スクール側と模索しながら、なんとか続けていくこともできたかもしれません。
でも、5か月経った時に、退学を決意しました。
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辞め時を見極める!退会申し出の翌月まで月謝はかかる

退学の事務手続きの兼ね合いで、翌1か月分の月謝がかかってしまいます。
そのため、退学を申し出ても、翌1か月末まで通うことができました。
親の視点からすると、月謝が無駄にならない方向に持って行きたい-。
しかし、あえて翌月はまるまる通いませんでした。月謝1か月分は、無駄にすることを選びました。
毎週毎週、連れて行くのも大変で、私自身も苦痛でした。
模索を続けながら、あの手この手で息子を教室に入れようとしてくれる方法は、変化が苦手な子にとって全く意味なし。
この教室と息子の愛称は悪かった、と思うようになった時が「辞め時」でした。
変化にすぐに馴染み、先生・やり方・雰囲気が変われば何とかなりそうなお子さんであれば、月謝が有効なギリギリの期間まで様子を見ても良いのかもしれません。
本人が嫌がる状態で通う意味はない
もしも、無料体験レッスンの時、嫌がったり泣いたりしていたら、間違いなく入学はしませんでした。
まだ3歳という年齢で、嫌がるのに習い事をさせる気など、始めからさらさらなかったのです。
ネイティブ講師が、ぐずる息子に対して、時にはイライラして、肩に担ぎあげて移動させたりすることもありました。
そんな恐怖を与えるために、通っているのではないのです。
手を引くならともかく、抱き上げて教室に入れるなんて、全く無意味・悪影響。
本人が嫌がる状態で通う必要は全くない。
英語は、この先どこかで違う形でスタートすれば良いのだから・・・と思いました。
一貫性のない個人対応(配慮)が続いても意味がない
スクール側が(というより事務担当の思い付き?で)、息子のためにいろいろ考えて対応してくれるのは有難かったです。
しかし、ある日は私(親)も一緒に入室が許可され、ある日は外に出ろと言われる。
一緒に教室に入る経験をしてしまった息子は当然、次からも「一緒に入りたい」と言うし、ダメと言われれば混乱して自分も教室から出てしまう。
他の生徒さんだって、「この子は泣いちゃうから親が片隅で見ている」と一貫性があれば、納得できるのだと思う。でも、いつも状況が違うから戸惑ってしまう。
1人で教室に入れない時は、授業中、息子と二人でずっとロビーにいました。
放っておくと、教室の中が気になって、自分でドアの近くで見ていました。そのまま放っておけば、いつか「入ってみる」と言い出すと思っていました。
なのに、
ある日突然担いで入れようとする。
中で泣いててもいいと言われたのに泣くと教室から追い出される。
とにかく一貫性がなさすぎる!
これが、悪循環なのです。
毎回毎回、事務担当者に息子の特徴を伝えても状況は良くならず、もう無理でした。
英語を嫌いになってほしくない
これが一番大きい理由です。
シェーン英会話スクールの、この教室では上手くいかない。でも絶対に、イコール英語を嫌い、とはならないで!
英語が嫌なんじゃなくて、お母さんと一緒に入れない・目まぐるしくて集中できない・突発音がちょっと怖い・理由が分からないのに変な色で塗り絵するように言われる・etc・・・が、主に嫌な原因でしょう。
でも、発達凸凹(いわゆる発達障害・自閉症スペクトラム傾向)3歳~4歳では、状況や気持ちをうまく整理できません。このままでは、「この嫌な感じ=英語」になってしまうでしょう。
英語を嫌いになることは、本末転倒なのです。
シェーン英会話スクールを退学して

そんな5か月間でも、息子は、担当だった男性ネイティブ講師のことが好きでした。
担当ネイティブ先生がお休みで、代わりの先生が来た時、さらに授業にはなりませんでした。優しい女性の先生で、むしろ落ち着いた雰囲気で授業ができるのに、です。
息子なりに頑張って通って、先生からもらったポイントシールは、18個。
レッスンの間ずっと教室に入れなくて、私と一緒にロビーでぐずぐずしていた日は、シールがもらえなかった事もあるので、通った回数は20回くらいです。


母親に対して、とっても強いこだわりを持っている母子分離不安の息子。
彼にとって、お母さん無しで異次元のイングリッシュルームに入ることは、一大事だったようです。
無理強いせず、少しずつ、お母さん離れできるように、工夫していきたいです。
シェーン英会話スクールを退会して2か月後-。
新たな習い事に出会います。
