マルサンアイ「豆乳グルト」は、乳成分不使用のヨーグルトふう発酵食品。乳アレルギーの息子にとって、欠かせない食品です。
乳アレルギーっ子の強い味方「豆乳グルト」をご紹介します。
マルサンアイの「豆乳グルト」とは?
まずは、この「豆乳グルト de ピラミッド」をご覧ください。スゴイでしょう?
我が家の豆乳グルトを冷蔵庫から出したものです。日持ちしない冷蔵品にも関わらず、この時点で5個のストックがあります。
豆乳グルトは、豆乳を植物性乳酸菌(TUA4408L)で発酵させたもの。大豆ひとすじ、マルサンアイ株式会社の製品です。
乳酸菌の研究に携わる東京農業大学の岡田早苗教授が、長野県木曽地方の伝統発酵漬物「すんき漬け」から発見した植物性乳酸菌。
(出典:マルサントップページ抜粋、要約)
マルサンアイ株式会社(マルサントップページ)
http://www.marusanai.co.jp/
└ 「豆乳グルト」を知る
なぜ我が家では、こんなに冷蔵庫に保管されているのか?
豆乳グルトについて、詳細を見ていきましょう。
【価格】ヨーグルトより高いけど品質相応
食品スーパーのヨーグルト売り場に並んでいる、プレーンヨーグルト400gと比較すると、価格は少し高めです。
豆乳グルトの価格は、1個240円前後。
私が見た中で一番安い時で198円、近所の食品スーパーや生協の宅配では218円~228円、ネット通販だと240円を超えるか、と言ったところです。
プレーンヨーグルト400gが100円台で販売されていることを考えると、その価格は高い印象です。
でも、プレーンヨーグルトでも「生乳100%」を謳う商品は200円を超えてきます。それと比べると同等の値段。
豆乳グルトは、豆乳100%だから納得です。
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豆乳グルトは、のちに「国産」バージョンが登場。こちらはもう少し高いです。(詳しくは後述)
【内容量】プレーンヨーグルトと同じ400g
豆乳グルトの内容量は、一般的なプレーンヨーグルトと同じ、400gです。
砂糖も不使用のプレーン味。ジャムやフルーツなど好みに応じてアレンジできます。
一度に食べる量も、自分の好みで調整できます。
「乳成分」不使用!乳アレルギーでも食べられるヨーグルト
豆乳グルトの魅力は、なんてったって「乳成分」不使用!
乳アレルギーがあっても、ヨーグルトと同じように食べることができるのです。
◎ジャムやはちみつを混ぜて、ヨーグルト代わりに
◎タンドリーチキンの下味に
◎水分を切って、生クリームやクリームチーズの代替え
◎冷凍して、フローズンヨーグルトやアイス作り
「豆乳グルト」無しでは、乳アレルギー代替食は作れません。
コレステロール0の魅力!健康志向の方にも
豆乳グルトは、コレステロールもゼロ。
乳アレルギーではなくても、健康志向の方にもお勧めですよ。
ヨーグルト作りで使われる乳酸菌には、動物性と植物性があります。豆乳グルトに使われる乳酸菌は、植物性です。
日本人の食生活は昔から、植物由来の発酵食品が馴染み深く、日本人のお腹には、この植物性乳酸菌との相性も良いそうですよ。
※何かの書物による知識
”豆乳だけ”にご注目!「豆乳グルト」の原材料
豆乳グルトの原材料は…「豆乳」だけです。
乳酸菌は、原材料名として記載されていません。
豆乳の原材料である「大豆」は、カナダ産です。
*遺伝子組み換えではありません。
のちに、国産大豆の豆乳グルトも登場しました。
国産大豆の「豆乳グルト」もあるよ!
