「特別支援学級」の入学式。場所・内容・参加者は?情緒学級に在籍して普通級で過ごす子の就学

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小学校の入学式。同日に「特別支援学級」の入学式もありました。

息子は普段は普通級でみんなと一緒に”普通に”過ごしますが、特別支援学級(情緒クラス)に在籍するので、支援級の新入生でもあります。

特別支援学級の入学式が、どんな様子か想像できますか?

ここで、私が体験した特別支援学級の入学式について、ご紹介します。

特別支援学級に在籍する子は、入学式どうなるの?

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小学校。息子は特別支援学級に在籍することもあり、入学式本番の前に「入学式の練習」というものを体験しました。

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不安が強くて初めてのことが苦手なので色々大変でしたが、なんとか入学式当日を迎えることができました。

さて、ここまでは、普通級の皆と一緒に”普通の”入学式を迎えるための準備でした。

つまり、『みんなに合わせるため』に奮闘しました。

ここからは、それぞれの特性を抱えながら特別支援学級に在籍する新入生だけが集合。特別支援学級の入学式を行いました。

特別支援学級の入学式の「場所」

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”普通の”入学式では、式典が体育館、先生紹介・点呼・教材配布・説明などは各教室で行われました。

解散した時は、通常級の教室にいる状態です。

解散後、特別支援学級に在籍する子と保護者は、特別支援学級の教室に移動しました。

そうなんです。特別支援学級の入学式の場所は、特別支援学級の「教室」でした!

特別支援学級の入学式の「参加者」は?

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特別支援学級に集まったメンバーは、「入学式の練習」をした時に顔を合わせたメンバーでした。

前日の練習のおかげで、お互いに既に顔見知りなので、互いにリラックスした様子で臨めました。

特別支援学級の入学式の参加メンバーは、以下の通り。
・特別支援学級の担任の先生(1年生担当の先生)
・特別支援学級の新入生
・その保護者

息子の小学校には情緒学級が複数あって、学年が同じなら同じ情緒学級1クラスにまとまる年度と、学年が同じでも他の情緒学級に分かれてしまう年度があります。

息子が入学した年は、情緒学級1年生の全員が同じ1つのクラスになりました。

だから、新入生の支援級担任は一人。

この時の入学式には、介添員(特別支援員)はいませんでした。
※支援員メンバーは、4月後半に実施される特別支援学級懇談会で紹介されました。

というわけで、特別支援級の入学式の参加者は、けっこう少人数。

こじんまりと内輪で実施した感じでした。

特別支援学級の入学式の内容(プログラム)

特別支援学級の入学式(式次第)
・挨拶
・担任の先生の自己紹介
・自己紹介(名前のみ)
・「この教室は何?」の説明
・記念撮影
・挨拶

プログラムとしては、先生の挨拶と自己紹介・児童の自己紹介・この教室の説明・記念撮影です。

挨拶・自己紹介(担任の先生)

特別支援学級の入学式は、担任の先生の挨拶から始まりました。

みんなの自己紹介

子供たちの自己紹介は、立って自分の名前を言うだけです。

みんな立派に名乗っていました!

特別支援学級教室の説明「この教室は何?」

それから先生が、この教室について説明してくれました。

息子を含め、特別支援学級の新入生にとって教室は2つ。さっきまで大勢の皆といた普通級(通常級、交流級など呼び方は色々です)と、そして今いる支援級の教室です。

さっきの大勢がいた教室は「ここが小学校の教室」「明日から授業をやるところ」と理解しているでしょうが、じゃあ僕たち数人しかいないここは何!?となる前に…

先生が、
「みんながツライなって思ったり、疲れて休憩したいなって思った時には、ここに来て休むことができます。静かなここで、少し休んでから、いつもの教室に戻ったりできます。」

と簡単に説明しました。

当の本人たちは、あまり深い事を気にしていないようでした(笑)。

※これは、入学当初~低学年までは本人も”気にしない”のですが、高学年になると特別支援学級に在籍する意味や影響について、本人も親も真剣に考えなければならない時がきます。

記念撮影

最後は、子供達だけ並んで記念撮影。

この場にはいない、特別支援学級の上級生たちが、教室のホワイトボードに飾り付けをしてくれました。「入学おめでとう」と飾られたホワイトボードを背景に、笑顔で写真を撮りました。

特別支援学級の入学式で紹介された「担任の先生」

私はこの入学式で、特別支援学級の担任の先生が誰なのか知りました。

だけど初対面は、あの「入学式の練習」で一緒に付添ってくれていた先生の一人でした!

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つまり、息子にとっては初対面ではなく「見覚えがある」「知ってる先生」という印象。不安が強い子にとっては、これがかなり安心材料でした。

私にとっても、「入学式の練習」があって良かった、特別支援学級に在籍しておいて良かった、と思える場面でした。

こうして、特別支援学級(情緒クラス)に在籍しながら、普通級で過ごす子の小学校生活がスタートしました!


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