あの栄養を吸い取る、冬の白い花から一転!
休眠から目覚めたイチゴたちは、新たなにたくさんの白い花が咲き、赤いイチゴとなりました。
レンタル農園ことシェア畑で、イチゴがたくさん実りました。
春(4月)到来!新たにイチゴの花が咲く
4月。春がやってきました。
1つ1つの苗(株)が冬の休眠から覚めて、葉を増やし、大きく成長しました。
新しい白い花たちが、たくさん咲いています。
あの「栄養を吸い取る、冬の白い小悪魔」から一転。今度は、赤い実「いちご」に成長する白い天使たちです。
カラス対策!鳥よけネットから防虫ネットに変更
この時期、夏野菜の苗付けに向けた講習会がありました。講習会では、もうすぐ収穫を迎える「イチゴ」に関するアドバイスも。
昨年、赤く実ったトマトばかりを狙って、シェア畑会員を困らせた、いたずらカラス対策です。今後は、赤くなったイチゴを狙っています。
カラスは頭がいいので、鳥よけネットが無意味。シェア畑で使用している鳥よけネットは、キュウリやスイカのつるを絡ませるネットと共通で、網目が粗い緑のネットです。10cm~15cm四方くらいの網目ですが、カラスにとっては効果なし!と言うのです。
普通の鳥であれば、翼が絡むのを嫌がって近づかないそうですが、カラスは網目から首をつっこんで、赤くなったイチゴから順に、既に突っついているとのこと!
今までイチゴを守っていた、緑の鳥よけネットは外し、網目の細かい防虫ネットに切り替えることになりました。
イチゴの受粉は風任せ!農園ごとの受粉対策
土から出てきたアリ達も、イチゴの受粉を手伝ってくれたのかな?
春を迎え、ミツバチや蝶などの昆虫類が飛び交う時期に、鳥よけネットから防虫ネットに変更する指示が出たことは、講習会に参加していた全員が驚きました。
「虫が受粉を促してくれる」と教わっていたからです。
菜園アドバイザーの言う通り、なぜかこの土地は、いつも風が吹いているような気がします。関東平野だから?ビルに囲まれているから?真相は分かりませんが、いつも風が吹いているのです。
イチゴの受粉は、風任せ。風だけでも充分に受粉ができると判断されました。防虫ネットをかけても、中でアリやクモ達がイチゴ周辺をウロウロしていたから、彼らも受粉の立役者だったのかもしれません。
5月、収穫シーズン到来!シェア畑で「イチゴ狩り」
5月。イチゴの収穫シーズンが到来しました。
実は、令和初のGW(世間を騒がせたあの10連休)中に、イチゴ狩りができるかも!?と思って、息子と一緒にシェア畑に出向きました。
しかし、赤くなったイチゴは、1株に2~3粒あるかないかというレベルで、「イチゴ狩り」という雰囲気ではなかったのです。
ところが!
ゴールデンウィークが終わって1週間が経ち、今日の朝、一人でシェア畑に行ってみると・・・。
ジャジャン!
イチゴ狩りができる程に、たくさんのイチゴが赤くなっていました。
一人でニヤニヤしながら、すごい勢いでイチゴを収穫しました。
ゆきまる~、こんなに採れたよ!
保育園から帰ってきたら、食べようね。
寒い中、初めてイチゴの苗を植え付け、不安な気持ちで冬を越し、こうして収穫を迎えたことは、嬉しい!に尽きます。
今回「シェア畑」で栽培したのは…
『宝交早生』
ほのかな甘みと酸味のバランスが良く、果肉がみずみずしいイチゴ。柔らかく運送や扱いが難しいらしく、ほとんど市場には出回らない。家庭菜園ならではの珍しい品種。