あの「無印良品」が、小麦・卵・乳不使用のお菓子を発売したのをご存知ですか?(2020年新発売)
小麦・卵・乳アレルギーがある人には、是非お勧めしたいこの商品です。
息子は小麦・乳・ゴマ・ナッツ類のマルチアレルギー。早速、実食しました!
ラインナップは2パターン×3つの味で全6種類
無印良品の「小麦・卵・乳不使用のお菓子」は、今のところ全6種類。
「サブレ」と「スティックサブレ」の2パターンがあり、それぞれ3つの味がラインナップされています。
「サブレ」の味は、プレーン・ほうじ茶・ココアの3種。価格は各290円(税込み)。
「スティックサブレ」の味は、プレーン・にんじん・ほうれん草の3種。各250(税込み)です。
「小麦・卵・乳不使用のお菓子」サブレの原材料とアレルギー情報
パッケージの裏面に、原材料とアレルギー情報が掲載されています。
原材料欄を読むだけで「低アレルゲン」であることが分かり、息子も食べられる!という想いでワクワクしました。
無印良品の食品関係のアレルギー情報は、文字囲み・日本語表記+英語表記で明記されており、とても分かりやすいです。
しかも、原材料は全体的に(比較的)シンプル。素材の味が活きている点も良いですね。
このサブレの場合は、小麦・卵・乳を使わず「米粉」「コーンスターチ」「大豆粉」「米ぬか」をベースに作られていました。
※「米粉」と「米ぬか」は国産です。
「スティックサブレ」の原材料・アレルギー情報
「プレーン スティックサブレ」
米粉(国産)、コーンスターチ、食用菜種油、大豆粉、砂糖、米ぬか、食塩(一部に大豆を含む)
※含まれるアレルゲン:大豆
「にんじん スティックサブレ」
米粉(国産)、コーンスターチ、食用菜種油、大豆粉、砂糖、米ぬか、食塩、にんじんパウダー、トマトパウダー(一部に大豆を含む)
※含まれるアレルゲン:大豆
「ほうれん草 スティックサブレ」
米粉(国産)、コーンスターチ、大豆粉、食用菜種油、砂糖、米ぬか、食塩、ほうれん草パウダー(一部に大豆を含む)
※含まれるアレルゲン:大豆
スティックタイプのサブレは3種類とも、アレルギー特定原材料等28品目のうち「大豆」を含みます。
「サブレ」の原材料・アレルギー情報
「プレーン サブレ」
コーンスターチ(国内製造)、米粉、食用菜種油、大豆粉、砂糖、アーモンドパウダー、食塩(一部にアーモンド・大豆を含む)
※含まれるアレルゲン:アーモンド、大豆
「ほうじ茶 サブレ」
コーンスターチ(国内製造)、米粉、食用菜種油、砂糖、大豆粉、アーモンドパウダー、ほうじ茶パウダー、食塩(一部にアーモンド・大豆を含む)
※含まれるアレルゲン:アーモンド、大豆
「ココア サブレ」
コーンスターチ(国内製造)、米粉、食用菜種油、砂糖、大豆粉、アーモンドパウダー、ココアパウダー、食塩、キャロブパウダー(一部にアーモンド・大豆を含む)
※含まれるアレルゲン:アーモンド、大豆
クッキータイプのサブレは3種類とも、アレルギー特定原材料等28品目のうち「大豆」「アーモンド」を含みます。
カリっと素朴な食感!「スティックサブレ」の特徴
スティックサブレは、「スティック状の固焼きビスケット」という感じです。
1袋の内容量は、30g。
私が開封したパッケージ1袋には、スティックサブレ「9本」が入っていました。
食感は「固い」
バターと卵を混ぜればサクサクに焼きあがる小麦粉クッキーと違って、米粉クッキーには食感の課題がありますよね。
自分で米粉クッキーを作ってみて実感したのが「米粉だけじゃ固くなる」ということ。米粉は水分が飛べば飛ぶほど、焼き上がりはカリカリになりました。
一方、アーモンドパウダーを混ぜると、焼き上がりがしなやかに。
この後に登場する、クッキータイプの「サブレ」がサクサクなのは、アーモンドパウダーと大豆粉が配合されているからだと思います。
こちらの「スティックサブレ」は、アーモンドパウダー不使用。そのせいか食感はけっこう固めでした。
クッキーだと思って食べちゃダメ!
