離乳食11日目で、粉ミルク&麦茶によってアナフィラキシーショック症状を起こした日から、1週間が経過しました。
血液検査の結果が分かりました。
アナフィラキシーショック後の様子をまとめながら、食物アレルギー対策について考えていきたいと思います。
肌がキレイに!アナフィラキシーショック翌日の様子
病院でステロイド薬が入った点滴を受けた影響だと思いますが、息子の肌はとてもキレイでした。
息子は産まれた時から、湿疹がひどく、私はノイローゼになりそうなくらい悩んでいました。
肌を清潔に保ち、神経質なほどに保湿を心がけ、処方されたステロイド薬をちょんちょんと塗る毎日。
いつも、頬・耳下・アゴ・首回りを中心に、赤みやかゆみがあって、「乳児湿疹」という一言では片づけられない。どうしたら良いか分からない、という状態でした。
それが、どうでしょう。
息子の顔は、赤みがおさまり、とってもキレイ。
やはり、あの”しつこい湿疹”は、アレルギーに関与していたに違いない!
点滴によるステロイド剤が効いたせいで、肌の赤みも引いていました。
どうする!?アナフィラキシーショック後の離乳食
アナフィラキシーショック時のアレルギー検査(血液検査)の結果が分かるまで、新しい食材を増やすことができません。
始めてばかりの離乳食は、しばらく「お粥のみ」です。
麦茶は、アゴに付くと肌がただれてしまうことが分かっています。
麦茶は、様子を見ながら試します。
実際の「お粥だけの離乳食メニュー」は、別記事にまとめました。
衝撃のマルチアレルギー!血液検査の結果が判明
アナフィラキシーショックから1週間後、アレルギー検査の結果が分かりました。
<検査項目> | <クラス> |
ミルク | 3 |
卵白 | 4 |
小麦 | 2 |
ゴマ | 3 |
大豆 | 2 |
食物アレルギーは、数値(クラス・レベル)と、実際に食べた時の症状の強さは比例しません。
しかし、この時点で、「乳・卵・小麦・ごま・大豆」の食物アレルギーが陽性でした。
今後、実際に食べて検査をする「食物アレルギー経口負荷試験」を行います。
粉ミルクと麦茶を飲んだ時に、アナフィラキシーショック症状になったため、乳(ミルク)が陽性になるのは想像通りです。
しかし、それ以外が…。
ミルクと合わせて5つとは!!
あらかじめ、検査項目に含まれいないアレルゲンは沢山あるから、まだまだ未判明のアレルギーはあるかもしれない。
少なくとも5つのアレルゲンが陽性。
「乳」「卵」「小麦」「ゴマ」「大豆」・・・これらを除いて、何を食べたら良いのでしょうか?
「ゴマ」アレルギー陽性に唖然!するも心当たりが
このアレルギー血液検査の結果が分かった日の朝食でも、食パンにゴマペーストを塗って食べていました。
ごまアレルギー陽性の結果には、ゴマアレルギーを初めて認識して驚くも、「自分の食べ過ぎ」という心当たりもありました。
母親(母乳のため)の完全除去は必要か?
赤ちゃんに母乳をあげている以上、母親のアレルギー対応が気になります。
アナフィラキシーショック対応とアレルギー検査でお世話になった病院の医師によると、「母親がアレルゲンを完全除去する必要はない」とのことです。
ただし、母親がアレルゲンを摂った後の授乳で、明らかに皮膚症状などが現れる場合は、母親も当アレルゲンの摂取を控えていくように、とのことでした。
母親である私が、小麦・乳・大豆・卵を完全除去するまではしませんが、授乳中は「ゴマ」は控えた方がいいのか?
そういう疑問や医師からのアドバイスは、根拠を知らないとその対応に迷いが生じてしまいます。
食物アレルギーと「経皮感作」の仕組みを知ることで、医師のアドバイスも根拠のあるものに聞こえてきて、自分の中で浮上した疑問に対しても、答えを見出すことができました。
アトピー性皮膚炎の疑い!食物アレルギーとの深い関係を知る
今回のアナフィラキシーショックでお世話になった病院で、「アトピーの疑いあり」と診断されました。
アトピー性皮膚炎は、食物アレルギーとも深く関係しています。
IgE抗体を作りやすい体質、バリア機能の強弱、免疫の強弱などの素因が同じだから、併発しやすいだけでなく、互いの症状に影響します。
食物アレルギーがアトピーを悪化させたり、アトピーが食物アレルギーを誘発(皮膚感作)したり。
現に、息子のアトピー症状が悪化するのは、ミルクや麦茶を飲んだ時でした。
アレルゲンを口にした時・付着した時、疲れている時・体調が悪い時などに、アトピー症状も悪化します。
アトピーと食物アレルギーの深い関係性を知りました。
食物アレルギー対策においても、状態の良い皮膚を保つことが超重要!と認識した上で、アレルギー対応に挑むことになります。
食物経口負荷試験でアレルギー症状レベルを明確にする
今後、食物経口負荷検査を受けて、実際に何をどれくらい食べたら、どれくらいの症状が出るのか、検査していきます。
離乳食を進めるためにも、保育園の入園を目指す上でも、子供の健康&将来のためにも、現状把握が重要です。
可能であれば、少しずつでも「完全除去」を解除していきたい。
まずは、「小麦」と「大豆」の食物経口負荷検査に挑みます。
「小麦」と「大豆」どちらかが摂取できれば、食事(離乳食)の幅が広がります。
食パン、うどん、豆腐、納豆、油揚げ。
日本人なら食べさせてあげたい食物ばかりです。
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