゲームをするのがお勧めです。
1階に降りる階段や、ミュージアムショップ周辺で探してみて下さいね。
菅生沼ゲート先の階段の砂利は「貝殻」も見つかる
菅生沼ゲートを抜けたところにある階段は、砂利が敷かれているのですが、小さな白い貝殻の欠片も混ざっています。
よく見て探すと、小さな巻貝もあり、息子は巻貝探しに夢中でした。
階段なので、人通りがある時に立ち止まったり、急にしゃがみ込んだり、下を向いて探したりすると危ないです。
※誰もいない時に、自分がいる段よりも1つ上の段の砂利で探しましょう。
「花の谷」から「石と岩の観察コース」で貝化石採集場所へ向かう
ミュージアムショップ横の野外出入口から、野外エリアに出て、貝化石採集場所へ向かいます。
この日は7月なのに、「花の谷」にはコスモスが咲いていました。
「花の谷」を抜けると、あとは一本道で「古代の広場」方面に繋がっていました。
いくつかルートがありますが、今回は、野外セルフガイド(マップ)で黄色で書かれたネイチャートレイルコース「石と岩の観察コース」を進みました。
岩石の観察
石と岩の観察コースには、道の途中に、立派な一枚岩(岩石)が並んでいます。
岩石の名称や説明がある解説版が付いていて、地学の自然観察ができます。
道端に、地学クイズも主題されています。
順番に解きながら、関係する写真を撮影して、資料にまとめれば、立派な自由研究ができそうです。
とんぼの池
「古代の広場」「自然発見工房」方面に行くには、「とんぼの池」を渡らなくてはなりません。
石と岩の観察コースを進むと、右手に、とんぼの池が見えてきます。
本当に、トンボがたくさんいました。
反町閘門橋を渡る
反町閘門橋が見えてきました。
反町閘門橋は、「そりまちこうもんきょう」と読みます。
実はこれ、歴史ある反町閘門橋を復元したもの。
本物の反町閘門橋は、かつて利根川の氾濫対策として、菅生沼に存在していたようです。
知る人ぞ知る反町閘門橋(の復元版)を渡りました。
この先はもう、古代の広場です。
自然発見工房で情報収集とシャベルを借りる
反町閘門橋を渡り切って進むと、突き当りは左右に道が分かれます。
左が「古代の広場」「貝化石採集場所」、右が「自然発見工房」方面です。
左に進みたいところですが、発掘に使うシャベルを借りるため、右に進みます。
「太陽の広場」を左手にして、正面に見える建物が、自然発見工房です。
自然発見工房では、双眼鏡・シャベル・ルーペ等の観察用具の貸し出しを行っています。
相談室に声をかけて、シャベルを借りたい旨を伝えます。
一人1つのシャベルを借りました。
※使い終わったシャベルは、水道ではなく、自然発見工房前に置いてある「青い箱の水」で洗ってから戻します。
貝化石が展示されていました。こんな大きな貝化石が発掘できるのかな?
採集した貝化石は、1人5個まで持ち帰ることができます。
持ち帰り用に、ビニール袋(一人1枚)もくれました。
自然発見工房でトイレも済ませました。
貝化石採集は、随時、無料で行われています。
イベント案内版の上にあるのは、温度計。この日の気温は、日陰でも32℃をマーク!
屋根のない、貝化石採集場で、何分持ちこたえられるか?
貝化石が採集できる場所
息子は、貝化石発掘がとても楽しみなので、スコップ片手にずんずん一人で進みます。
いざ、貝化石採集場所に到着。(暑い…。)
「古代の広場」エリアにある、貝化石採集場所は、遊び場としては広いですが、貝化石が発掘できる場所は2か所しかありません。
1か所目は、広い砂場エリアの手前部分。
2か所目は、広い砂場エリアとは別にある、小さな四角い砂場。
小さな四角い砂場は、広い砂場エリアの右側(自然発見工房側)にあります。
この小さい四角い砂場が、大混雑!!
なぜ?って、ここだけ、木の陰になって、(かろうじて)日陰だからです…。
とにかく日向は、危険な暑さでした。
貝化石を探す!
直射日光の辛ささえなければ、広い発掘現場(砂場)の方が楽しいはず!
石垣で囲まれた広い発掘現場は、見ただけでも、なんだか楽しそうです。
「貝が採れるのはこっちだよ!」と言っても、4歳児はお構いなしで、自分が面白そうと思う方に行ってしまいました。
トンネルを通って、砂場の外に出たり入ったりできるのが面白くて、トンネル付近で発掘していました。
(そこは、貝は採れない)
それでも、スコップで砂を掘る作業が楽しくて、飽きずに掘っていました。
途中で声をかけて、水分補給をさせるのが大変でした。
私は、「貝化石が採れる場所」だと教えてもらったエリアで、看板に載っているような貝はないかな?と、必死に貝化石を探しました。
しかし、とても混雑していたからか?、既に大物はゲットされた後なのか?
貝の欠片しか見つかりませんでした。
砂場遊び
発掘体験の延長で、今度は砂場遊び。大満足です。
古代の広場
「古代の広場」と「貝化石採集場所」を隔てている、石垣の山に登りました。
石垣の向こうは、古代の広場です。
この日、古代の広場は、炎天下…。
古代の広場へ、足を踏み入れる勇気のあるファミリーは、皆無でした。
【帰りルート】どんぐりの森を抜けて芝生広場を突っ切る
熱中症が、本気で心配なので、そろそろ退散です。
シャベルは、指定場所で洗って返却。
発掘できた貝化石は、ほんの欠片だけでしたが、ビニールに入れて持ち帰りました。
走る元気が残っているからスゴイ、男性陣。
「どんぐりの森」脇の小道を走り抜けて行きました。
「ばったの原」まで辿りつきました。
ここまで来れば、本館まで、もうすぐです。
ここからは近道。芝生広場を突っ切ります!
振り返ると、反町閘門橋が見えました。
大きな貝化石に出会うことはできませんでしたが、反町閘門橋の歴史に少し触れることができました。
■ミュージアムパーク茨城県自然博物館
https://www.nat.museum.ibk.ed.jp/
茨城県坂東市大崎700
TEL:0297(38)2000
アクセス:詳しくはこちら(公式ページ)
開館時間:9:30~17:00(入館は午後4時30分まで)
休館日:毎週月曜日(休日の場合は開館・その翌日が休館)
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