【食物アレルギー児と小学校】給食当番どうする?牛乳配る?配膳・片付け・やらない係・できる分担…まとめ

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息子は、小麦・乳・ゴマ・ナッツ類の食物アレルギーがあります。

学校給食は代替弁当が中心ですが、食べられる給食メニューだけ提供してもらう、というアレルギー対応をとっています。

では、給食で該当アレルゲンを含むメニューが出た時に、給食当番だったらどうしましょう?

今回は、学校給食における「給食当番」について、まとめました。

食物アレルギー児は給食当番をやらない?

食物アレルギーがある場合でも、給食当番をやるのか?と言えば、答えはYESです。

皆と同じように、給食当番が回ってきます。

息子は、小麦・乳/乳製品・ゴマ・ナッツ類のアレルギーで、アナフィラキシー経験がある「重度」レベルですが、毎回、給食当番をこなしています。

だけど、給食当番で「おかずの配膳」をやるか?と言えば、答えはNO。

給食当番の内容(担当する係)は、かなりアレルギーに配慮されています。

食物アレルギーがある子の給食当番内容

アレルギーがある子が給食当番をやる場合、その内容はアレルギーレベルやアレルゲンによっても異なります。

息子の同級生には、アサリアレルギーの子がいますが、給食当番は普通にこなしているそうです。

重度の杉アレルギーのため、普段ゴーグルを付けている友達もまた、給食当番は特別な配慮なしでこなしているようです。

息子の場合は、給食当番で担う役割について、アレルギー対応の配慮がされています。

息子が実際に担当した給食当番の内容
・「小袋ふりかけ」を配る
・「小袋ジャム」を配る
・「パック牛乳」を配る

・「ししゃも」を1匹ずつトングで配る

担任の先生の指示のもと、触っても握っても内容物が手に付着しない、パッケージ食品を配ることがほとんどですが、該当アレルゲンを含まないメニューを配膳した経験もあります。

パッケージ商品である「小袋ふりかけ」や「小袋ジャム」など、主食のお供となる食品は、トレーを持って並ぶ子供たちが「自分で取ってトレーに乗せる」という配膳スタイルの日もありました。

だから、息子が必ず配布を担当するというワケではないですが、給食当番の日は、息子ができる仕事を割り当てられます。

息子は、皆と同じように給食当番の「白衣」を着て、アレルゲンに触れない配膳を担当しています。

乳アレルギーでも「パック牛乳」を配る?片付ける?

【小学校給食とアレルギー対応】牛乳パックを開く作業がある!乳アレルギーなら給食後も注意

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息子は乳アレルギーですが、給食当番で「パック牛乳」を配っています。

しかし、乳アレルギーなので、パック牛乳の「片付け」の際には、注意を払っています。

息子は「年間通じて牛乳の提供は停止」というアレルギー対応をとっています。乳アレルギーである自分に対しては、パック牛乳を配りませんが、他の子に配り、他の子が飲み、他の子が片付ける時には、飛び散る牛乳に触れないように気を付けています。

皆が牛乳パックのリサイクル作業として、牛乳パックを開く時、その場所には近づかないようにしています。

こぼした牛乳や飛び散った牛乳を雑巾で拭き取るのは、周囲を汚した当人の役目です。

息子は、パック牛乳の後片付けである「牛乳パックを開く作業」をやらないので、牛乳を雑巾で拭き取る役目を担うことはありませんが、学校によっては「食後に雑巾で食べこぼし等をふきとる担当」が、給食当番の係として分担されていることもあるので注意が必要です。

また、未開封の牛乳パックさえ、触れることにシビアな重レベルの場合、学校側と給食当番の役割について話し合う必要があると思いますので、事前に情報共有することをお勧めします!

給食後の「雑巾がけ」(食べこぼし片付け)はヒヤリハット注意

息子の小学校では、給食当番が使う共有の雑巾はなく、担任の先生がアルコール消毒しながら共有雑巾で机上を拭いています。

新型コロナウイルス等の感染症防止対策で、このような片付け体制がニューノーマルになるかもしれませんが、給食後の雑巾がけは、要注意です。

食物アレルギー児本人が雑巾に触れて痒くなるリスクが減っても、先生や他の子が使っている共有雑巾にアレルゲンが付着していれば、アレルギー児の机にアレルゲンが付着する可能性もあります。

重度アレルギーの子は、給食前・給食中だけでなく、給食後の「雑巾がけ」「片付け」にまで注意を払う必要あり。

給食後にどのような片付け対応をとっているのか、担任の先生と、事前に話し合って情報共有しておくことをお勧めします!

アレルギーレベルに合わせて給食当番の内容を決めよう

【学校給食の食物アレルギー対応・就学準備】いつ誰に何を聞く?アレルギー面談内容と確認事項まとめ

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地域(自治体)によっては、食物アレルギー対応のガイドラインで「給食当番」について触れている所もあり、その慎重さは地域差があります。

学校によっては、「アレルギー児に給食当番はやらせない」場合もあると思います。

アレルギーがある子は、入学前後のアレルギー面談や個人面談の時に、給食当番の内容についても確認するのがベストです。

もしも私のように、入学時アレルギー面談のタイミングで、色々な確認を失念した場合でも大丈夫。その後の個人面談や連絡帳でのやり取りで、確認し忘れた「アレルギー対応の心配事」を確認できました。

息子は、マルチアレルギーゆえに、いつも給食のほとんどのメニューが代替弁当。皆のように、全部の給食メニューを取り分けてもらえないのは仕方ないけど、みんなと同じように給食当番が回ってくるということが、とても嬉しそうです。

息子の場合、アレルギー経口免疫療法が少し進み、小麦で「うどん換算0.6g~0.7g」牛乳で「0.4~0.5g」までは口に入っても、アレルギー症状は出ません。ゴマやナッツ類は「0.1g以下」の段階で停滞中ですが、それを含有する給食メニューは配膳しない。

そういう状況を考え、給食当番は問題ないと判断しました。

給食当番の白衣を着て、自分ができる配膳は手伝う。これを誇らしげにやっている姿を見ると、「給食当番はできません」ではなく、「アレルギーでも給食当番で出来ることはありますか?」と、事前に担任の先生と話して良かったと思います。


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