噛んで味わう、スティックビスケットですね。
素朴な味わい、素材が生きた味
素朴な味わいに慣れている息子は、「美味しい」と言って何本も食べていました。
「調味料(アミノ酸等)」で味付けされた、濃い味のお菓子に慣れてしまうと、このスティックサブレはかなり薄味に感じると思います。
スティックサブレは、噛めば噛むほど素材の味を感じる、素朴な味わいです。
にんじんスティックサブレは、「にんじん」よりも「トマト」の風味を感じました。
甘みはかなり控えめ。原材料の羅列(配合量の多い順)で、「砂糖」の出番がトップ3に来ないクッキー類は珍しいです。
ほうれん草スティックサブレ、にんじんスティックサブレは、その素朴さを味わうのがお勧め。
プレーンスティックサブレは、濃いめに淹れたコーヒーと一緒に、クリームチーズをディップしながら味わうと最高でした。
お子様は、チョコホイップや生クリームを付けて食べるのはいかがでしょう。
※ポッキーやプリッツより全然固いので、固さに慣れて&気を付けて。
乳アレルギーの息子は、そのままボリボリ食べるのがお気に入りです。
持ちやすい大きさ
スティックサブレは、長細い形です。
メジャーで測ってみると…
縦(長辺)約5cm、横(短辺)約1.5cm、厚さ約0.5cm
でした。
つまんで「ディップする」のに調度良い大きさです。
小麦粉クッキー(ビスケット)に近い食感!「サブレ」の特徴
サブレは、「クッキー」のような感じです。
1袋の内容量は、40g。
私が開封したパッケージ1袋には、サブレ「10枚」が入っていました。
食感は小麦粉ビスケットに近い
スティックサブレと違い、こちらのサブレは「サクッ」とした食感です。
小麦粉クッキーに近い感覚はありますが、あのホロホロと崩れ落ちる感じは弱い。「クッキー」というより「ビスケット」に近いと思います。
かじった時はクッキー、噛むごとにビスケット、という感じです。
甘さはかなり控えめ
スティックサブレと同様に、甘さはかなり控えめです。
私としては、スティックサブレの「甘さ控えめ具合」は見た目から想像通りだったので、こちらのサブレの方が予想以上に「甘くない」印象でした。
市販の小麦粉クッキーの原材料表示では、小麦粉の次に「砂糖」が来るパターンが多いので、その甘さと比較すると断然「甘くない」です。
甘くない分、プレーンサブレはお米の風味、ほうじ茶サブレは茶葉の風味、ココアサブレはココアの風味を楽しむことができます。
大きさはクッキーサイズ
サブレの大きさは、丁度良いです。
縦(長辺)約3.5cm、横(短辺)約2.5cmほどの大きさです。
程良く厚みがあって、美味しそう。サブレの厚みは、約0.5cmでした。
チョイ食べ・持ち歩き・保存も便利なパッケージ仕様
無印良品の「小麦・卵・乳不使用のお菓子」シリーズは、パッケージ仕様も優れています。
まず、開けやすい。ハサミを使わなくても、まっすぐキレイに開封することができます。
パッケージ裏面にある「ツマミ」を右に引くだけです。
それから、保存ジッパー付き。
グミやラムネなどのお菓子は、一度に食べ切らないことが前提で、保存ジッパーが付いたパッケージも多いですが、クッキー類で保存ジッパー付きは珍しいです。
そして、マチ付きのアルミパウチで、自立できる。
しっかりしたアルミパウチ素材で、子供がガツっと掴んでも中身のお菓子が割れません。
パッケージの底にマチがあって、自立します。
一度に食べ切らない時に、保存ジッパーを閉めて密閉し、テーブル上やストック棚に立てておけるので便利です。
※中に、品質保持剤(脱酸素剤)が入っています。
無印良品公式サイトの「原材料・アレルギー情報」確認方法
無印良品の「小麦・卵・乳不使用のお菓子」シリーズは、店舗の食品売り場はもちろん、無印良品の公式サイトで購入(ネット通販)できます。
ネット通販の場合、商品を直接手に取って「原材料」「アレルギー情報」を確認できないため、必ず画面表示された情報を確認しましょう。
ただ、無印良品の商品ページは、「原材料」と「アレルギー情報」がどこに書かれているのか分かりずらいです。
◆「無印良品」公式ページ
「菓子・製菓材料」- 「菓子」-「小麦・卵・乳不使用のお菓子」
商品ページには直接表示されていないため、もう1ステップ、ページを進む必要があります。
各商品ページで、
配送料無料 ネットストア限定、対象商品5,000円以上で配送料無料 |
と書かれた下にある、
『商品表示情報(原材料・アレルギー・製造所固有記号等)』
の部分をクリックします。
すると、商品パッケージ裏面の画像が、pdf形式で表示されます。
ここに、原材料とアレルギー情報が書かれているため、購入前に情報を確認することができます。
無印良品「小麦・卵・乳不使用のお菓子」サブレ まとめ
無印良品のお菓子類は、もともと食物アレルギーがあっても食べられる商品がたくさんあります。
更にここに、「小麦・卵・乳不使用のお菓子」というカテゴリー商品が追加されたことは、とても嬉しいです。
このシリーズが発売されて以来、私は商品の虜となり、何度も店頭に足を運び、何度もネット通販で購入しています。
そこで1つ言えるのが、高い確率で「ココアサブレ」が売り切れ!
全6種類のうち、子供受けが良いのは断トツで「ココアサブレ」だと思うので、納得の結果です。
そして陳列状態やオンラインショップの在庫情報から、「スティックサブレ」より「サブレ」の方が売れている傾向が分かります。
そんな需要を踏まて供給量を調整しつつ、品切れ状態が解消されれば良いな~と強く思います。
この、アレルギーっ子にとって貴重な商品が、欲しい時に欲しいだけ購入できますように!
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