4歳の息子は、クラゲが大好きです。休日になると「クラゲがいっぱいいるところに行きたい。」と言います。
近くにクラゲがいるレジャー施設はないので、毎週理由を付けては、別のところへ遊びに行こうという説得に苦労していました。
子供が「見たい」「行きたい」と言うのに、自分が大変だからと言ってはぐらかし続けるのもどうかと思い直し、日帰りで遊びにいける水族館に通おう!と決意。
選んだのは、東京スカイツリータウンにある「すみだ水族館」でした。
目次
年2回行けるなら「年間パスポート」がお勧め!
着いたそばから入り口で、料金表を見ながら考えました。
大人 | 高校生 | 中・小学生 | 幼児(3歳以上) |
2,050円 | 1,500円 | 1,000円 | 600円 |
この一般料金の下に、年間パスポートの料金が掲示されています。
その料金が、ちょうど一般料金のぴったり2倍。
つまり年に2回来れば、支払う入場料金が、年間パスポートの料金と同じになります。
今日とあと1日ここに来れば、一般料金と同じ料金。3回以上来れば、一般料金よりもお得です。
2回分の料金で、1年間に何度でも来られるという、嬉しい価格設定です。
しかも年間パスポートには、優待サービスがあります。
東京スカイツリータウンのショップで割引や1ドリンクサービス等が受けられるため、1年間に2回の利用であっても、一般料金で入場したよりも実質お得です。
息子は既に、「く・ら・げ、く・ら・げ♪」と足踏みしながら、クラゲが見られることを楽しみに待っています。
「クラゲが観たいと騒がれた休日に、ここに来られるしなぁ…」と思い、年間パスポート購入を決めました。
すみだ水族館は、東京スカイツリーの足元にあります。
東京スカイツリーの観光はもちろん、併設されている商業施設「東京ソラマチ」などでお買い物が楽しめます。
東京スカイツリータウン内外でのレジャーの際に、立ち寄ることもできます。
年に2回は必ず行ける!という方は、年間パスポートがお勧めです。
「すみだ水族館」年間パスポートの作り方

すみだ水族館の年間パスポートを作る場合は、まず窓口で、「年間パスポート購入」の意思を伝えます。
すると、別室に案内されます。何だか少しだけVIPな気持ちになる、奥まった部屋です。
そこで簡単な個人情報(氏名や住所など)を申し込み用紙に書きます。
記入できたら、今度は写真撮影です。
椅子がカウンターに向かって横に並んでいます。空いている椅子に腰をかけて、写真を撮影してもらいます。
息子は、「クラゲの切符の写真を撮るよー」と伝えると、じっと椅子に座っていました。
狭い個室ではなく、家族で用紙に記入した部屋と同じ場所なので、圧迫感もありません。
未就学児の子供でも、無事に撮影することができました。
待つこと数分。カード型の年間パスポートが出来上がりました。
年間パスポートを手にして、いよいよ水族館に入場です。
すみだ水族館のクラゲ観賞!
クラゲ好きな息子は、この日も、手にクラゲのマスコット(*1)を握りしめて、すみだ水族館に来ました。
*1:ガシャポンで出たビゼンクラゲのストラップ。ストラップ部分を外して、マスコットとしていつも握って持ち歩いています。
メインはクラゲ観賞です。
クラゲの世界「2階奥」へ
ゆらゆらと幻想的な雰囲気の階段を上ります。
そこには、小さなお魚がたくさん泳ぐ水槽が展示されていました。
水槽内にクラゲがいないことを知ると、息子と一緒に、館内奥へと進みました。
行き着いたのは、暗闇の世界。
最初に上った階段の雰囲気も「幻想的」でしたが、ここは更に幻想的でした。
時間が経つのを忘れて、ゆらゆらと水中を浮遊するクラゲの姿に見入りました。
クラゲの成長が分かる「アクアラボ」

「アクアラボ」と言われる、実験室のようなエリアがありました。
そこは、クラゲを飼育しているバッグヤードが見える空間で、クラゲが大きくなっていく過程が段階的に分かる水槽が、順番に並んでいました。
息子は「赤ちゃんくらげ!」と呼んで喜んでいました。
この赤ちゃんクラゲの水槽が、青いライトに照らされてキレイです。
ミズクラゲ以外の種類は少なめ…
暗闇を歩いていくと、クラゲの展示はおしまいで、タコやエビなどが展示されていました。
思っていたより、クラゲ展示が少ない印象でした。
クラゲの種類をいくつか知っている息子は、持っているビゼンクラゲのマスコットを掲げながら、「これと同じのは?」と探していました。
多くの人が見たいクラゲは、恐らく透明でキレイなミズクラゲ。最初に見たクラゲの世界で、水中を浮遊していたクラゲたちです。
息子が見たいという言う、オレンジがかったビゼンクラゲは、すみだ水族館にいるのでしょうか?
美しき「クラゲの万華鏡トンネル」

クラゲの種類の少なさを不安に思いながら進むと、壁に水槽が埋め込まれた感じの通路がありました。
その水槽の中に、クラゲがいました!
経路の序盤のクラゲ・ゾーンでは見られなかった種類のクラゲが、少しいました。
「クラゲ万華鏡トンネル」と呼ばれるここは、通路中央に椅子もあります。腰をかけて、クラゲの姿が映し出される壁や水槽の中のクラゲを、ゆっくり見ることができました。
※クラゲ万華鏡トンネルは、廊下を通過しながら鑑賞するエリアなので、人の流れがあります。混雑時は、通路中央の椅子に座ってゆっくり鑑賞するのは難しいかも。
ビゼンクラゲ観賞!

クラゲ万華鏡トンネルの水槽の中に、本物のビゼンクラゲがいました!
息子が持っている、ビゼンクラゲのマスコットに、姿も大きさもそっくり!で驚きました。
息子は、自分のビゼンクラゲと本物が対面できて、満足していました。
☆
息子のように、色々な種類のクラゲが見たい人にとっては、どの種類のクラゲがどのゾーンにいるのか分かると便利かも。『クラゲマップ』的なものがあると良いな、と思いました。
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