ご飯のお供を代表する「ふりかけ」は、高い確率で小麦・乳成分・卵・ゴマなどのアレルギー物質が含まれています。
食物アレルギーがある息子が食べられる「ふりかけ」の種類は限られてくるわけですが…。
今回は、食物アレルギーでも食べられる「小袋ふりかけ」についてご紹介。小麦・ゴマアレルギー児にとって「給食のふりかけ」が毎回食べられるのは超意外でした。
アレルギー対応「ふりかけ」はネット通販や食品スーパーで購入可
息子は小麦・乳成分・ゴマ・ナッツ類の複数の食物アレルギーがあります。
我が家で「ふりかけ」と言えば、永谷園A-Label（エーラベル）ふりかけ。
小袋パッケージは大容量化・業務用としてネット通販で購入でき、30gサイズの家庭用パッケージであれば食品スーパーにも売っています。
ストック・外食・旅行・給食代替対応に…「小袋ふりかけ」が便利
最近は、A-Labelふりかけの業務用（小袋タイプ×50袋入り）を購入して、いつでもどこでも使えるように常備しています。
外食や旅行に持参できるし、開封日時を気にせずローリングストックもできるので便利です。
息子が小学校に入学する時は、学校給食で「ふりかけご飯」が出たらこの小袋ふりかけを持参して、代替対応しようと思いました。
学校給食の献立表には「ふりかけ」と書かれているだけ
実際に、学校給食の献立表を見て、白米のお供に「小袋ふりかけ」が出る！と分かりました。
しかし、全校展開される献立表には「ふりかけ」、アレルギー対応用詳細献立表には「小袋ふりかけ」としか書かれていませんでした。
これでは、給食に出る「小袋ふりかけ」が、アレルゲンを含むのか不使用なのか分かりません。
そのため、管理栄養士さんに「原材料の確認をしたい」と申し出ました。
学校給食の「小袋ふりかけ」はアレルゲン不使用だった！
取り寄せた成分表を確認すると、意外にもアレルゲン不使用。
毎月「小袋ふりかけ」のメーカーや種類や味は変わりますが、毎回アレルゲン不使用。
これは嬉しい誤算でした！
息子は、私が学校給食の代替に備えてストックしていた「小袋ふりかけ」ではなく、ふりかけの絵を描いた「給食カード」を持参することになりました。
『給食カード』とは ・・・「給食でもらうもの」という意味を持たせた、手作りの絵カード一式
それでは、アレっ子が食べている給食の「小袋ふりかけ」をご紹介しますね。
永谷園 A-Label すこやかふりかけ
まずは「アレルギー対応のふりかけ」として有名な、永谷園のA-Labelすこやかふりかけ。学校給食でも採用されていました。
普通に売っている小袋ふりかけは食べられないと知っているアレっ子は、見慣れない商品を見ると「本当に食べられるのか？」と不安になるものですが…
この「すこやかふりかけ」は、自宅でも食べているので、安心して食べられました。
味（種類）が、たくさんあるのも有難いです。
主な特徴
・「卵・乳・小麦・そば・落花生・大豆」不使用
・「香料・着色料」不使用
・「化学調味料」不使用
・鉄、カルシウム、食物繊維入り
・子供が親しみやすい6種類のデザイン（じゃんけんゲームできる！）
・当たり（キラキラパッケージ）がある
わかめ
◆原材料
調味顆粒（ぶどう糖、砂糖、食塩、鰹節粉、とうもろこしでん粉、デキストリン、酵母エキス、抹茶）、わかめ、海苔、味付鰹削り節（鰹削り節、砂糖、食塩、酵母エキス、しいたけエキス）、貝カルシウム、セルロース、酸化防止剤（ビタミンＥ）
◆アレルギー特定原材料等28品目
なし
※コンタミネーション：サケ
※原材料は、必ずご自身でご確認下さい。
サケ
のり
おかか
三島食品 よくかむふりかけ 海の恵み
学校給食で提供されたのを見て、初めて知ったアレルゲンフリーの「小袋ふりかけ」が、三島食品の「よくかむふりかけ 海の恵み」です。
「学校給食用食品メーカー協会」さんのホームページで、商品の概要が見られます。https://www.maker-kyokai.jp/
主な特徴
・「かむこと」を意識する食材を使用
・歯ごたえのあるわかめ、ひじき、煎り米をを使用
・煎り米の香ばしい香りと鰹削り節の風味で食べやすい
・グルタミン酸ソーダ無添加
◆原材料
（メーカー提供「商品情報」より）
塩蔵わかめ、芽ひじき（戻し）、煎り米、砂糖、鰹削り節、果糖ぶどう糖液糖、食塩、酵母エキス、みりん、でん粉、梅ペースト、乾燥マッシュポテト、梅酢、昆布エキス、鰹削り節粉末、加工でん粉、ベニコウジ色素、酸化防止剤（ビタミンC、ビタミンE）
◆アレルギー特定原材料等28品目
なし
※「わかめ」は、「エビ」「カニ」の生息域で採取しています。
三島食品 やさしいふりかけ いろいろやさい
主な特徴
・6種類の緑黄色野菜（広島菜、赤しそ、京菜、かぼちゃ、にんじん、大根葉）を使用
・グルタミン酸ソーダ無添加
三島食品 やさしいふりかけ しそこんぶ
※原材料は、必ずご自身でご確認下さい。
「小袋ふりかけ」は種類が多く、アレルゲンも違う！
学校給食の「小袋ふりかけ」を通して、こんなにたくさんアレルゲン不使用の「小袋ふりかけ」があることを知りました。
しかし、油断は禁物。
実際に学校給食で出た「小袋ふりかけ」は、上記の通りアレルゲン不使用でしたが、管理栄養士さんが見せてくれた注文対象一覧には、アレルゲンを含む商品も載っていたのです。
例えば、三島食品の「大豆ふりかけ」は小麦/大豆/ごまが含まれているし、「高カルシウムお魚ふりかけ」には小麦/大豆/さば/ごまが含まれていました。
もし管理栄養士さんの計らいなく、これらの商品が発注されていたら、学校給食で息子が食べられない小袋ふりかけが提供されていたことでしょう。
毎月毎回ふりかけの原材料を確認して
従って、給食の献立で毎月「小袋ふりかけ」と書かれている度に、毎回「今回の小袋ふりかけは該当アレルゲンが不使用なのか？」を確認しています。
- 「A-Labelすこやかふりかけ」ですか？
- 「よくかむふりかけ 海の恵み」ですか？
- 先月と同じ「ふりかけ」ですか？
- 小麦・乳・ゴマは不使用ですか？
その時々で、質問の書き方は予想を交えながら変えていますが、毎回確認しています。
学校給食で使う食品の仕入れ先・メーカー・種類・原材料は、予告なしに変わることもあり、「小袋ふりかけ」も例外ではないと思います。
アレルギー児の保護者として、「小袋ふりかけ」の正体が分かるまで噛み砕きましょう！
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