一般的な市販のカレールーは、小麦か乳成分、もしくはその両方が含まれています。
一方で、カレールーは子供向け商品も多く、アレルギー対応のカレールーも(他の食品に比べると)豊富に存在します。
そんな背景もあり、息子は小麦・乳(・ごま・ナッツ類)の食物アレルギーがありますが、カレーライスを食べ始めたのは1歳頃からです。
今回は、お世話になり続けている、永谷園のレトルトカレー・シリーズについて紹介します。
永谷園レトルトカレーは7大アレルゲン・香料着色料・化学調味料が不使用!
永谷園のレトルトカレーは、7大アレルゲン不使用、香料・着色料不使用、化学調味料不使用、シリーズが豊富…と4拍子揃っています。
商品改良して、リニューアル版で「化学調味料不使用」を謳うメーカーは多いですが、永谷園さんは息子が小さい頃から、レトルトカレーの化学調味料が不使用でした。
当時は、「該当アレルゲンが不使用だ!」と喜んでも、原材料表示を見ると、化学調味料が使用されている…そんな他社製品が多かったです。
そんな理由もあり、永谷園のレトルトカレーを選んでいます。
永谷園レトルトカレーのアレルギー物質特定原材料等27品目は?
永谷園のレトルトカレーで、我が家が愛用しているシリーズは、A-Label(エー・ラベル)とキャラクターシリーズです。
27大アレルゲンのうち、使用されているアレルゲンは「豚肉」だけです。
卵 | 乳 | 小麦 | えび | かに | そば | 落花生 | あわび | いか |
いくら | オレンジ | カシューナッツ | キウイフルーツ | 牛肉 | くるみ | ごま | さけ | さば |
大豆 | 鶏肉 | バナナ | 豚肉 | まつたけ | もも | やまいも | りんご | ゼラチン |
※原材料は、必ずご自身でご確認下さい。
「A-Label(エー・ラベル)」は賞味期間5年!非常食ストックにも
A-Labelは「卵・乳・小麦・そば・落花生・大豆」と「香料・着色料・化学調味料」を使わずにつくった永谷園の商品ブランドです。
A-Labelの商品は、食物アレルギー配慮商品です。
A-Labelのレトルトカレーは、賞味期間が製造後5年という長期保存も可能で、食物アレルギーがある人の非常食としても役立ちます。
レトルトカレーは元々、ローリングストック法として取り上げられる食品ですが、ローリングしなくても充分ストックできます。
子供が食べる場合は、「ポーク甘口」がお勧めです。
A-Labelの商品には、「ふりかけ」もあり、こちらもずっと愛用しています。
「それいけ!アンパンマン」カレーは分包で便利!初めてのカレー、カレーソースに
息子のカレーで、ルーを溶かすタイプよりもレトルトカレーが活躍していた頃、キャラクター商品には、「それいけ!アンパンマン」「妖怪ウォッチ」「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」がありました。
アンパンマン・カレーは、外食が難しい複数のアレルギーを持つ息子が、最初にお世話になった永谷園レトルトカレーです。
旅行や外食でも大活躍。フードコートや持ち込みの許可を得た飲食店で、ライスさえ注文できれば、このルーをかけて「カレーライス」を食べさせてあげることができました。
アンパンマン・カレーは、ミニパック2包入りです。カレーが2つに分割できるようになっています。
この分包が、まだ量をたくさん食べない1歳頃の子供に、とても便利でした。
成長して1包では足りなくなったら、2包まるまる使えばOK。
アンパンマン・カレーの味は、(この後に紹介する)他のキャラクターカレーよりも、甘くてまろやかな感じです。
原材料を見ると、アンパンマンカレーは野菜よりも炒め玉ねぎが多く、他のキャラクターカレーは炒め玉ねぎよりも野菜が多く配分されています。
そして、アンパンマンカレーには、ほうれん草ペーストが入っていません。これが、より一層”子供向け”な味に仕上げているのかも?
