5歳児連れの函館旅行の前半は、「ラビスタ函館ベイホテル」に連泊しました。
異国情緒あふれる街に立つ好立地
ラビスタ函館ベイホテルは、函館空港から車で約20分ほどの所にありました。
金森赤レンガ倉庫がすぐ近くにあり、函館山にも近い好立地です。
私たちが行った時は、外壁レンガ部分の改修工事がされていました。
工事用の足場で囲まれている部分があり、駐車場の入り口が分かりにくいです。工事中に訪問される方はご注意下さい。
くつろぎのコーヒータイムを…大正ロマンあふれるロビー
1階ロビーは、仄暗い室内で間接照明の明かりが映えます。
レンガの壁に囲まれたロビーは、大正ロマンあふれる空間です。
中央には「大きなのっぽの古時計」を彷彿させる振り子時計がありました。
その奥にも椅子やコーヒーテーブルが並びます。函館観光の資料をゆっくり読むのに最適でした。
このロビーには売店が直結。北海道限定お菓子やホテル限定お土産などが購入できます。
私は、食物アレルギー持ちの息子に、ポテトスナック菓子を買いました。
ラビスタ函館ベイホテルのロビーでは、ホットコーヒーが無料で振る舞われています。
大正ロマンを感じながら、ホットコーヒー片手に、ここまで辿り着いた疲れを癒す。最高です。
客室は6タイプ!幼児連れにお勧めの部屋は、意外にも”デラックスツイン”
客室に向かう廊下も、大正ロマンがイメージされた感じ。落ち着いて静かな空間です。
ラビスタ函館ベイホテルには、シングル・ダブル・ツイン・デラックスツイン・和洋室・特別室の6タイプの客室があります。
私が、宿泊先の部屋タイプを選ぶ時、注目(優先)している条件は、
- (すぐに疲れる&寝そべるのが好きな息子のため)幼児がゴロゴロできる場所が、ベッドの上意外にあるか。
- (感覚過敏な自閉症スペクトラム障害の息子のため)ベッドからテレビの画面が見えにくく、テレビの音が聞こえにくいか。=夫がテレビを見ていても、息子がベッドで寝ることができるか。
です。
予約する時、最初に狙っていたのは、条件に合いそうな「和洋室」。ベッドがあるエリアの奥に畳エリアがあり、テレビは畳部屋の方にあります。起きている間は、畳でゴロゴロできる!
しかし満室…。
予約できませんでした。
妥協して予約したのは、「デラックスツイン」。今回、連泊する部屋です。
5歳児がゴロゴロできるのは、ベッドの上だけか。
と、半ば諦めた気持ちがあったのですが・・・
なんと「デラックスツイン」は、ベッドルーム手前で靴を脱ぐタイプだったのです。
手前の洗面&バスルームのエリアは、靴かスリッパの着用が必要ですが、奥のベッドルームは、靴下(or素足)のまま歩いたりくつろいだりできる作りでした。
洋室に、ベッドとソファが置いてあるような感覚です。ゴロゴロしたければ、(もう靴下姿なので)そのままゴロ~ンとベッドに飛び込めば良い。
写真右には、息子が裸足でベッドに飛び込んでいる様子が写っています。
一段高くなった和室部分(畳エリア)の前でスリッパを脱ぐよりも、子供にとっては、こっちの方が良いじゃん!と感じました。
洗面所・バス・トイレは、和洋折衷モダンな感じ
洗面所は、ダークブラウンを基調にした落ち着いた感じです。
鏡と洗面ボールが、一体化しておらず、それぞれが独立したはめ込み型で、お洒落な印象でした。
お風呂(室内バス)は、扉が半透明ガラス。はめ込み式のユニットバス感は感じられず、シャワーヘッドも素敵です。
トイレも清潔で、落ち着いた色調でした。
クローゼットやアメニティも高評価!
クローゼットは、ベッドルームの手前にありました。
スプレー消臭剤も置いてあって、ホテル側の気遣いを感じます。
クローゼットが「扉の中」じゃない!・・・という設置方法が、私にとってはポイント高い。
私は、いったん着用した上着を締め切った扉の中にしまい込むのが嫌なのです。
だから、よくある、スライド式の扉が付いたホテルのクローゼットでは、スライドドアを1箇所に重ねて、扉を開けたままにしています。
ラビスタ函館ベイホテルでは、そんな対応不要。手すりの部分だけ設けられた、風通しの良いクローゼットでした。
1泊につき、大人一人につき、ペットボトル(500ml)の水が1本、サービスで提供されました。
各部屋に置いてあるドリップコーヒーセットは、コーヒー豆からミルで挽くタイプで本格的。
そして、このコーヒーコーナーには、(洗面所とは別に)水道が完備されていました。洗面ボールも和風モダンな感じです。
コップや水筒を軽く洗ったり、やかんに入れる水もここから注いだりできます。とても便利でした。
温泉大浴場に向かう時、手荷物を入れるためのカゴも可愛い。
ホテルのロゴが付いたビニール袋を用意している施設は多いですが、手提げバッグが用意されているのは嬉しいポイントでした。
部屋着も良かったです。
上下別々のタイプで、色は黒。脱着しやすく動きやすい。
子供サイズもあります。息子(5歳児)も身長を申告して、ぴったりサイズの部屋着を貸してもらいました。
小さい子が着ると、忍者みたいでかわいいです。
百万ドルの夜景で贅沢に…大浴場の天然温泉は最上階の展望
※写真撮影ができないエリアです。
最上階に位置する大浴場「天然温泉 海峡の湯」は、お湯だけなく贅沢な眺望。
夜は百万ドルと称される夜景を見ながら、朝は函館山を見ながら、身も心も癒されます。
そして、子連れだと「ゆっくりお風呂に入れない!」悩みが付き物ですよね。
ラビスタ函館ベイホテルには、この「天然温泉 海峡の湯」から出た後も、ゆっくりできるエリアが設けられていました。
まず1つが、「女子浴場」側に設けられたパウダールーム。
パウダールームには、デトックスウォーターのような、フルーツとフルーツ酢を漬け込んだ水のボトルが置いてあって、自由に飲むことができました。
窓際にソファが置いてあって、「ちょっと酸っぱい美味しい水」を飲み、夜景を見ては何かを発見。親が髪の毛を乾かす間、そんな感じで待っててもらえました。
もう1つは、涼み処「そら」という場所です。
函館山や赤レンガ倉庫群の夜景を見ながら、涼むことができる素敵な一角です。
無料でアイスが食べ放題。
大人は景色を味わい、子供はアイスを味わいながら、ゆっくりできます。
※息子は、乳アレルギーなのでアイスは食べられませんでしたが、紙コップに入れた水を何杯もおかわりして、ご満悦でした。
”函館山”側の部屋、朝食「北の番屋」の和洋ブッフェなどお勧め満載なホテル
今回連泊したラビスタ函館ベイホテルは、部屋も設備も温泉も食事も大満足でした。
部屋は、自分に合った客室タイプを選びつつ、不動の人気「函館山側」がお勧めです。
朝起きると、窓の外には、金森赤レンガ倉庫群と函館山が望めて素敵ですよ。
食事は、噂の「北の番屋」で、宿泊者限定の和洋ブッフェが外せない!
次回、アレルギー児のブッフェ内容と共に、「北の番屋」の様子をレポートします。
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