豆乳グルトには、カナダ産ではなく国産大豆の豆乳を使用したバージョンがあります。
その名もそのまま「国産大豆の豆乳使用 豆乳グルト」です。
価格は270円前後で、カナダ産バージョンより少し高め。50円近く高いです。
同じくコレステロール0ですが、イソフラボンの含有量は国産の方が少ないです。
「国産大豆の豆乳使用 豆乳グルト」と、カナダ産バージョンとの違いは、別記事でレポートしました。
アレルギー特定原材料等27品目中「大豆」だけ
アレルギー特定原材料7品目、および表示推奨品目20品目を合わせた27品目のうち、豆乳グルトに含まれているのは「大豆」のみです。
豆乳グルトのパッケージには、「他の大豆食品でアレルギー症状が出ない方でも、要注意!」との警告メッセージが書かれています。
豆腐や納豆は大丈夫なのに、豆乳を飲むと喉がちょっと痒くなる人は(けっこう)いますので、要注意です。
豆乳を発酵させているから、豆乳そのものよりアレルギー症状は出ないかもしれませんが、アレルギーに油断は禁物。
大豆アレルギー、もしくはその傾向がある方は、十分注意して下さいね。
「豆乳グルト」はモンドセレクション3年連続受賞!
豆乳グルトは、モンドセレクションで優秀品質金賞を3年連続で受賞しています。
2018年モンドセレクションでは、マルサンアイの「ソイプレミアム ひとつ上の豆乳 成分無調整」が優秀品質金賞を2年連続で受賞していました。
今後も、華麗なる歴史を重ねて欲しいです。
【色】ヨーグルトのように真っ白じゃない
豆乳グルトは、ヨーグルトのように真っ白ではありません。
乳製品のヨーグルトに比べると、少しベージュがかったような色味です。
【味】酸味は少ない!食べるほど慣れてクセを感じなくなる
豆乳グルトを初めて食べる時は、豆乳の独特な風味を感じると思います。
毎日毎日食べ続けると、大豆風味も豆乳臭さも感じなくなり、慣れてきます。
私は、豆乳グルトが「普通のヨーグルトの味」のような味覚になりつつあり、時々(普通の乳製品の)ヨーグルトを食べると、すごく酸っぱく感じます。
今では、普通のプレーンヨーグルトの方が、酸っぱさに違和感を感じてしまう感じです。
ジャムを混ぜた時の味は、豆乳グルトの方がしっくりきます。
食べるほど慣れて、クセを感じなくなりました。
息子が毎日食べるワケ…乳アレルギー経口免疫療法で利用
息子は、乳アレルギー。
ジャムやチョコレートを混ぜて、毎日豆乳グルトを食べています。
その背景には、食物アレルギーならではの背景があります。
乳アレルギー経口免疫療法のため、毎日欠かさず牛乳微量(0.4g)を摂取する必要があります。
その時、牛乳だけ口に入れるには、ちょっとした問題が。
口腔内は、お腹に入る前に、乳成分が触れてしまう場所。その口腔内は、体の消化器官よりも過敏なのです。
息子は、過敏な口腔内にちょっと牛乳が触れただけで、「お口かゆい」とすぐ言います。
そのため、上手い具合に口腔内をコーティングしてくれるような食感である、豆乳グルトを利用することになりました。
毎日摂取する牛乳微量(現在0.4g)を、豆乳グルトに混ぜて食べています。
注)アレルギー専門医と相談済み
保育園給食&おやつで「豆乳グルト」はヨーグルトの代替品
実は、息子の保育園でも、この「豆乳グルト」が使われています。
保育園に入園した当初、息子はただ一人の乳アレルギー児。ヨーグルトの代替対応は「ゼリー」でした。
近所の食品スーパーでも「豆乳グルト」が陳列されるようになった頃、保育園でも「豆乳グルト」の使用が始まりました。
保育園の給食やおやつで、ヨーグルトが使われる時、乳アレルギー児の代替品は、「ゼリー」ではなく「豆乳グルト」になりました。
自宅でも保育園でも、豆乳グルトはヨーグルトの代わり。
余計な添加物が入っていない豆乳グルトは、とても重要な役割を担う食品となりました。
冷蔵庫に 5個も常備されている理由が、伝わりましたでしょうか?
豆乳グルトは、食物アレルギーがある食生活の強い味方。いつも救われています。
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