季節の変わり目。風邪をこじらせ肺炎になりました。快復に向かい、普段の生活に戻すべく体を慣らし中です。
今日は、リハビリを兼ねて、シェア畑に行ってきました。
そこで見た、レンタル農園の「春」とは…?
ナバナ(のらぼう菜)が”菜の花”の花束に
ナバナ(のらぼう菜)は、花が咲く直前の茎を食べる江戸野菜です。私が通うシェア畑では、5月の収穫を待つイチゴの隣にいる野菜。
このナバナが・・・。
ご覧の通り、菜の花の花束状態になっている区画が、多数ありました。
私の区画は、ナバナが全く育たず、まだ苗のうちに枯れてしまいました。最低でも週一ペースで通う私の苗は枯れて、一方で、放置してもボサボサになるほど咲き誇るナバナもあることを知りました。
野菜を育てるって、難しいですね。
葉物野菜に花が咲く!サラダホウレンソウと小松菜に花
こちらは私の区画、サラダホウレンソウです。
もっと大きくなってほしくて、成長するのを待っていたら…。
は、花が咲いている・・・。
分かりにくいので、他の区画(の写真)でご覧ください。↓
紫の花です。放置すればするほど、長~くなるようです。
私は、「葉物野菜は花は咲かない」と思い込んでいました。種を作るための品種、収穫目的の品種、と2種類あるのだと思っていました。いつも食べている品種そのものが、育てば花が咲き、種ができる-。
シェア畑は、子供だけでなく、自分にとっても食育です。
(写真撮り忘れましたが)他のレンタル区画では、収穫を忘れ去られた小松菜も、花つぼみがありました。
小松菜に花が咲くことも知りませんでしたが、つぼみのうちに食べると、とても甘くて美味しいそうです。
菜の花ラッシュ!アブラナ科の野菜たち
なぜシェア畑に菜の花が?
シェア畑は、勝手に種を撒いたり、野菜や花を植えてはいけないルールです。それなのに、この区画には、菜の花が咲いていました。
ほ、ホントだ・・・。
菜の花の根元を見ると、「カブ」がありました。
「菜の花」は、春になると土手にワーっと咲き誇っている花。雑草に混じって咲いている黄色い花。あのよく見る花のことを指すと思い込んでいました。アブラナ科の野菜の花を含めて「菜の花」と呼ぶんですね。
それでは問題です。
何の野菜の「菜の花」でしょ~うか?
ヒント:冬を代表する冬野菜。白い菜の花。
正解は・・・「大根」です!
白い菜の花の根元を見ると、まだ食べられそうな「大根」の姿がありました。引っこ抜いて、食べたい気分ですが・・・。
春になって、ここまで見事に花を咲かせた大根は、冬の間ボディに蓄えた栄養ほとんどを花に送ったということ。大根にはスが入り、硬くて食べられないことでしょう。
花は見事です。きっと冬に収穫していたら、甘い大根だったんだね。
茎ブロッコリーの花束でさようなら。いよいよ夏野菜の準備へ!
こちらは、サンプル区画の茎ブロッコリーです。
収穫されず、ボーボーに生えた細い茎ブロッコリー。ニョキニョキ飛び出ています。
捨てるだけなら、少しでも食べてあげようと、必死に収穫しました。
・・・じゃん。
1分もしないうちに出来上がった、茎ブロッコリーの花束です。
かわいいでしょう?2つだけ、黄色い花を咲かせていました。
この片手いっぱいの「茎ブロッコリーの花束」を作ること、数回。本当の「茎だけ」になった茎ブロッコリーにかざして、さようなら。
こんなに収穫できました。
捨てられるはずだった茎ブロッコリーたちも救えたし、週末の朝食の野菜もゲットできたし、めでたしめでたし。
春のシェア畑で「花畑」を織り成す残り野菜たちですが、今日から1週間ほどで一気に片付けられます。引っこ抜いて残渣になり、土は耕し寝かせておくこと2~3週間。
いよいよ、夏野菜の苗植えが始まります。
シェア畑も別れと出会いの春。私も早く(肺炎から)完全復活して、夏野菜の土づくりを始めなきゃ!
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