我が家では、5パックか10パックのセットでまとめ買いして、10パックは常備している状態を保ちました。
箱の中には、アンパンマン・シールが入っています。
息子は出すとすぐに貼りたがったので、「アンパンマンシールを貼って良いクリアファイル」を用意して、そこにベタベタ貼りました。
2分包をまとめて食べられるようになる頃、アンパンマンシールを喜ばない年頃になりますが、「2包のミニパック入り」という仕様の便利さは、健在です。
・白いご飯が食べきれない時、ちょっとカレーを乗せる
・おかずをちょっとカレー味にする
・外食に備えて、念のため持ち歩く
等々、ミニサイズのアンパンマンカレーは、けっこうストックが役立ちました。
「戦隊もの」カレーは、自分で選んで食欲アップ!
3歳~4歳になると男の子は、アンパンマン、機関車トーマス、新幹線・働く車(おもちゃで言うとプラレールやトミカ)への情熱が一気に下降し、戦隊もの(ヒーローもの)が大好きな子が多数。息子もそうでした。
その時にテレビで放映されているヒーローたちが、箱パッケージの絵柄です。
※息子の場合、3歳の頃「宇宙戦隊キュウレンジャー」、4歳の頃「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」
これが、子供の心をつかみます。そして、中にはシール付き、全24種。これが毎回スーパーで選んでは、「シールは何かな?」と楽しみました。
キャラクター商品シリーズのレトルトカレーの原材料は、アンパンマンカレーと殆ど同じですが、炒め玉ねぎよりも他の野菜が増え、ほうれん草ペーストが入っています。
アンパンマンカレーを卒業した子は、違和感なく移行できると思います。
※原材料は、必ずご自身でご確認下さい。
時々「戦隊もの」以外のキャラクター商品も!
永谷園の公式ホームページを見ると、レトルトカレーには、「エーラベル」「アンパンマン」「戦隊もの」という3大グループがあるのですが、時々ちょっと違うキャラクター商品が発売されます。
息子の時代には、「妖怪ウォッチ」カレーがありました。
「ポークあまくち」という味は、戦隊ものシリーズと同じです。
レトルトカレーはアレルギー児の外食でも活躍した!
私たちはよく、アレルギー対応メニューがないインドカレー屋さんに行きました。息子が産まれる前から、通っていたお店です。
妊娠糖尿病から解放されて、出産後に行こうとしてたけど、息子は食物アレルギー。子連れでの入店を躊躇していました。
暫くして、勇気を出して、息子にアレルギーがあること、アレルギー対応食品(レトルトカレー)の持ち込みについて相談すると、片言の日本語でOK!の返事。
息子は、初めて黄色いご飯(ターメリック・ライス)のカレー体験。アンパンマンカレーをかけて食べました。
それ以来、アンパンマンカレーを持って、けっこう通いました。
※ターメリックライスは、バターと一緒に炊き込むレシピもあります。
※お店によって違うので、必ず確認して下さいね。
アレルギーっ子が外食「カレー屋さん」で注文したメニュー(事例)
私たちが通ったインドカレー屋さんは、朝の仕込み時点で、小麦や乳を入れてしまうそうです。
そのため、息子は「お子様カレー」(お子さまメニュー)を注文することができませんでした。
そこで、いつも決まって注文していたメニューは、以下の3品です。
- ターメリック・ライス
- オレンジジュース
- 枝豆
これらを単品で注文すると、「お子様カレー」の価格よりも高くなりましたが、感謝の気持ちも兼ねて、息子用の「枝豆」をいつも注文しました。
ターメリックライス(単品)は、大人1人前の量(けっこう多い)です。
これに子供用のレトルトカレーを1パックかけると、少し足りません。しかし2パックでは多いです。
その場合、「戦隊もの」レトルトカレー1つと、アンパンマンカレーの1包(1/2パック)を持参すると、丁度良かったです。
近い将来、キャラクターカレーを卒業する時が来そうです。
自宅でカレーを作る時は、「アンパンマン カレールゥ」が活躍します。
これは、カレーピラフや炒め物など、子供向けの味付けにも便利です。
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